第3の国民車はLPG燃料車に、と提起

(マレーシア)液化石油ガス(LPG)の販売を手がけるマレーシアで7番目の事業者アスタナ・シティー・グループが、第3の国民車をガソリン車ではなく、LPG燃料車にするよう提起している。同グループのニク・ファリーズMDによれば、2018年に同グループは通産省にその提案をおこなった。
 提案をおこなった理由のひとつとしてニクMDは、「LPGはより経済的で環境にやさしいので、日本ではタクシーにLPGを使用するよう政府が義務づけている」ことをあげた(注:実際には、義務づけの事実はない。日本のタクシーの大半をLPG燃料車が占めているのは事実)。

日本や韓国で成功

 ニクMDはまた、「LPGは炭素排出量をガソリンより20%少なくすることができる。日本や韓国で成功を収めているLPG燃料車をマレーシアにも作り出して採り入れようではないか」と呼びかけた。
 民間部門が投資の大半を担う第3の国民車構想の原案作成は今年第一四半期にも着手される見込み。
 ニクMDによれば、第3の国民車をLPG燃料車にするというアイデアは、同グループが韓国の現代BSアンドE社やタイのPAPエコン社と戦略的提携を結んだ結果出てきたものだという。 

LPG補給ステーション

 同グループはまた、第3の国民車構想をにらんで全国にLPG補給ステーションの設立を計画、2018年10月にステーション建設申請を提出し、政府の反応を待っているところだ。
 18年11月に財務省からLPG取り扱い補助金を受けた同グループはこのほど、現代BSアンドE社と共同で製作した14キロのLPG ACガス複合シリンダーの発売を開始、1月14日にマハティール首相を主賓に招いてお披露目式をおこなった。
(1月14日ベルナマ通信)

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セランゴール州の投資目標額は75億リンギ

(マレーシア)セランゴール州のテン・チャンキム投資・産業・貿易・中小企業担当行政議員によれば、2018年9月末時点で同州の認可投資額は82億リンギに達し、18年の認可投資額目標70億リンギを上回った。製造業、飲食業、電機・電子部門が主要な投資分野だった。
 一方、インベストメント・セランゴールの会長でもあるテン議員は、同州は19年の認可投資額目標として75億リンギを設定していると語った。中国と米国間の貿易紛争の影響などで世界経済に不安定な状況が漂っていることから、投資目標額を控えめに設定したという。
(1月15日スター)

ペナン国際空港利用の外国人が15%増加

(マレーシア)ペナン州のチョー・コンヨー州首相によれば、2018年にペナン国際空港に到着した外国人は17年の1546万人の15・21%増となる1782万人だった。また18年に同空港を利用した乗客総数は、17年の7232万人を7・59%上回る7780万人だった。
 チョー州首相は、年間乗客処理能力650万人の同空港の容量を超えているとして、空港の拡張を早急におこなう必要性があると強調。州政府は連邦政府や関係者が拡張に乗り出すのを待っていると語った。
 空港の管理運営にあたるマレーシア・エアポーツ・ホールディングスがかつて、同空港の乗客処理能力を1200万人にまで引き上げる拡張計画を打ち出したが、最終決定にはいたっていない。

国際線の便数が22%増加

 なお、ペナン国際空港の外国人利用者増の背景には、国際線のペナン就航便が18年11月時点で前年の週合計232便から283便に、21・9%増えたことがある。18年に新たに就航したペナン路線としては、エアアジアのハノイやプーケットからの便、カタール航空のドーハからの便、マリンド航空のバンダ・アチェや中国・南寧からの便、シティリンクのジャカルタとスラバヤからの便がある。
 また香港やドーハ、台北、プーケット、ジャカルタとペナン間を結ぶ路線の便数が増加したことも、全体の就航便数の底上げの一因となった。
(1月14日マレー・メール)

パンダの2匹目の子ども、1歳に

(マレーシア)2014年に中国からマレーシアに10年間の契約で貸与されたジャイアント・パンダ、リャンリャンとシンシンの間に生まれた2匹目の子どもが1月14日、クアラルンプール郊外のズー・ネガラ(国立動物園)で1歳の誕生日を迎えた。

愛称「アディック」

  まだ正式名称が決まっていないこのパンダの子どもが飼育されているズー・ネガラ内のジャイアント・パンダ保護センターでは、多くの入場者が見守る中、氷やタケノコ、ニンジンなどでつくられたケーキが用意され、誕生日を祝う雰囲気で満ちた。
 ただし、パンダの子どもはニンジンを数本かじっただけで、疲れたのかすぐに眠りに入ってしまった。「アディック」の愛称で呼ばれている現体重34キロのパンダの正式名称は、政府の決定後に発表される予定。

あと1年ほど

 リャンリャンとシンシンの間には2015年8月に最初の子ども(雌)ヌアンヌアンが生まれたが、生後2年を経たら中国に戻すという中国とマレーシア政府間の合意に基づいて17年に中国に送られている。この合意に基づけば、2匹目の子どもがマレーシアで見られるのもあと1年ほどということになる。
(1月15日ベルナマ通信)

ペラ州、2地域を狂犬病流行地域に指定

(マレーシア)ペラ州獣医サービス局は1月14日、タイピン(Taiping)とブキ・ガンタン(Bukit Gantang)の2地区を昨年末、狂犬病流行地域に指定した。
 これは、昨年12月31日にタイピンのタマンスリ・コタ・フェイズ2に住む住民2人が(27日に)飼い犬に噛まれたとの届出があり、1月3日に殺処分となった犬の脳を検査したところ陽性と判明したため。
 タイピンとブキ・ガンタンの半径2キロ以内にいる犬の検査を進めてきたが、11日までに3匹が狂犬病に感染していた。今後は半径10キロ以内に拡大して検査をおこなう。
 マレーシアでは2017年7月以降、サラワク州とペラ州で狂犬病の感染が確認されており,これまでに15人が死亡している。
(1月14日スター、ベルナマ)

2人を起訴;ヒンズー寺院騒乱事件

(マレーシア)昨年11月にセランゴール州スバンジャヤのスリ・マハ・マリアマン・デバサナム寺院(ヒンズー寺院)で発生した騒乱事件に関与した疑いで逮捕された2人が、1月14日ペタリンジャヤ地裁で起訴された。
 ひとりは11月26日午前1時半に公務執行妨害容疑で逮捕されたトラック運転手のM・チャンドラ被告(32)で、罪状を否認し、3000リンギで保釈された。
 もうひとりは11月25日午前4時半に車両に放火したかどで逮捕されたA・ジャナガン被告(無職・33)で、器物損壊・放火の罪で起訴された。こちらも罪状を否認、2500リンギで保釈された。

事件の経緯

 寺院の移転に反対する信徒と賛成派の対立が激化、11月26日午後7時に寺院前で数十人が対峙、午後10時には群衆2000人あまりが集結した。
 午後11時ごろからこぜりあいが生じ、乱闘が発生、乗用車やバイクを倒し放火する騒ぎとなった。数人が負傷した。事件に関与した疑いでこれまで100人近くが逮捕されている。今後起訴される者が増えそうだ。
(1月14日スター、ベルナマ)

下院議員の補選、4人の争いに

(マレーシア)パハン州キャメロン・ハイランド下院選挙区の補欠選挙の公示が1月12日にあり、4人が立候補の届け出をすませた。投開票は1月26日に行なわれる。
 4候補は与党連合・希望連盟(PH)のM.マノガラン氏(59=民主行動党(DAP)、野党連合・国民戦線(BN)のモハマド・ラミル・ノル氏(61)=元警察官、あとの2人は無所属で元大学講師のサレフディン・アブ・タイブ氏(61)と農家のウォン・センイー氏(40)である。
 補選は、2018年5月9日に実施された総選挙の無効決定に伴うもの。選管は11月30日、さる5月9日に実施された総選挙での同選挙区における国民戦線候補の当選を無効と宣言した。12月13日、高裁も無効の裁決を下した。
 5月の選挙でマレーシア・インド人会議(MIC)のシバラージュ候補が当選したが、選管は票の買収があったとして選挙結果無効の決定を下した。同候補は不服を申し立てなかったため、選挙のやり直しが決まった。
 1月26日に実施される補選は、5.9総選挙以降、5回目となる。過去の4回は、いずれも希望連盟(PH)の候補が勝利している。
(1月12日スター、ベルナマ)