シンガポールとの外交関係は相補的:ナジブ首相

(マレーシア/経済) 1月16日、ナジブ首相がマレーシアとシンガポールの両国間関係について、「両国政府の現時点の関係は良好でお互いに恩恵を享受できていると信じる。マレーシアはシンガポールとの対立的な外交関係と辛辣なレトリックに戻ることをのぞまない。「私たちは自身の政策、リアルで実態のある恩恵を両国民に提供する能力に立脚して前進していく」と述べた。
 ナジブ首相は同日にシンガポールで開催された第8回定期首脳会議に出席後に開催したシンガポールのリー・シェンロン首相との共同記者会見の席上、このように発言した。

マレーシア国内政局に関心

 会場でのメディアからの来る総選挙でマレーシア国内政局が大きく変化した場合でも、両国政府の共同プロジェクトが滞りなく進行することをどのようするのかとの両首相に向けた質問に対してナジブ首相は以下のように答え、自身及び現政権の立場と見解を明確にした。
 「選挙民の判断を左右することはできないが、与党連合である国民戦線(BN)政府の掲げる議題が有意義で生産的であるとはいえる。私たちが暮らす民主社会に於いては国民が決断する。しかし私たちは隣国のシンガポールとも良好な関係を保ち、緊密に連携して働けることも証明した。これが今のマレーシア政府の立場だ。
 私たちの反対勢力には彼らの立場がある。しかし私たちは両国間の外交関係が対立的で辛辣なレトリックの応酬という過去の両国関係に立ち戻ることは望まない」。

リー首相

 同様にシンガポールのリー首相はマレーシア側との合意内容を全て実行していく所存だとし、「一国以上そして一期を越えた政権が関与する全てのプロジェクトに於いて、より長期的な関与が要求される。私たち両国政府が調印した合意は両国政府関係を深めるものだ」と述べている。
(1月17日 The Star、NST)

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両国首相、新規プロジェクト開始で合意

(マレーシア/経済) 1月15日、マレーシアのナジブ首相とシンガポールのリー・シェンロン首相が、シンガポールで両国共同となる2件の大型開発プロジェクト、マリナ・ワンとDUOの始動を発表した。ナジブ首相は、定期首脳会議に出席するため同日シンガポールを訪問した。

カザナとテマセク

 開発を担当するのはマレーシア国営の投資会社・ナショナルとシンガポールの事実上の国営投資会社テマセク・ホールディングスの両社による合弁会M+S Pte Ltdで、2つのプロジェクトの総開発価値は110億Sドル(330億リンギ)に達するという。M+S Pte Ltdの出資比率はカザナ60%、テマセク40%だ。
 カザナ・ナショナルのアズマン・モクタルMDは同開発計画について、「カザナとテマセクの両者によるワールドクラスの共同開発計画を発表できたことは、両国間の力強く相補的な関係を象徴するものだ」と述べた。

記念すべき一里塚

 同様にテマセク・インターナショナルのリー・センキアCEOも、「2件のM+Sプロジェクト、マリナ・ワンとDUOをシンガポールでスタートできたことを嬉しく思う。これはシンガポールがカザナの共同開発における記念すべき一里塚となった」とコメントしている。
(1月15日 The Star、NST)

カザナとテマセクが新たな共同開発計画で合意

(マレーシア/経済) カザナとテマセクが進める最新の共同開発プロジェクトであるマリナ・ワンとDUOは両国双方に大きな恩恵をもたらすものと期待される。
 マリナ・ワンはマリナサウスに位置し、DUOはオフィル/ロチョー地区で開発が進められる。開発自体はカザナとテマセクがそれぞれ60対40の比率で出資したM+S Pte Ltd(M+S)が請け負う。

2011年に設立

  M+Sはマリナサウスとオフィル−ロチョー地区の土地開発を目的に2011年に設立され、同年中に両国間で同社に関する合意書(POA)が取り交わされた。
 なお、カザナとテマセクはイスカンダル・マレーシアでの共同開発プロジェクトについては、出資比率50対50のPulau Indah Ventures Sdn Bhdを立ち上げ、2016年に完了したAfiniti Medini と Avira integrated wellness projectsという2つの開発プロジェクトを進めている。

統合開発プロジェクト

 マリナ・ワンとDUOは共にオフィス、小売、住宅を含む統合開発プロジェクトだ。その計画は既に計画の持続性と環境に優しいデザインが評価され、複数の世界的なアワードを受賞するなどしている。住宅プロジェクトの占有率は既に高く、オフィスプロジェクトでも既に複数の多国籍企業がキーテナントとして契約を結んでいるという。
(1月16日 The Star、NST)

両国、RTSプロジェクト立ち上げ合意に調印

(マレーシア/経済)マレーシアとシンガポール両国政府がジョホールバルとシンガポールを結ぶ新たな公共輸送機関ラピッド・トランジット・システム(RTS)プロジェクトの立ち上げで合意した。
 1月16日にシンガポールのイスタナ(大統領官邸)で開催された第8回両国首脳会議の席上、マレーシアのナジブ首相とシンガポールのリー・シェンロン首相の立会いのもとで、マレーシア政府のアブドル・ダラン首相府相とシンガポール政府のカウ・ブーンワン運輸相兼インフラストラクチャー調整相がプロジェクトの覚書に署名した。

2010年に初めて議題に

 2024年の完成を目指すRTSは2026年完工を目指すKL・シンガポール間高速鉄道(HSR)プロジェクトと共に、2010年に初めて開催された両国首相懇親会の席上で初めて議題に上った。
 RTSはジョホールバルのブキ・チャガ(Bukit Chagar)とシンガポールのウッドランズノース間の全長約4キローメートルを結ぶ公共運輸機関で、各方向に毎時1万人の乗客が利用可能となる計画だ。

混雑緩和に期待

 人の流れの迅速化を図るため通関・入国管理・検疫(CIQ)施設はマレーシアとシンガポールにそれぞれ設置される。両国共に出国の際に全ての手続きを完了し、入国時はフリーパスとなる。現在、朝晩のピークアワーにコーズウェイを経由してのマレーシア・シンガポールの往来には最低でも3時間はかかる。しかしRTSなら所要時間は約30分程度になるものと期待されている。
(1月17日 The Star、NST)

日系レストラン街「J’s Gate Dining」オープン

(マレーシア)双日株式会社(双日)の100%子会社である双日リテール・マネジメント株式会社(Sojitz Retail Management Sdn. Bhd、SRM)は1月5日、日系レストランを集結した「ジェーズ・ゲート・ダイニング(J’s Gate Dining)」を1月18日にグランドオープンすると発表した。
 「ジェーズ・ゲート・ダイニングは、KL市内ブキ・ビンタンの大型ショッピングセンター 「ロット・テン(Lot 10)」地上5階にある。
 「日本の優れた外食企業による専門店18店舗が集合し、『優れた食材×おもてなし×賑わいある空間』をコンセプトに本格的な日本料理とおもてなしを手頃な価格で提供します」(同社)。
 なお、一部のテナントは1月18日以降段階的に開業し、3月上旬までに全テナントが出店完了予定という。

■出店テナントリスト
店舗名 専門カテゴリー
天丼琥珀 天丼
麺屋一優亭 うどん
海鮮丼金目 海鮮丼
信濃路 蕎麦
富士の桜 日本風寄せ鍋
ぼんたぼんた うな丼
TSUJIRI 抹茶スイーツ
Cravebit Bar バー
Mo-Mo-Paradise すき焼き・しゃぶしゃぶ
とり酒場 華善 とり居酒屋
ハチ おばんざい
ViTO カフェ・ジェラート
とり錦 焼鳥
うまい鮨勘 鮨
OSAKAきっちん 鉄板焼き・お好み焼き
串揚げ金目 串揚げ
YAYOI 定食
かぐら屋 鶏そば

■J’S GATE DINING
住所;P1, Level 4, Lot 10 Shopping Center, Jalan Sultan Ismail, 50250 Kuala Lumpur
電話;03-2110 6850
営業時間;11:00AM – 11:00PM
Website http://www.js-gate.com
Facebook http://www.facebook.com/JsGateDining

(1月5日双日)

手榴弾型ライターを所持の男、ミリで逮捕

(マレーシア)手榴弾型のライターを所持していた男が、1月2日サラワク州ミリ空港で逮捕された。本ものの手榴弾だったら大変なことになっていただけに、お叱りだけではすまず、「1960年武器法第32条」( Section 32 of the Firearms Act 1960.)違反で起訴されるという。
 まぎらわしいこの手榴弾の形をしたライターを所持していたのは サラワク州リンバン出身でジョホール州在住の男(23)だ。
 男は休暇を終え、ジョホールバル行き便に乗るため手荷物検査を受けた。ところが、検査官が不審な形状の物体に気づき、バッグを開けたところキーホルダーに付けられた手榴弾型のライターがみつかった。
 男は、この手榴弾型ライターをジョホールで買ったと供述しており、「危ないモノ」を所持したままジョホールからサラワク州に空路入り、その帰りに所持品検査で違法行為が明るみに出た。
(1月4日ボルネオポスト)

「氷の彫刻コンテスト」でマレーシア3位に

(マレーシア)「ハルビン氷祭り」(哈尔滨冰雪大世界)の「ハルビン氷雪大世界2018」が1月5日に開幕したが、イベントのひとつ「第32回ハルビン国際氷の彫刻コンテスト」でマレーシアのチーム(ジョン・ヨンさんと娘のヨン・リさん)がハルビン師範大学、モンゴルのチームとともに3位に入った。
 コンテストには32チーム(14カ国から68人)が参加し、ヨンさん父子は「人と魚が一緒にダンス」(Man and Fish Dancing Together)のテーマを引っさげて出場、見事な氷像をつくりあげた。優勝は別のモンゴルチームだ。

ハルビン氷祭りとは

 ハルビン氷祭りはハルビン市にて毎年1月5日頃から2月末頃まで開催されている『世界三大雪祭り』のひとつ。あとの2つは「さっぽろ雪まつり「と「ケベック・ウィンター・カーニバル」だ。
 ハルビン氷祭りではイベント中はハルビン市内至るところに氷の彫刻が並べられる。主な会場は太陽島公園、兆麟公園などで、2月末まで開催される。ハルビン市の各地の公園を中心に氷彫刻や氷の建造物が展示され色とりどりの蛍光灯やLEDでライトアップされる。「ハルビン国際氷の彫刻コンテスト」は兆麒公園で開催される。
(1月9日星洲日報)