アンワル氏秘書を逮捕;セックスビデオ事件

(マレーシア)セックスビデオ事件を捜査中の警察が7月16日に3容疑者を逮捕したが、その中のひとりは与党・人民正義党(PKR)ペラ州支部連合会のファルハシュ・ワファ・サルバドール・リサル・ムバラク会長であることが17日までにわかった。
ジョホール州パシルグダンで他の2人の容疑者と共に逮捕されたファルハシュ容疑者は、アンワルPKR総裁(元副首相)の政治秘書。ファルハシュ容疑者は先ごろ、「ビデオに出てくる人物(ハジク容疑者の同性愛行為の相手)がアズミンだとはっきりしたら、本人は党筆頭副総裁を辞任すべきだ」と語ったばかり。
 この事件で逮捕された者は17日現在、同性愛行為をしたと告白したビデオ映像に映っているハジク容疑者を含む9人となった。ハジク容疑者は6月14日にクアラルンプール国際空港で逮捕された。ハフィリピンに向かう予定だったという。
(7月17日スター)

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「ショックを受けた」;秘書が逮捕されたアンワル氏

(マレーシア)アンワルPKR総裁(元副首相)の政治秘書ファルハシュ容疑者がセックスビデオ事件に関与したとして逮捕されたことについて、アンワル氏は17日、「ショックを受けた」と語った。
 アンワル氏は、「ファルハシュの逮捕理由はわからない。警察の捜査を尊重し、見守る」とコメント。一方、アズミン・アリ経済相(党No.2の筆頭副総裁)については、「警察の捜査で、ビデオの人物がアズミンと証明されたら、アズミンは辞任すべきだ。しかし、証明されない限り、辞任する必要はない」と語った。

「自分の顔を鏡でみたら」

 「セックスビデオの人物がアズミン氏と証明された場合、アズミン氏は辞任すべきだ」。アンワル氏のこの発言に、アズミン氏が17日記者団にコメントを求められ、「彼(アンワル氏)はまずは自分を鏡でみたら、と伝えてくれ」と語った。アンワル氏が以前、同性愛行為で投獄されたことを念頭においてのコメントだ。
 アズミン氏はまた、投票年齢を引き下げる憲法改正案が全会一致で可決したことに言及、「国民の期待が依然として高いままであるので、マハティール首相の下で国がしっかりした安定したリーダーシップを持つことが絶対に必要だ」と語った。
 これは、2年以内のアンワル氏への首相禅譲に反対の意を表明したものと受け取れる。後継レースをめぐり、2氏の対立が激しさを増しているようだ。
(7月17日スター)

セックスビデオ事件は「政党幹部主導の邪悪な陰謀」

(マレーシア) セックスビデオスキャンダルについて、アブドル・ハミド警察庁長官は7月18日声明を発表し、「個人の評判を落とし、名声を損なうことを狙った某政党幹部の画策した邪悪な陰謀である」と述べた。
 ビデオ映像については、長官は、「公衆の不安を引き起こそうと拡散されたビデオは数十万リンギの謝礼を受け取ったグループによって製作された」と述べた。
 一方、ビデオの主役ハジク容疑者は相手がアズミン・アリ経済相と主張するビデオの真偽について長官は、分析したサイバーセキュリティマレーシアから「ビデオは本物である可能性が高い」との報告があったとした。ただ、サイバーセキュリティマレーシアは顔認識システムではビデオの中の人物の身元は識別できないと述べているという。
(7月17日スター)

KL高裁が未納の空港使用料4152万リンギ支払いをエア・アジアに命ずる

(マレーシア/社会) 7月18日、KL高裁が未納の空港使用料4152万リンギのマレーシア・エアポートホールディングスへの支払いをエア・アジアに命じる判決を下した。しかしエアアジアは判決を不服とし、控訴するとの意向を示した。同日、エア・アジアのトニー・フェルナンデスCEOは判決後に、審理が進行中なのでコメントは控えたい、とのみ地元メディアの取材に回答した。
 エア・アジアは、格安航空会社向けという位置づけであったKLIA2とマレーシアを代表する国際空港であるKLIAの空港使用料金が同額だとして追加料金を徴収するのは承服できないとして、差額分の支払いを拒絶していた。
(7月18日 NST)

死刑強制の撤廃は死刑廃絶を意味しない:政府が見解を示す

(マレーシア/社会) 7月18日、「政府は11項目の犯罪に対する死刑判決の強制を廃止するため関係法の修正作業を進めているが、その場合でも判事には死刑判決を下す裁量権が保持される。法改正は判事の判決に対する裁量権の拡大を目的とする。法改正後、判事は個別の事案ごとに死刑、終身刑、懲役刑のいずれかの判決を選べるようになる。法改正は死刑廃絶は意味していない。」、リュー・ブイキョン首相府相がこのような政府見解を国会議事堂ロビーで地元メディアの記者達に対して示した。
 死刑判決のみが強制的に選択肢とされる根拠となる関係法の修正は10月の下院議会で討議される予定となっている。
(7月18日 Star)

薬物犯罪で9万5000人逮捕;今年1~7月

(マレーシア)今年1月1日から7月4日までの7ヶ月間に、9万5045人が麻薬関連犯罪を犯し逮捕された。警察は、現金や自動車など犯罪者の所有物2億5066万リンギ相当を没収した。
 連邦警察本部麻薬犯罪捜査局(NCID)のカマルザマン局長代行によると、3万5706人が薬物所持で逮捕された。1万4497人が麻薬密売容疑でつかまった。薬物検査で陽性判定となった者は4万4842人だ。
(7月17日スター)

2019年前半の交通事故、全国で28万件

(マレーシア)今年上半期に全国で発生した交通事故は、前年同期(27万4556件)比2.5%増の28万1527件だった。連邦警察本部交通捜査・取締局のアジスマン・アリアス局長が7月17日発表した。
 州別では、セランゴール州(8万3607件/全体の29.7%)が最も多く、次にジョホール州(4万1161件/14.6%)、クアラルンプール(3万6288件/12.9件)となっている。
(7月17日スター)