粉ミルクの偽造品210箱を押収;ジョホール州

(マレーシア)国内取引・協同組合・消費者事務省は12月10日、ジョホール州で米国のミード・ ジョンソン・ニュートリション社の粉ミルク「Enfalac A + Step 1」の偽造品を押収したと発表した。
 偽造品の発見場所は Iskandar Puteri、Taman Mutiara Rini、 Taman Orkid、Taman Daya 、Taman Nusa Bestariの5カ所。中国伝統薬(漢方薬)を売る薬屋や雑貨店で販売されていた。同省は、合わせて210箱(総額4万2000リンギ相当)を押収した。
 国内取引・協同組合・消費者事務省は、同社からの通報を受けて、同社の協力のもと、摘発を実施した。真偽の見分け方だが、本物は袋がふくらんでいる状態。それにくらべ、偽造品の袋はあまり膨らんでいない、また偽造品の袋の両側に張り合わせたようなしわがあるという。
 今年8月、「Enfalac A + Step 1」を飲んだ赤ちゃんが嘔吐したとの苦情がミード・ ジョンソン社に寄せられ、同社が調査していた。
(12月8日スター、東方日報)

広告

トップ2は無投票再選;次期党大会

(マレーシア)与党・統一マレー国民組織(Umno)の党大会(12月5日〜9日)4日目の8日、ナジブ・ザヒド体制を維持すべきとする動議が採択された。
 バルディン・アミルディン終身総裁が、来年の党総裁及び筆頭副総裁選挙は無投票とすべきとする動議を提出、満場一致で採択された。
 採択後、党代表らの拍手に合わせ、ナジブ、ザヒド、ヒシャムディンの党トップ3氏が起立して、一緒に拍手し謝意を示した。
 大会後の記者会見で、ザヒド副首相は、「動議の採択で、党は党役員選挙ではなく、第14回総選挙(GE14)に全力をあげて取り組める」と語った
 ザヒド氏は、ムヒディン筆頭副総裁が副首相を解任されて離党したあと、事実上筆頭副総裁をつとめていた。動議採択により、次期党大会で正式に就任することになった。

第14回総選挙に全力を

 党大会最終日の9日、総括演説の中でナジブ首相は、「党のトップ2ポストは無投票とする動議が採択され、大きな問題は全て解決された。党のNO1、2は決まり、NO3はヒシャムディン副総裁である。
 これで、全党あげてGE14勝利に向け活動できる。意見の対立がある支部、地域支部があると承知している。話し合いでつつがなく対立を解消し、次期総選挙をにらみ、団結しよう」と呼びかけた。
 大会閉幕後、記者会見にのぞんだナジブ総裁は、次期党大会で副総裁(定員3)選挙が実施されるが、ヒシャムディン副総裁が最多得票となるよう希望すると強調した。
(12月8日スター)

マレー虎が減少、現在250~350頭

(マレーシア)マレー虎(Malayan Tigers)が減少中だ。世界自然保護基金マレーシア(WWFマレーシア)=World Wildlife Fund Malaysia (WWF-Malaysia)=によると、1950年代は3000頭が生息していたマレー虎だが、1990年代には500頭に激減した。
 12月8日、WWFマレーシアのディオニュシオス・S・K ・シャルマ理事長はマラッカで開催された第6回国際エコスクール会議後の記者会見で、「その後マレー虎はさらに減り続け、現在に至っては250~350頭しかいないとみられる」と語った。会議にはマレーシア、シンガポール、タイの3カ国から学生71名が参加した。
(12月8日スター)

「ザムザムの水」販売を禁止

(マレーシア)マレーシア厚生省は12月9日、サウジアラビアから持ち込まれた
「ザムザムの水」(zam zam water )の販売取り締まりを強化すると発表した。
 サウジアラビア大使館が販売禁止を発表したことを受けての措置。違反者には1985年食品法が適用され、1万リンギ以下の罰金か2年以下の禁固刑または両方が科される。
 厚生省は、2012年から今年10月までに、5万8191リンギ80セン相当の「ザムザムの水」を押収した。

ザムザムの水とは

 サウジアラビアにある聖地マッカ(メッカ)のマスジド・ハラームにある泉から湧き出る水のこと。ザムザムの泉は古くからマッカの貴重な水源であり、イスラム社会においては聖なる泉とされていて、イスラム教における聖水のようなものとして扱われている。  
 巡礼に訪れたムスリムは巡礼(ハジ、ウラマ)の儀式が終わるとザムザムの水を飲むのが通例とされている。この水は販売目的での国外への持ち出しはサウジアラビアの法律によって禁止されているが、巡礼者が個人的に持ち帰る分には自由であり、巡礼者の代表的な土産物になっている。
(12月9日スター)

コンフォート、ウーバーのレンタカー部門買収

(シンガポール)シンガポールのタクシー最大手コンフォートデルグロ=ComfortDelGro =と配車アプリのウーバーは12月8日、コンフォートがウーバーの<レンタカー会社>ライオン・シティー・ホールディングス=Lion City Holdings=の発行済み株式51%買収で合意に達したと発表した。
 ライオン・シティーはウーバーの100%出資子会社。買収額が6億4200万Sドル(約540億円)。コンフォートデルグロから車両を賃借しているタクシードライバーは今後、ウーバーのアプリを利用した客を乗せることができる。
(12月8日チャンネルニュースアジア)

フィリピン大統領、戒厳令の1年延長を要請

(フィリピン)ドゥテルテ大統領の指示にもとづき、サルバドール・メディアルデア官房長官は12月11日、ミンダナオ島など同国南部で実施されている戒厳令について、来年末までの1年間延長を要請する書簡を議会に提出した。
 前日、ハリー・ローク報道官は、大統領が戒厳令の延長が必要とする勧告書を国防省と国家警察本部から受け取ったと発表していた。
 政府は、ミンダナオ島マラウィ市を占拠した過激派組織「イスラム国」(IS)支持グループを掃討するため今年5月23日に戒厳令を発布した。当初は60日が期限だったが、7月に今年年末までに延長されていた。
(12月10日philstar.com)

交通反則金を「値下げ」;KL市役所

(マレーシア)クアラルンプール市役所(DBKL)は12月5日、12月15日から来年2月28日までの期間、交通違反の反則金を払うドライバーを対象に「特別料金」優待を実施すると発表した。罰金額を引き下げるのは、滞納者を減らすのが目的。DBKLはこの優待サービスで滞納分の80%を回収したい考え。
 発表では、同期間中、バイクの運転手が払う罰金額は反則告知書1通につき、20リンギとなる。同じく、乗用車の場合は30リンギ、バス・トラックなどの大型車両の場合は50リンギのみとなる。
 ただ、起訴されていたり、陸運局のブラックリストにのっているケースは優待から外されるという。

320万通が滞納

 DBKLによると、未納となったままの交通反則告知書は2014年~2016年の3年間で340万通に達した。そのうち、督促状発行後に支払われた罰金は2017年10月までで33万376通(総額1054万7217リンギ)にとどまった。  
 今年1月〜10月期にDBKLが発行した交通反則告知書は117万953通で、うち支払われた罰金が17万9466通(総額882万1361リンギ)だった。
(12月5日スター)