<ビール祭り>中のテロを恐れ;警察

(マレーシア)<ビール祭り「ベタービール・フェスティバル2017」(Better Beer Festival 2017)」に、KL市役所 (DBKL)の許可がおりなかったのは、過激派戦闘員がテロ計画を立てていたからだ>。9月21日、フジ・ハルン警察庁長官がこのように説明した。
 長官によると、過激派グループだけでなく、ほかにも「ベタービール・フェスティバル2017」で騒ぎを起こす計画を立てていたグループがあったという。「許可して、祭りが開催されていたら、重大な事態が生じていたと思う」(長官)。
  
PASが反対

 主催者は、「ベタービール・フェスティバル2017」を10月第1週の週末(6、7日)に KLの「パブリカ・ショッピング・ギャラリア」(Publika Shopping Gallery)で開催する予定で、8月28日に許可申請をDBKLに提出した。しかし、DBKLはこれを9月18日に正式に却下した。
 その1週間前、全マレーシア・イスラム党PAS)のリジュアン中央委員会委員が、「ビール祭りは不道徳な、悪徳のパーティーで、開催を許可してはならない。開催されるなら、KLはアジア最大の悪徳都市になってしまうだろう」と批判していた。
(9月21日スター)

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「アブサヤフ」の7人を逮捕

(マレーシア)フジ・ハルン警察庁長官は9月21日、フィリピン南部を拠点にするイスラム過激派組織「アブサヤフ」(ASG)の構成員7人を14日に逮捕したと発表した。
 全員フィリピン人で22~28歳、KLとセランゴール州にある民間会社で警備員として働いていた。偽造旅券をもつ7人は、2015年にサバ州サンダカンに上陸したあとKLに向かい、警備員の仕事を見付けた。
  
8月30日に8人逮捕

 マレーシア警察庁公安部テロ対策課は、KLに潜入していたフィリピンのイスラム過激派組織「アブサヤフ」と関係のある誘拐団の幹部ら8人(フィリピン人2人とフィリピン系マレーシア人6人)を8月30日にKL郊外のチェラスで逮捕。その後の捜査で、今回逮捕された7人が浮上、所在を突き止め拘束したという。
 8月30日に逮捕された8人は、8月30日夜の東南アジア競技会(シーゲーム)閉会式でのテロ計画を立てていた極めて危険な人物達だ(フジ警察長官)。
 「アブサヤフ」は、フィリピン南部を拠点に身代金めあての誘拐事件を多数引き起こしているイスラム過激派で、シリア・イラクで活動している「イスラム国」(IS)と連繋しているといわれる。
(9月21日スター)

デング熱感染者、6万8千人;9カ月半で

(マレーシア)厚生省の発表によると、8月27日から9月16日までの3週間、週単位のデング熱感染者数がじわり、以下のように増加した。雨が降ることが多く、媒介蚊が増えた事が原因、と同省はみている。
<ここ3週間の感染者数>
■8月27日~9月2日;1171人
■9月3日~9日;1223人
■9月10日~16日;1298人

 今年1月~9月16日の9カ月半におけるデング熱感染者は総数6万8204人で、前年同期間(7万9705人)比14.4%減となった。死者数は153人で、前年同期間の177人を下回った。
 デング熱流行エリアなどについては、http://dengue.remotesensing.gov.my/参照。
(9月20日NST、スター、BERNAMA)

[~12月5日]セランゴール州海岸に高波

(マレーシア)セランゴール州防災課は9月20日、<9月21日~12月5日の期間に潮位が上がり高波が発生すると見られるため、海岸地区の住民は十分警戒するよう>注意を呼びかけた。
 同課は、とくに10月と11月に潮位(海面の高さ)が最大5.5~5.6メートルに達する日もあると予想している。潮位がかなり高くなる予想の月日、影響を受けそうなエリアは以下の通り。
■時間帯;4am~6am。
■月日; 9月21、22日。10月6、7、8、9日。11月4、5、6、7日。12月4、5日。
■要警戒エリア; Klang district/ Kuala Langat/ Sepang/Kuala Selangor/Sabak Bernam。
(9月20日NST、スター、BERNAMA)

MUFG、CIMB株を売却

(マレーシア)三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は9月20日、連結子会社である株式会社三菱東京UFJ銀行が保有するマレーシアの総合金融グループであるCIMB Group Holdings Berhad(以下、CIMB)の株式を売却したと発表した。MUFGが売却したのは4億1250万6345株で、売却価格は約680億円。
 MUFGによると、今回株式を売却するCIMBとは、1974年にMUFGの前身である旧三和銀行がCIMBの前身銀行の一つに出資して以来、40年以上に亘って強固な関係を構築してきた。MUFG および同行を取り巻く環境変化を踏まえた慎重な検討を重ねた結果、株式を売却する結論に至った。
(9月20日MUFG)

ジョホール州皇太子、直行便で平壌へ

(マレーシア)ジョホール州のトゥンク・イスマイル・イブラヒム皇太子が、来月北朝鮮対マレーシアのサッカー・アジア杯予選が開催される平壌へジョホール(セナイ空港)から直行便で向かうことが決まった。皇太子側の要望を北朝鮮が受け入れたもの。
 9月20日、ジョホールバル王宮で皇太子に謁見した北朝鮮のキム・ユ・ソン代理大使が、「特別な配慮」について皇太子に説明したという。平壌には北京経由の便を利用するのが一般的だ。

アジア杯予選
   
 北朝鮮対マレーシアのアジア杯予選は、当初3月28日開催の予定だった。しかし、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム、Kim Jong-Nam)氏が今年2月13日にKLIA2で殺害されたことをめぐり、両国間の外交問題に発展したため延期され、6月8日に平壌で開催の予定だった。
 アジアサッカー連盟(AFC)は5月17日、安全上の問題を理由に開催地の決定を含めて再び延期すると発表。その後、10月5日の開催が決定された。
 北朝鮮は、マレーシア代表の安全を保証するとのステートメントを発表ずみ。マレーシアサッカー協会(FAM)の会長でもあるトゥンク・イスマイル・イブラヒム皇太子がチームを率いて平壌を訪問する。
(9月20日NST、スター、BERNAMA)

ロヒンギャ弾圧に抗議、抗議集会開催へ

(マレーシア)イスラム教徒が多数を占めるマレーシア。ミャンマーでロヒンギャと呼ばれる少数派のイスラム教徒が弾圧を受けていると訴えている問題で、非政府組織、マレーシア・イスラム団体諮問評議会(Malaysian Islamic Organisations Consultative Council (MAPIM)は、10月28日か11月4日に、KLで大規模な抗議集会を開く。
 MAPIMのアズミ・アブドル・ハミド理事長は9月20日、集会規模について、「10万人は動員したい」と語った。集会は、ブキジャリル国立競技場(ナショナルスタジアム)で開催される予定で、約30のNGOの代表と会員ら多数が参加の見込みだ。
(9月20日NST、スター、BERNAMA)