モルディブ男女5人をKLで逮捕

(マレーシア)マレーシア警察は10月28日、9月下旬にモルディブで起きたヤミーン大統領暗殺未遂事件に関与した疑いのあるモルディブ男女5人をKLのコンドミニアムで逮捕した。
 カリド警察庁長官は30日、公安部テロ対策課(Special Branch’s Counter-Terrorism Division SB-CTD) が逮捕した女2人を含む5容疑者(年齢28~47歳)を同日本国に送還したと発表した。

9月末に暗殺未遂事件発生
 インド洋のモルディブ警察当局は10月24日、ヤミーン大統領が乗ったボートの爆破事件に関与したとして、アブドルガフール副大統領を逮捕した。
 アブドルガフール副大統領はシンガポール経由で中国から帰国したところを逮捕された。これまで事件への関与を否定している。ヤミーン氏は9月28日、サウジアラビアの大巡礼(ハッジ)から帰国し、空港からスピードボートで首都マレに向かった際、海岸付近でボートが爆発。同氏は無事だったが妻らが負傷した。
(10月30日スター)

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治療費高く、C型肝炎患者が死亡

(マレーシア) ~医薬品の厳格な特許申請のせいで手頃な価格の治療を受けられずに死んでいくC型肝炎患者がマレーシアには多数いる~。
 すべての人が公正な医薬品による治療を受けられることを支援する国内非政府組織(NGO)、ポジティブ・マレーシアン・トリートメント・アクセス・アンド・アドボカシー・グループが最近明らかにした。英字紙ザ・スターが報じた。

C型肝炎患者は45万3000人

 同グル―プによると、マレーシアのC型肝炎患者は確認されているだけで、少なくとも45万3000人に達するが、感染に気づいていない人もいるので、実数はもっと多いはずだという。
 マレーシアではC型肝炎感染に効果的に対処するため、ほかの薬との組み合わせてソフォスブビール(SOF)が投薬される。しかしSOFを使用した3カ月間の治療経費は8万4000米ドル(35万7000リンギ相当)に達する(SOF1錠の価格は4300リンギ)。マレーシアでは、24週間の治療過程で患者が支払う金額は38万7000リンギ(約8万7430米ドル)に達する。

適切な対策を要望書で求める

 こうした事情を受け、ポジティブ・マレーシアン・トリートメント・アクセス・アンド・アドボカシー・グループは、マレーシアでの治療が手頃な価格にするよう、具体的な措置をとるよう政府に求めている。
 同グループはSOFの開発元であるギリアド・サイエンスに抗議する請願への賛同者をオンラインで集める活動を開始するとともに厚生省に要望書を提出。SOFを基にした治療薬の国内価格を適切な水準への抑制を業者に義務付けるなどの措置で、薬価高騰の原因となっている知的財産障壁に対処するよう政府に求めた。
シンガポールで集団感染発生
 10月はじめ、シンガポール総合病院(SGH)で少なくとも21人の腎臓病患者が今年4月以来、C型肝炎に感染したことが明らかになった。インスリン注射に使用された針が感染源と疑われている。これらの患者のうち8人が死亡した。
 このニュースが流れたこともあって、マレーシアでもC型肝炎に対する関心が高まっている。
(10月20日サン)

党幹部7人を調査中;Umno

(マレーシア)ナジブ首相が率いる与党・統一マレー国民組織(Umno)のアドナン・トゥンク・マンソル幹事長(連邦直轄区相)は10月28日、規律違反の疑いのある党幹部7人について、党規律委員会が調査中だと発表した。
 「委員会の調査で規律違反がはっきりした場合、党籍停止処分などがとられる。7人の氏名は現段階では公表できない」(同氏)。
 規律違反で調査を受けている7人は、1MDB問題などでナジブ首相を公の場で批判した党幹部とみられる。 マハティール元首相、ムヒディン前副首相らがこれまで公然とナジブ首相を批判してきている。
(10月30日スター)

半島部への送電はまだ先

(マレーシア)10月下旬、サラワク・エナジー社のトーステイン最高経営責任者(CEO)は、現在のところ、サラワク州から半島部マレーシアへの送電態勢が整っていないとを明らかにした。
 同社が発電する水力および石炭エネルギーはすべてサラワク州内に供給されている。同社はサラワク再生可能エネルギー回廊(SCORE)の一環をなすビンツルのシミラジュ工業団地を含めた重工業にエネルギーを供給する14件の契約に署名するなど、州内への電力供給で手一杯の状態だ。
 かなりの投資が必要となる海底ケーブルを敷設して半島部に供給する余力はないというのが現状という。トーステインCEOによれば、これらの契約によって同州の経済や進歩に不可欠な技能労働を5万人分創出することになる。

州内3カ所に発電施設

 現在、同州に存在する発電施設としては、2400メガワットの発電容量を持つバクン8水力ダム、同940メガワットのムルム・ダム、同660メガワットのバリンギアン火力発電所がある。なお、ムルム・ダムの開所式はヘイズのため2016年初めまで延期となった。
 一方、80億リンギの費用を見込むバラム・ダムの建設計画が実現されれば、半島部へのエネルギー供給が可能になる。ただしバラム・ダム建設の実現は、近隣住民が建設を望むかどうかにかかっているとしている。
(10月26日ベルナマ通信)

MRCB、スポーツコンプレックス改装工事を受注

(マレーシア)マレーシア・リソーシズ・コープ(MRCB)は10月28日、「ブキ・ジャリル国立スポーツコンプレックス(Bukit Jalil National Sports Complex )」の改装工事契約を、子会社のルクン・ジュアン社( Rukun Juang Sdn Bhd RJSB)が受注したと発表した。契約額は16億リンギ(約450億円)。
 同改装工事は、ブキ・ジャリルの国営スポーツ施設を主要なスポーツ・イベントが開催される時期だけではなく、常に旅行者をひきつけるような象徴的な建造物につくりかえることが狙い。
 このプロジェクトでは、■スポーツ博物館、■偉業を成し遂げたマレーシア人スポーツ選手の栄誉を称える殿堂などの施設を新設し、既存の施設を改装する。
 UEMサンライズやIJM社、WCT、マレーシア・リソーシズ・コープ(MRCB)、ナザ・グループなどの大手建設会社を含む11社がプロジェクト入札に参加していた。 サッカー・スタジアムや屋内スタジアム、ホッケー・スタジアム、スカッシュ・センター、水上競技センターなどが併設されている「ブキ・ジャリル国立スポーツコンプレックス」は、英連邦競技大会の開催に合わせて17年前に建設されたもので、老朽化が進んでいる。

(10月30日スター)

ネットユーザー、2千万人を突破

(マレーシア)マレーシアのインターネットユーザーは現在約2100万人、フェイスブックなどソーシャルメディアのアクティブな利用者は約1680万人にのぼる。
 これは、10月28日の下院でジャイラニ副情報通信・マルチメディアが答弁の中で明らかにした数字だ。
 一方、同相によると、ブロードバンド普及率は72.2%にとどまっている。マレーシア政府は、2020年までのブロードバンド普及率100%達成を目標として掲げている。
(10月28日サン)

誘拐された男児をバス停で保護

(マレーシア)10月30日、自宅付近でバイクの運転手にさらわれた1歳11カ月の男児が約45分後にバス停で無事保護される事件がKL近郊のセントゥルのカンポン・バンダル・ダラムで起きた。
 警察発表では、午後6時15分頃自宅付近で遊んでいたシュクリちゃんは通りかかった、黒いヘルメットをつけたバイクの運転手に拉致された。
 家族がこれに気づき警察に通報したのは午後6時28分。シュクリちゃんはようとして見つからなかったが、午後7時頃になって、ジャラン・ゴンバクにあるバス停にひとりでいたところを発見され、無事保護された。けがはしていないという。犯人が、なぜ短時間内にシュクリちゃんを解放したかはわかっていない。
(10月30日スター、NST