ラマダン、5月27日にスタート

(マレーシア)「今年のラマダン(断食月)は5月27日にスタート、6月25日まで続く」。イスラムの長老が新月を調べ、統治者会議で決まった。統治者璽尚書(統治者の御璽の管理、およびそれに関連する行政事務を司る官職)ダニアル・サイド・アーマド氏が26日夜、テレビ・ラジオを通じて発表した。
 ラマダン期間中、日の出から日没までの間、ムスリムの義務の一つ「断食( サウム)」として、飲食を絶つ。ラマダンとはイスラムの暦で9月にあたる時期のことをいう。
(5月26日スター)

6月17日に「ガワイ・ダヤク」晩餐会

(マレーシア)毎年6月の第1週に開催される「ガワイ・ダヤク((GAWAI DAYAK))フェスティバル」。ガワイとはイバン人のことばで「お祭り」、ガワイ・ダヤクとはダヤク人(サラワクの先住民族の総称)のお祭りという意味である。
 米の収穫に感謝し来期の豊作を願って催されるサラワク州の先住民族の収穫祭で、各自地域の伝統料理と自家製のお酒が、米の収穫と繁栄の神様に捧げられる。このお祭りが開催される6月1日と2日は、サラワク州の祝日となっている。
 このフェスタに合わせて催されるのが「ガワイ・ダヤク晩餐会」。今年は6月17日、午後9時からインペリアルホテル(クチン)で開催される。約1000人が招かれて出席する予定だ。午後9時からとなっているのは、ラマダン(断食月)中のイスラム教徒に配慮してのこと。

約24の先住民族が居住

 サラワク州はマレー系、華人系、インド系に加えて、約24の民族グループが住んでいる。そのうち先住民族のイバン人、ビダユ人、メラナウ人、オラン・ウル(カヤン、ケニャ、カダヤン、ムルなど16の少数民族の総称)が人口の半数を占めている。詳細はwww.sarawaktourism.com。
(5月26日NST)

女性客、ウーバー利用で強盗被害

(マレーシア)心配されていた事態が実際に起きた。配車アプリ大手のウーバーで予約し、到着した黒のプロトンサガに乗車した女性店員のウォン・メイヤンさん(26)が、運転手と助手席にいた男に金品を奪われる事件が5月23日夜に発生した。
 妊娠中というウォンさんは、気分がすぐれないため、この日早退して帰宅途中だった。ウーバーで予約した車両が午後9時半ごろミッドバレーに到着したので、これに乗り込みプチョンの自宅に向かった。
 「変だと感じたのは乗車してからでした。着色ガラスのウインドーだし、助手席に知らない男が乗車していたのです。車は指示した方向には向かわず、ドライバーはラジオのボリュームをあげ、隣りの男とおしゃべりをするだけで、私を無視している状態だったのです」。

ナイフで脅され

 「オン・プチョン・ビジネスセンター(One Puchong Business Centre)近くになって、助手席の男がナイフを取り出し金品を出せと脅しました。妊婦だから、ケガはさせさないでと懇願し、金品は全部差し出しました」。
 「午後10時20分、そこから5キロ離れたコイ・キンララで下ろされ、2人は逃げ去りました。通りかかった車にのせてもらい、近くの警察署に出向き、被害届けを出しました。とても怖い思いをしました」。ウォンさんはこのように語っている。犯人はつかまっていない。

1人逮捕

 ウォン・メイヤンさん(26)を襲った2人(運転手とその仲間)のうち、ひとり(22)が24日午後11時、ジョホールのムアルで逮捕された。前科二犯の男という。犯行に使用された車両も押収された。
 もう1人は依然逃走中だが、警察は防犯カメラの映像から身元割り出しに成功しており、逮捕は時間の問題としている。
(5月24日、26日スター)

マレーシア人も2人死亡か:フィリピン南部で戦闘

(マレーシア)ミンダナオ島西部南ラナオ州の州都マラウィ市で5月23日午後、治安部隊が「マウテグループ」と称される過激派組織などとの間で激しい銃撃戦となった。結果、警察官2人、軍兵士5人、マウテグループなどの過激派13人が死亡、多数の負傷者がでた。
 コタキナバルからの報道では、殺害された過激派13人の中にマレーシア人2人が含まれているという。ひとりは、アブドラワン・アスワミ(ケランタン州出身)、もうひとりはカムサ・ヤーヤ(医師・ケダ州出身)とだけわかっている。
 フィリピン南部の過激派組織に参加しているマレーシア人は少なくないと言われるが、実数は不明だ。
(5月26日スター)

手頃な価格の住宅、96万戸不足

(マレーシア)中央銀行バンクネガラ・マレーシア(BNM)のムハンマド・イブラヒム総裁は5月25日第21回マレーシア銀行サミット開会式で挨拶し、手頃な価格の住宅が不足している一方、オフィスビルやショッピングモールなどの商業不動産が過剰気味だと指摘した。

オフィススペース空室率、21.8%

 同総裁によると、現在、手頃な価格の住宅は96万戸不足している。2020年までにその数は100万戸に達する見通しだ。一方、首都圏の一等地における月極賃貸契約のオフィススペースの空室率は2016年で21.8%に達した。域内の平均空室率6.2%と比べあまりにも高い数字である。
 今後数年間に複数の大型不動産開発プロジェクトが完成すれば、オフィススペースはさらに増加し、空室率もそれにともない上昇する可能性が高い。

手頃な価格の住宅に融資を

 総裁は、「LDPエクスプレスウェイ沿いの全長40キロメートルのエリアに20ものショッピングモールが並んでいる。KL、ペナン、ジョホールのひとりあたりの小売スペース(面積)はより高所得な上海、北京、シンガポール、香港を上回っている。驚くべきことである。商業不動産ではなく、手頃な価格帯の住宅建設計画へより多くの資金を融資するよう銀行にお願いしたい」などと述べた。
(5月26日スター)

海底トンネル建設案の放棄も辞さず

(マレーシア)ペナン州公共事業・公益事業・交通委員会のリム・ホックセン委員長(中央政府の閣僚に相当)は5月22日の州議会答弁で、連邦政府が第3ペナンブリッジ建設を承認するなら、海底トンネル建設案は放棄する」と述べた。
 ペナンブリッジとペナンブリッジ2に続くペナン島と半島部をつなぐ第3リンクの建設はペナン交通総合開発計画(PTMP)」の一環だ。
 第3ペナンブリッジは、ペナン島のガーニードライブから半島本土のバガンアジャム間に架けられる。
 「建設費とメンテナンスコストをみれば、たしかに橋は海底トンネルよりも安くすむ。海底トンネルのフィージビリティ調査は87%まで終わっている」と、同委員長は述べた。調査は2016年12月に終了する予定だったが、2017年9月に延期されている。
(5月23日スター)

プロトン株式49.9%買収;吉利集団

(マレーシア)マレーシアの複合企業DRBハイコム( DRB-Hicom Bhd)は5月24日、不振が続く傘下の自動車メーカー、プロトン・ホールディングスの保有株49.9%を、中国のジリ・ホールディングス(浙江吉利控股集団/Zhejiang Geely Holding Group Co., Ltd =Geely Holding)に売却することで合意したと発表した。
 吉利控股集団は、中国の民間大手自動車メーカー、吉利汽車とスウェーデンの自動車会社ボルボ・カーズの親会社。董事長(取締役会長)は、李書福(リー・スーフー)氏である。
 吉利控股集団はこの買収で、プロトンの擁する英スポーツカーメーカーのロータス・カーズの株式(51%)も所有することになった。
 プロトンは国民車メーカーとして1983年に設立され、国内シェアの大半を占めていた。しかし、その後深刻な経営不振に陥り、外資との提携を条件に2016年4月には政府から15億リンギ(388億円)の融資を受けた。同社はギリをパートーナーに迎えた事で、政府との約束を果たしたことになる。
 プロトンの業績不振は続いている。2016年3月31日締めの2016年度決算でおよそ10億リンギの赤字を計上した。ジリ・ホールディングスのバックアップを受けて経営立て直しをはかる。
(5月24日スター)