[選挙区再編報告書]、官報に公示

(マレーシア)選挙区再編を勧告した2018年3月6日付選管報告書が、3月29日に官報に公示され、同日発効した。これにより、新しい区割り案が次期総選挙で使用される。
 政府は3月28日下院選挙区再編案について採決を求める動議を提出。結果、賛成129票、反対80票で可決された。選挙区再編案で影響を受ける選挙区は165の下院選挙区中の98だ。
 政府は猛スピードで国会通過の翌日にすぐさま官報公示と動いた。国会解散・総選挙実施が近い。4月2日(月)に解散、と予測するメディアが出ている。
(3月29日スター)

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中国からの投資、累計で220億リンギ

(マレーシア)中国企業による2010年〜2017年の8年間での対マレーシア製造業投資は累計で180プロジェクト、220億リンギ。投資プロジェクトが全て実行されると、3万8643件の雇用が創出される。3月29日、チュア・ティーユン副財務相が下院答弁で明らかにした。
(3月29日スター)

テロリスト3人に禁固10年

(マレーシア)サバ州サンダカンで落ち合い、マラウイでの戦闘に参加すべく、フィリピン南部への渡航を企て逮捕されたテロリスト3人に3月27日、コタキナバル高裁は禁固10年の判決を言い渡した。
 セランゴール州出身の溶接工、ノル・アズミ・ザイ被告(49)とインドネシア人トラック運転手フェイサル被告(23)、それに同大工アリ・ミスロン被告(37)の3人は2017年6月15日、サンダカンのモスクでの会合で、タウィタウィ島への「旅行」を計画した。最終目的地はマラウイだった。

5カ月にわたり交戦

 同地では昨年、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う過激派が5カ月にわたり町を占拠し、政府軍と激しい戦闘を展開。双方に1130人以上の死者を出したあと、10月23日にロレンザーナ国防相が戦闘終結宣言を出した。

6月15日に逮捕

 ノルとフェイサルは午後12時20分、プサト・バンダル・サンダカンで、アリは午後6時15分サンダンカン空港で、それぞれ逮捕された。インドネシア人の2人は今年2月13日に、ノルは今年3月28日に罪状を認めた。
(3月28日スター)

キナバル山で足を転倒、日本人女性を救出

(マレーシア)日本人熟年女性登山者(70)が3月29日午前、キナバル山で下山途中、足を滑らして転倒し、顔や肩を負傷して病院に搬送された。英字紙スターが報じた。
 サバ州消防・レスキュー局によると、イワブチ・フミコさんはティンポホンゲート登山口(Timpohon Gate)からキナバル登山を開始し、下山途中の午前11時半過ぎに負傷した。同局は午前11時40分ごろ通報を受け、レスキュー隊が現場に急行、イワブチさんをラナウ病院に搬送した。
(3月29日スター)

「フェイクニュース防止法案」、禁固を6年以下に

(マレーシア)3月29日、下院での「フェイクニュース防止法案」(Anti-Fake News Bill 2018)の第2読で、アザリア首相府相が罰則の修正を発表した。修正は、野党、メディア等の強い反対の声に配慮してのこととみられる。
 <10年以下の禁固刑か50万リンギの罰金または両方>が<6年以下の禁固刑か50万リンギの罰金または両方>に修正された。禁固刑が4年短くなったが、罰金額は修正されていない。
 このほか、第4条の<knowingly>(故意に)が、<maliciously>(悪意をもって)に修正された。
 修正後の英文は 「maliciously(旧:knowingly)creating, spreading or publishing fake news or providing financial assistance to those who do so.」
 政府・首相府は3月26日「フェイクニュース防止法案」(Anti-Fake News Bill 2018)を国会に提出した。
(3月29日スター、星洲日報)

メイド虐待の雇用主に禁固8年

(マレーシア)3月29日、シャーアラム(セランゴール洲)高等裁判所は、メイド虐待で逮捕されたロジタ・モハメド・アリ被告に禁固8年を言い渡した。
 ペタリンジャヤ地裁は15日に善行の約束(good behaviour bond)5年と保証金2万リンギという極めて軽い判決を言い渡した。これに検察が不服として控訴していた。
 ロジタは2016年12月21日にムティアラ・ダマンサラの自宅で、インドネシア人メイド、スヤンティ・ストリンソさん(19)に対して包丁や鉄製モップ、ハンガー、雨傘などを使い暴行したかどで逮捕された。  
 実刑判決が言い渡されなかったことに怒りを覚えた市民が「もっときびしい、思い刑罰を与えるべき」として署名運動を17日に起こし、アパンディ検事総長が控訴すると約束していた。
(3月29日サン)

選挙区再編案、賛成多数で可決

(マレーシア)ナジブ首相は3月28日下院で選挙管理委員会がまとめた選挙区再編案について採決を求める動議を提出、結果、賛成129票、反対80票で可決された。
 これにより、次期(第14回)総選挙はこの選挙区再編案に基づき実施される。
 選挙区再編案で影響を受ける選挙区は165の下院選挙区中の98で、名称の変更、または有権者数の増減が実施される。再編はマレー半島部の選挙区が対象で、プトラジャヤとペルリスは対象外だ。
 名称が変更されるのは別表の12選挙区だ。なお、2013年総選挙では、これら98選挙区で与党連合は36議席、野党連合は62議席を獲得している。

■名称変更の12選挙区(カッコ内は旧称)
P009 – Alor Setar (Alor Star)
P075 – Bagan Datuk (Bagan Datok)
P076 – Teluk Intan (Telok Intan)
P102 – Bangi (Serdang)
P104 – Subang (Kelana Jaya)
P105 – Petaling Jaya (Petaling Jaya Selatan)
P106 – Damansara (Petaling Jaya Utara)
P107 – Sungai Buloh (Subang)
P132 – Port Dickson (Telok Kemang)
P137 – Hang Tuah Jaya (Bukit Katil)
P162 – Iskandar Puteri (Gelang Patah)
P167 – Tanjung Piai (Tanjong Piai)

 有権者数の増減だが、61選挙区で有権者数が増加し、37選挙区では減少した。
 有権者数が最も増えたのはセランゴール州ダマンサラ選挙区(旧ペタリンジャヤウタラ)で、2013年総選挙時の8万5401人から15万0439人へと2倍近く増加した。
 逆に有権者数が最も減少したのはスンガイブロー(旧スバン)で、12万8543人から7万3448人へと約5万5000人も減少した。

野党から批判の声

 当然のことながら、選挙区再編案については「与党に有利な再編で、受けれ難い。次期総選挙向けの偏向再編だ」と野党が反対している。
(3月24日スター)