「次期総選挙に向け準備を」;ナジブ首相

(マレーシア)11月29日、プトラワールドトレードセンター(PWTC)で、統一マレー国民組織(Umno)のナジブ党総裁が非公開の「党総裁報告」会議を開催した。
 会議後、ラジャ・ノンUmno最高評議会委員がメディアに明らかにしたところでは、ナジブ首相は、党員に対して次期総選挙に向け闘いの準備を整えるよう指示した。
 首相は、「与党連合・国民戦線(BN)こそが、マレーシアをリードできる頼りがいのある政党であると有権者に確信させるよう動け」と檄を飛ばしたという。
 一方、Umno女子青年部中央執行委員会のノルサブリナ女史は、BN
がめざす獲得議席数について、「首相は、134++をめざす」と述べたむね明らかにした。
 マレーシアの最大政党であるUmnoは、11月29日~12月3日まで、年次党大会をクアラルンプール(KL)市内のPWTCで開催する。
(11月29日スター、NST)

2017年の昇給率、前年より鈍化

(マレーシア)マレーシア雇用主連盟(MEF)の2016年給与調査によれば、マレーシアの被雇用者の2017年の昇給率は2016年より若干鈍化する見込みだ。
 非管理職労働者の16年の昇給率は5.51%で、15年の5.44%を上回ったが、17年は5.43%にやや下がると予測。管理職では15年の5.97%から16年は5.55%、17年には5.30%へと徐々に下がっていく見込みだ。

賃上げ実施率が低下

 また管理職に対する賃上げを実施した雇用主は、2015年が96.5%だったのに対して2016年は93.6%に低下、非管理職に対する賃上げ実施率も15年の96.5%から95.4%に下がっている。
 この調査では、新卒者の雇用可能性を高めるためには英語能力を向上させることが重要と答えた雇用主が90.3%に達し、新卒者の英語能力への不満を抱いていることがわかる。また回答者の73.2%が新卒者には問題解決能力やコミュニケーション技能が欠けているとみていることもわかった。

新卒は実勢より高い給与を期待

 新卒者が実際の給与額よりも高い給与を期待していると回答した雇用主は83.5%に達した。
 学位卒業者の期待する給与額は2725リンギであるのに対して実際の平均支給額は2566リンギ、修士卒業者の期待する額は3447リンギであるのに対して実際の平均支給額は3197リンギという結果が出ている。

経済停滞の影響

 一方、同連盟が実施した別の調査「経済停滞下の従業員管理」によると、2016年に経済停滞の影響を受けたと回答した企業は83%におよんだ。
 解雇を実施した企業は12.7%、自主退職者を募った企業は8.2%、相互退職制度を実施したのが5.5%、一時帰休を実施した企業が3.6%あった。その一方で給与カットを実施した企業はなかった。
(11月25日スター)

大鷲像の改修終了、ランカウイ島

(マレーシア)ランカウイ島の中心地クアタウンのランドマーク的存在、イーグルスクエア (大鷲像)の改修工事が終了した。
 英字紙ニューストレートタイムズが11月29日に報じた。工事費は870万リンギ(約2億1750万円)だ。
 ランカウイ開発庁(Lada) のカリド・ラムリCEOによると、20年以上前に建立された、高さ12メートルの大鷲像の改修はこれまでで最も大掛かりな工事となった。ランカウイはマレー語で「赤茶色の鷲」の意味だ。
(11月29日NST)

「嬰児の売買拠点ではない」:警察トップ

(マレーシア)カリド・アブバカル警察庁長官は11月26日に出した声明において、マレーシアでの嬰児売買の事実は認めたものの、売買組織の拠点にはなっていないと言明した。
 カタールを拠点とする国際衛星放送局アルジャジーラは最近、マレーシアでは嬰児売買が横行し、容易に取引ができると報道した。長官発言は同報道への反論だ。

専門部署を設置

 カリド長官は、警察は常に嬰児売買の動きを監視し、2008年に人身売買対策・移民密入国対策部を設立し、犯罪捜査局にも性犯罪・女性・児童捜査部を設立するなど、取り組みを強化してきたと強調した。
 「2010年に警察は医師、看護師3人、政府職員など、嬰児売買組織に関与していた6人を逮捕し、14年にもネグリ・スンビラン州プダスで男女1人ずつを逮捕し、同様の組織を摘発した」。
 後者の事件では、警察は女性3人の10代の男女3人、嬰児1人を救出した。

取り締まりで成果

 また2015年には組織の首謀者とみられる女3人を逮捕し、セランゴール州ゴンバで女性17人、10代の男女4人、嬰児3人を救出した。
 2016年に入ってからは別々の2回の取り締まりで男3人とミャンマー人女性1人を逮捕し、女の嬰児1人を助け出している。
 一方、警察はアルジャジーラが報道した案件については、さらに捜査を進め、必要な措置をとるとしている。
(11月27日NST)

ベルシ代表に脅迫状

(マレーシア)非政府組織の連合体「ベルシ2.0」のマリア・チン代表は11月29日KL裁判所ビルで、弾丸1発を同封した殺害をほのめかす脅迫状を送りつけられたと発表した。
 脅迫状は17日に届いていたが、開封したのは29日朝になってからという。「息子が郵便受けから取り出して居間のテーブルに置いた。私は忙しく、それに気付かず、29日の朝になって開封した」。
 マリア代表によると、これより前に2回殺害をほのめかす脅迫状を送り付けられ、警察に届け出たという。
(11月29日スター、NST)

観光バス炎上、乗客は無事

(マレーシア)南北ハイウェーを走行中だった中国人観光客の乗った観光バスから突然出火、完全に焼け落ちる事故が11月29日に起きた。乗客30人と運転手、ツアーガイドは全員避難して無事だった。
 消防局の発表では、火災は29日午後5時すぎに発生した。乗客は、別のツアーバスに乗り換え目的地に向かった。
(11月29日スター)

タイ新国王に皇太子;暫定議会が承認

(タイ)タイ暫定議会は11月29日、10月13日に死去したプミポン国王の後継者としてワチラロンコン皇太子(Vajiralongkorn、64)への即位要請をを全会一致で決議した。皇太子が受諾すれば、即位が正式に発表される見通し。
 プラユット暫定首相は、国王が死去した10月13日に、ワチラロンコン皇太子が後継国王になると発表していた。即位は、1年間の服喪期間後に執り行われる国王の葬儀の終了後とみられている。
(11月30日チャンネルニュースアジア)