マレーシア人男女2人拉致の犯人逮捕

(マレーシア)フィリピン南部スールー州のホロ警察本部は11月29日、今年5月マレーシアのサバ州サンダカンで男女2人を拉致した疑いのもたれる アブサヤフ幹部カダフィ・ムクタディ容疑者を28日に拘束したと発表した。
 スールー州パナマオ警察により逮捕されたカダフィ・ムクタディ容疑者は他のアブサヤフメンバー2人と共にに車で移動中、パナマオ市内で交通事故 に遭遇して重傷を負い、スールー州立病院に偽名(アミン・マイン/Amin Maing) を使い入院していた。カダフィは拘束されたが、2人は逃走した。
 カダフィは兄のミンダス容疑者、サダム・ジャイラニ容疑者らと今年5月14日、ジャラン・バトゥ・サピ(Jalan Batu Sapi)にある「オーシャン・キ ング・シーフド・レストラン」(Ocean King Seafood Restaurant )に押し入 り、女性店長のシェン・ニュフンさん(50)とベルナルドさんを拉致、ボートで連れ去った。
 シェンさんは11月8日に解放され9日早朝サンダカンにもどったがベルナルドさんは11月17日に殺害された。
 サダム・ジャイラニ容疑者が28日にホロで逮捕されており、警察はジャイ ラニからカダフィらの居場所を知ったようだ。
(11月29日NST)

ケダ州皇太子が死去

(マレーシア)ケダ州のトゥンク・アブドル・マリク皇太子(86)が11月 29日午前1時に死去した。皇太子はアロスターのスルタナ・バヒヤ・ホ スピタルに入院中だった。
皇太子妃トゥンク・ラウザが9月21日に死去しており、マリク皇太子は夫人のあとを追うようにして亡くなった。
 マリク皇太子は、ケダ州スルタンでもあるハリム現国王(88)の実弟。スルタンとスルタン妃の間には男子がおらず、マリク殿下が1981年に皇太子となった
(11月29日NST、スター、星洲日報)

ストールでの中華刺身販売を禁止

(シンガポール)国家環境庁(NEA)は11月27日、ホーカーセンターとフードコートのストールでのユーシェン(魚生)=生魚(刺身)=の取り 扱い・販売を禁止すると発表した。即日実施。以後、NEAの定めたガイドラインの衛生基準に合格したストールのみ取り扱い・販売が許可される。
 今年7月から9月にかけてシンガポールではB群連鎖球菌(Group B StreptococcusGBS)に感染する患者が続出し、その後の検査でストールの中華風刺身からBSバ クテリアが検出された。
 今年に入ってからこれまでにシンガポールで確認されたGBS感染患者は355人。うち150人はユーシェン(魚生)方式の生魚=中華風刺身=を食べていたことが判明している。
 NEAは7月なかばに、ユーシェン(魚生)の販売自粛をストールに勧告し、その結果、GBS患者は減少傾向にあった。
 シンガポールのストールで販売されている魚生は生魚の薄切りに野菜の千切りを加え、たれで混ぜ合わせた刺身サラダで、チャイニーズニューイヤーに食べるユーシェン (魚生)がとくに有名だ。 
 シンガポールでユーシェン(魚生)に使用される魚はソン・フィッシュ (Song fishAsian Bighead Carp)=コイ科=とトマン・フィッシュ(Toman fishSnakehead Fish )=スズキ目・タイワンドジョウ科。どちらも淡水魚 だ。なお、日本料理の刺身は禁止対象とはなっていない。日本レストラン・ スーパーで販売されている刺身などの生ものは安心して食べて良いとのことだ。

GBS感染症とは

 10~15%の妊婦が常在菌として持っているといわれている。多くは、新生児が出産時に母親から感染する。シンガポールでは、検査の結果、ストール(屋台)で販売されていた上記の2種類の魚からGBSが検出された。感染した場合の主な症状は高熱、嘔吐、関節痛などだ。重篤の場合は意識障害などが起きることがある。地元料理で出る刺身/魚生は避け、しっかり火の通ったものを食べるようにしたい。
(11月27日チャンネルニュースアジア、星洲日報)

チェックインは早めに:エアアジア

(マレーシア)格安航空大手エアアジアは11月24日付け公式声明で、スクールホリデー(2015年11月21日~2016年1月3日)入りした関係で利用者が大幅に増加することが予想されるため、チェックイン手続きを通常よりも早めにすませるよう乗客に呼びかけた。
 とくに、KLIA2の混雑が予想され、エアアジア便利用者は出発の3時間前までに、エアアジアX便の利用者は4時間前までにKLIA2に到着するよう注意を喚起している。
(11月24日東方日報)

「ハミダ氏除名は遺憾」;ムヒディン氏

(マレーシア)与党・統一マレー国民組織(Umno)のムヒディン筆頭副総裁(前副首相)は11月27日、Umnoペラ州ゴペン支部のハミダ・オスマン婦人部長が除名処分を受けたことについて、「党への貢献が大きなハミダのような党員が除名されたことは誠に遺憾だ」とするステートメントを発表した。
 「最高評議会の一員として、私はその決定に拘束されるが、黙っていることはできない。党内で現在奇々怪々のことが起きていて、党幹部の責任感、正義、誠実さなどが浸食されている。
 ハミダは党婦人部情報局主任、ペラ州行政議員を歴任した、党に大きく貢献した人物であり、今回の(除名)決定には失望させられた。マハティール元首相の関わるイベントに出席したことが問題視されたが、元首相はUmnoの元総裁で、今もUmno党員である。なぜ規律違反をとわれるのか?
 この論法では、多くの党員が除名されることになり、Umnoは支持者と党員を失うだろう、ハミダは釈明する機会も与えられず、いきなり除名されたと言っている。本当なら立党の精神に背いたことになる」。
(11月27日東方日報、スター)

「ハミダ氏の発言は許容限度を超えた」

(マレーシア)与党・統一マレー国民組織(Umno)ペラ州ゴペン支部のハミダ・オスマン婦人部長が除名処分を受けたことについて、カイリー党青年部部長(青年・スポーツ相)は11月25日、党筆頭総裁(ナジブ首相)に対する許容限度を超えた批判が理由だと語った。
 「Umno(全体)は、党最高評議会の除名処分決定を受け入れている。党は批判を許容するが、ハミダは野党と結託して批判を展開した。党としては、除名する以外の選択はない」。 24日、Umno最高評議会の会議終了後に開いた記者会見で、ナジブ総裁がハミダ氏に対する除名処分を発表した。
(11月25日サン)

16%完成;「手頃な価格の住宅」100万戸

(マレーシア)~与党連合・国民戦線(BN)は前回の総選挙時に発表したマニフェストの中で「手頃な価格の住宅」100万戸の建設を公約しており、今年9月末の時点で16%まで完成した~。
 ナジブ首相は11月27日、世界貿易センター(PWTC)で催されたPR1MA 住宅展示会開幕式で挨拶し、このような数字を挙げた。展示会は29日までの3日間開催される。
 首相はスピーチの中で、「質の高い『手頃な価格の住宅』は好評で国民からおおいに歓迎されている。ブキビンタンに建設される543戸の場合、分譲予約申し込み件数の倍率が25倍となった」と述べた。

PR1MAとは

 PR1MAは、中所得層(世帯収入2500~7500リンギ)の持ち家促進を図るプロジェクト「1マレーシア・ピープルズ・ ハウジング」の略称だ。PR1MAの住宅価格帯は10万~40万リンギ、購入後10年間は住宅の売却を禁止するとしている。
(11月25日NST)