シリア難民68人、マレーシアに到着

(マレーシア)シリア難民68人をのせた特別機が5月28日、スバン空軍基地に到着した。予定では150人を迎えることになっていたが、都合で18世帯68人となった。68人はセティア・アラムにあるコンドミニアムに入居し、新生活をスタートさせる。
 ナジブ首相は2015年10月に第70回国連総会の場で、3年間にわたってシリア人難民計3000人を受け入れると表明した。これを受け、同年12月にマレーシアに家族が住んでいるシリア人8人をまず受け入れた。
(5月28日サン)

ザヒド副首相、日本訪問

(マレーシア)ザヒド副首相が5月29日から5日間の日程で日本を訪問中だ。同日午後5時半に羽田空港に到着し、宮川駐マレーシア大使やイズラン・イドリス駐日マレーシア大使ほかの出迎えを受けた。30日には仙台市を訪れ、震災復興について同市から説明を受けた。
 副首相は日本滞在中、第34回日本マレーシア経済協議会 (Jameca)・マレーシア日本経済協議会(Majeca)合同会議での基調講演のほか、日本のトップ企業代表らが出席する円卓会議で挨拶する予定だ。
(5月29日スター)

マレーシアで現地生産体制再編;トヨタ

(マレーシア) トヨタ自動車は5月25日、今後緩やかな拡大が見込まれるマレーシア市場を見据え、競争力ある生産体制構築を目指し、新たな車両工場建設を核として現地生産体制を再編すRと発表した。
 再編は、マレーシアにおける合弁事業会社UMW Toyota Motor Sdn. Bhd.(以下、UMWT)が、車両生産子会社Assembly Services Sdn. Bhd.(以下ASSB)を通じて実行する。乗用車と商用車を混流生産する既存工場での乗用車生産を2019年初に終了し、乗用車専用工場を新たに建設する。
 乗用車専用工場はセランゴール州クランに新設される。新工場への投資額は約490億円で、2019年初より年産5万台の生産能力で稼働を開始する計画だ。
 1968年にコロナ・カローラのCKD生産からスタートした既存工場は、商用車生産に特化し、車両構造・サイズに応じた工程や物流の最適化で、生産性を向上させる。
(5月25日 トヨタ)

「問題の法案通れば、辞任する」;厚相

(マレーシア)イスラム国家設立を目指す野党、全マレーシア・イスラム党(PAS)が5月26日イスラム法廷(犯罪の裁判権)の改定に関する議員立法案を国会に提出した。この件については、野党だけでなく与党連合・国民戦線(BN)のマレーシア華人協会(MCA)やマレーシア・インド人会議(MIC)からも反対の声があがっている。
 そうした中、MICのS・スブラマニアム総裁(厚相)が5月30日、同法案が国会で可決成立すれば、大臣を辞任すると発表した。
 「インド人社会は、我が党に対して、同法案に反対するよう求めている。MCAはインド人社会を代表しており、その要求に応える。ナジブ首相は、この法案は峻厳な刑罰を導入するイスラム法とは無関係と言っている。歓迎される説明だ。さらに詳細を説明してほしい」(同総裁)。
 現行の規定は、3年以下の禁固刑と5000リンギ以下の罰金、6回以下のムチ打ち刑を科す権限をイスラム法廷に与えている。しかし、PAS所属議員の改正案が通れば、死刑以外のいかなる刑罰も科すことが許されるとS・スブラマニアム総裁は指摘。憲法違反であるだけでなく、二重構造の司法制度が存在することになるとも警告した。
 同総裁のほか、すでに、リョウ・チョンライMCA総裁(運輸相)、T. モハンMIC副総裁、民政党(ゲラカン)のマー・シューコン総裁、SUPP(サラワク統一人民党)のリチャード・リオット党首(人的資源相)も議員立法案に反対する旨、さらに法案可決の際には大臣を辞任すると表明ずみだ。
(5月30日スター)

ビビアン・リー被告に禁固6カ月

(マレーシア)クアラルンプール重罪裁判所は5月27日、2013年のラマダン(断食月)期間中、フェイスブック上でイスラム教徒が忌避する豚肉が材料の「バクテー(肉骨茶)」を食してイスラム教を侮蔑する内容の動画を投稿したビビアン・リー被告に禁固6カ月の判決を下した。
 世間を騒がし続けるブロガー、アルビン・タン被告のガールフレンドだったリー被告は、13年7月にタン被告とともに煽動取締法違反で起訴された。タン被告は保釈を悪用して米国に逃亡したとみられている。
 リー被告とタン被告は、イスラム教徒が食することを禁じられている豚肉を使ったバクテーの写真を「断食時間明けおめでとう(いい匂いがしておいしくて、食欲をそそるバクテーをどうぞ)」とのキャプションをつけてフェイスブックに投稿していた。

華人社会も非難

 裁判では検察側は、こうした無神経な投稿には華人社会も非難したほどだと指弾していた。
 アブドゥル・ラシド裁判官は、他人が信仰する宗教を交流メディアを使って侮蔑することは許されないとの教訓を与えるべく、リー被告に実刑判決を下したと語った。
(5月27日NST)

故障のエアロトレイン、運行再開

(マレーシア)5月27日の朝、故障により運行できなくなったクアラルンプール国際空港(KLIA)のエアロトレインのうち1台が同日午前中に運行を再開した。
 同空港を運営・管理するマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)は、エアロバスが運行停止した後にバスによる代替移送を実施し、混雑の解消に努めるとともに、乗客に不便をもたらしたことを謝罪した。
 MAHBは、メイン・ターミナルとサテライト建物を結ぶエアロトレイン2台の保守管理作業を実施し、2台目のエアロトレインの運行も28日午前中に再開された。

怒りの投稿相次ぐ

 一方、フェイスブックなどの交流メディアには、エアロトレインの運行停止後に混雑が発生しているのに、MAHBの十分な説明が無かったことに怒りをぶちまける投稿が相次いだ。
 同空港では2015年12月にもエアロトレインの運行が停止し、混乱が発生していた。
(5月27日ベルナマ通信)

バイク通学の生徒、80%が無免許

(マレーシア)陸運局(JPJ) のユソフ・アヨブ局長は5月21日、全国でバイク通学をしている生徒11万7000人中、80%にあたる9万3600人は運転免許証を所持していないと発表した。
 教育省のデータを引用した同局長によると、「送り迎えしてくれる人がいない」、「スクールバスが運行していない」が、無免許バイク通学の理由という。
 ジョホールバルで催された「1JPJ1コミュニティ・プログラム」のイベントに出席したユソフ局長は、無免許運転の危険性を訴え、250リンギで免許証を取得できる「 MyLesen programme」に参加するよう生徒と親に呼びかけた。
  このプログラムは16歳以上が対象で、講習終了後テストに合格すれば250cc以下のバイクを運転できるB2クラス・ライセンスの取得が可能となる。
(5月22日スター)