パンダの赤ちゃん公開、1日2回

(マレーシア)中国の白天・駐マレーシア大使は5月26日、国立動物園パンダセンターでの二頭目のパンダの赤ちゃんのお披露め式に出席、「近日中に、オンライン名付けコンテストが開催される。大使館がマレーシア当局とコンテスト開催について協議中だ」と語った。

2カ月間はガラス越し

 大使によれば、今年1月14日に誕生した2頭目のメスのパンダの赤ちゃんの一般公開はガラス越しで、当初2カ月間は<午前11時~午後12時半>、<午後2時~3時半>の1日2回。2カ月後に両親「シンシン」、「リアンリアン」と共に公開される予定である。
(5月26日フリーマレーシアトゥデイ)

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HSR計画破棄は多額損失を招く;前首相府相

(マレーシア)希望連盟政権が5月28日、クアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道計画(HSR)を破棄すると決定した。「同計画はマレーシアに1100億リンギの負担を強いる一方で、収益をあげられない」(マハティール首相)というのがその理由だ。
 これに対して野党・統一マレー国民組織(UMNO)の広報担当者であるアブドゥル・ラーマン・ダーラン前首相府相(運輸担当)が5月29日、「計画を破棄すれば、マレーシアの経済成長にマイナスの影響を及ぼす」との批判をフェイスブックに投稿した。

2090億リンギの損失

前首相府相は、高速鉄道が運行されれば、マレーシアの経済に年間10億米ドル(約40億リンギ)の波及効果があるとするジェトロ・アジア経済研究所の調査結果を引用、「結果的に国民総所得で推定2090億リンギの損失となるほか、7万人分の職を創出する機会を失う」と主張した。
 また「国有投資ファンド、1マレーシア・デベロップメント(1MDB)が手がける、高速鉄道の発着・終点駅となるバンダー・マレーシア・プロジェクトの価値が実質的に下落し、1MDBの債務返済能力が減退する」と指摘した。

1100億リンギ

 マハティール首相による同計画負担額1100億リンギとの推定にも疑問を表明、「今年初めにシンガポールおよびマレーシア政府が予算に計上した推定額500億~700億リンギと大きく異なる」と指摘した。
 「希望連盟政権は、コスト負担を上回る経済波及効果を考慮に入れたうえで、計画破棄という早急な決定にいたったのだろうか」と疑問を投げかけている。

さらに債務が膨らむ

 さらに前首相府相は、「同計画の波及効果による恩恵には多大なものがあり、今この計画を実行しなければ、絶好の機会を失う。将来計画再開となった場合には費用が増大し、さらに債務が膨らむ」とも指摘した。
 「計画の破棄は外国の投資家に失望感を与える。短絡的な視点からこのような重要な決定を下すべきではない」と批判している。
(5月29日スター)

快速鉄道RTS計画は推進;ロク運輸相

(マレーシア)「KL・シンガポール高速鉄道(HSR)計画はキャンセルするが、ジョホールバル・シンガポール快速鉄道 (Johor Bahru-Singapore Rapid Transit System 、RTS)計画は推進したい」。
 ロク・シューフォック運輸相はシンガポールのニュース専門TV<チャンネルニュースアジア>のインタビューに応じた際、このように発言した。チャンネルニュースアジアが5月30日に報じた。

RTSとは

 RTS はジョホールとシンガポールの間にあるジョホール海峡にブリッジをかけて横断する前長4キロの鉄道だ。所要時間は30分。ジョホール側の駅はブキチャガル、シンガポール側はウッドランズ・ノースMRT駅となる。2024年の運転開始を目指す。
 今年1月16日、両国政府はRTS建設に関する正式合意書に調印した。署名式には、首脳会談のためシンガポールを訪問したマレーシアのナジブ首相とシンガポールのリー・シェンロン首相が立ち会った。

コスト減
 
 ロク運輸相は、「プロジェクトのコスト(マレーシア側の負担)は40億リンギ(約1080億円)と理解している。マレーシアは政府債務が非常に多く、財政再建を急ぐ。それもあって、RTS計画も見直し、コストをもっと引き下げたい」と語った。
(5月30日ベルナマ、チャンネルニュースアジア)

MRT3号線計画を中止に

(マレーシア)マハティール首相は5月30日の定例閣議後に記者会見し、クアラルンプール中心部を走る環状線、MRT(大量高速交通システム)3号線の計画を中止すると発表した。
 クアラルンプール(KL)とシンガポールを結ぶ高速鉄道(HSR)計画に続く大型インフラ・プロジェクトの中止である。
 首都圏では、MRT1号線が昨年7月17日に全面開通した。前政権は、2022年にスンガイブロと新行政都市プトラジャヤを結ぶMRT2号線、27年までにはMRT3号線を開通させるとしていた。
(5月30日スター)

フェルナンデスCEOを汚職罪で起訴

(マレーシア)マレーシアの格安航空大手エアアジアのトニー・フェルナンデス・グループ最高経営責任者(CEO)が5月29日、インドで汚職罪で起訴された。外国通信社数社が報じた。
 インドの中央捜査局(CBI)によると、インド発の国際線への参入をめざし規制緩和を働きかけるため、インドの民間航空省の担当者に贈賄した疑い。

タタ・グループと合弁

 エアアジアはインドの最大財閥タタ・グループと2013年3月18日に合弁会社エアアジア・インディアを設立、2014年6月12日にインドの国内線市場に参入した。現在、14機(昨年末時点で)所有する同社はデリーとバンガロールを拠点にゴアやコチなど数都市に乗り入れている。今後5年以内に所有旅客機を60機以上にする計画という。
 エアアジア・インディアは30日に声明を発表し、いかなる不正行為にも関与していないと強調した。
(5月30日スター)

MH370便の捜索、5月29日で打ち切りに

(マレーシア)4年前の2014年3月8日に、北京に向かう途中で消息を絶ったマレーシア航空MH370便の捜索について、 米国の海洋探査会社「オーシャン・インフィニティ」(Ocean Infinity)は5月29日、同日で探査作業を終了したと発表した。
 一方、マハティール首相も30日、新たな発見がなかったとして、捜索の打ち切りを発表した。今回の捜索は、旅客機が沈んでいると見られるインド洋を中心に11万平方キロメートル余りに及んだが、新たな発見はなかった。乗客や乗員の親族は打ち切りの決定に強く反発している。

MH370便事故の経緯

 MH370便は乗客乗員239人を乗せ、KLIAを離陸して1時間もたたないうちに消息を絶った。
 マレーシア、中国、豪州3か国による捜索は、有力な手がかりがないまま去年1月に終了したが、ことし1月になって、「オーシャン・インフィニティ」がマレーシア政府と契約(5月29日までの期限つき)を結び、捜索を再開していた。
(5月30日スター)

主婦のEPF口座を開設、拠出率2%で

(マレーシア)ワン・アジザ副首相兼女性事務・福祉相は5月29日、希望連盟(PH)政府は公約を守り、主婦のための従業員積立基金(EPF)口座を設けると発表した。拠出率(積立率)は2%を想定している。主婦口座開設について、女性事務・福祉省がEPF庁と協議中だ。
 制度スタート後、夫の拠出率は従来通り11%に据え置かれるが、その中の2%が妻名義の口座に<分割>される。希望連盟の公約では、主婦のEPF口座開設のほか、政府が主婦に毎月50リンギを支給するとしている。
 ただ、問題もある。イスラム教徒は一夫多妻が認められているお国柄、妻が2人以上いるイスラム教徒の夫の場合、2%ずつ妻たちに拠出金を譲ることになるのかどうか? 主婦口座開設まで、まだ解決すべき問題は多々ありそうだ。
(5月29日東方日報、スター)