残骸と遺体を発見: QZ8501墜落事故

(インドネシア)インドネシア国家救難庁 (Basarnas) のバンバン・ソウエリストヨ長官は12月30日、ボルネオ島南西部のジャワ海の海上で、28日に消息を絶ったエアアジア・インドネシア機(乗客・乗員162人)・QZ8501A320-200=の残骸と遺体の一部を発見したと発表した。

 同長官によると、現場付近で乗客とみられる6人の遺体が確認され、うち3体が海軍戦艦により回収された。3体のうち2体は女性である。一方、海軍のラジオ局は同日、海軍が40体以上を収容したと報じた。

 30日の捜索はインドネシアやマレーシア、シンガポール、オーストラリア、米国などの船舶、航空機で展開された。

 QZ8501は、インドネシア第2の都市スラバヤを午前5時35分(インドネシア時間)=午前6時35分(マレーシア、シンガポール時間)=に出発、シンガポールに午前8時半頃到着予定だった。しかし、約1時間後の午前6時24分(現地時間)に連絡が取れなくなった。

 悪天候を知らせる交信直後に消息を絶ったことから、積乱雲などに突入して乱気流に巻き込まれ墜落したとみられる。墜落原因の解明に必要なフライトレコーダーはまだ回収されていない。

(12月30日スターほか)

「衷心よりお悔やみを御申し上げます」;エアアジアのトップ

(マレーシア)エアアジアグループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は12月30日、28日に消息を絶ったエアアジア・インドネシア機(乗客・乗員162人)=A320-200=の残骸、遺体が発見されたことについて、ツイッターで「QZ8501に搭乗した乗客のご家族の皆様に、エアアジアを代表して、心より御悔やみ申し上げます。まことに申し訳ございません。できうるかぎりのことをさせていただきます」と述べた。

 一方、ナジブ首相も30日、QZ8501便墜落事故について、犠牲者の家族に対して深い哀悼の意を表明した。

(12月30日スターほか)

洪水被害で死者21人に;12月17~30日

(マレーシア)雨期のマレーシア、12月半ばから各地で大雨が続いている。マレー半島北東部を中心に大きな洪水被害が出ている。

 カリド警察庁長官は12月30日、17日から同日までの1週間にケランタン、トレンガヌ、パハンほかで21人が死亡、10人が行方不明になっていると発表した。避難した住民は21万9000人以上となった。過去30年間で最悪の洪水被害である。

(12月30日スターほか)

QZ8501便の機長は空軍の元戦闘機パイロット

(インドネシア)12月28日にジャワ海に墜落したエアアジア・インドネシアのQZ8501便の機長は、インドネシア空軍の元戦闘機パイロット(中尉)、イリヤントさんとわかった。副操縦士はフランス人のエマニエル・レミ・プレセルさん。

 空軍時代にF-5戦闘機を操縦していたイリヤント機長は飛行時間2万537時間のベテランパイロットで、そのうち6053時間はエアアジア・インドネシア入りしてからの飛行時間だ。

(12月30日スターほか)

マレーシア人とシンガポール人も搭乗;エアアジア機、消息絶つ

(マレーシア)エアアジア・インドネシアとインドネシア運輸省の発表によると、インドネシア第2の都市スラバヤからシンガポールに向かった格安航空エアアジア・インドネシアの8501便が12月28日、カリマンタン島付近の上空で消息を絶った。
 同機には乗客155人(こども16人)と乗員7人の計162人が搭乗している。最後の交信時、現場空域は悪天候だった。
 8501便(エアバスA320―200型)は午前6時35分(マレーシア時間)=インドネシア時間;午前5時35分=にスラバヤを出発し、およそ2時間後にシンガポールに到着する予定だったが、午前7時24分に連絡が取れなくなったという。
 捜索は日没のため28日夜にいったん打ち切られ、29日朝から再開された。しかし、30日になっても機体は見つかっていない。インドネシア当局は29日、機体は海底に沈んだと考えられると発表した。

「最悪の悪夢だ」

 なお、エアアジアグループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は28日ツイッターで、「(私にとって)最悪の悪夢だ。しかし、だからといって留まっている事はできない、エアアジアはこのきびしい状況をみんなで乗り越えて行く」と書き込んだ。
 エアアジア・インドネシアには、マレーシアのエアアジアが49%を、インドネシアの投資家らが51%を出資している。

乗員・乗客の国籍と人数
<乗客>155人
・マレーシア(1)
・シンガポール ()
・韓国()
・英国 ()
・インドネシア(149)

<乗員>7人
フランス ()
インドネシア()

(12月28日、29日、30日スターほか)

マレーシア人乗客はシー・チュンヘイさん;エアアジア8501便

(マレーシア)消息を絶ったエアアジア8501便にマレーシア人がひとり搭乗していたが、12月28日にこの人の名前がわかった。
 サラワク州出身のシー・チュンヘイさんで、インドネシアに会社の同僚と旅行に出かけ帰国する途中だった。シーさんの同僚は都合で別便で帰国することになり、エアアジア8501便には搭乗していなかった。
(12月28日、29日、30日スターほか)

エアアジアのランカウイ便、機体異常で引き返す

(マレーシア)12月28日、ペナンからランカウイ島に向かったエアアジア6242便が、機体に異常が発見されたため、急きょぺナンに引き返した。
 華字紙「東方日報」によると、エアアジアAK6242は28日午後4時30分に離陸した。しかし、約10分後に機体に異常が見つかったと機長がアナウンスし、ペナンに引き返したという。乗客は約1時間半後、午後6時の便で出発した。
(12月28日東方日報)