「マレーシア人は遅くても安く利用できるインターネットを好む」

(マレーシア)サレー・サイド通信・マルチメディア相は、マレーシア人の多くは接続速度の早いインターネットよりも接続速度が遅くても安く利用できる方を選ぶ傾向が強いと言明した。
 野党・民主行動党のベテラン議員、リム・キットシャン顧問がブログでマレーシアのインターネットの接続速度が遅いと不満を訴えたのに反論した。

高速派は少数

 サレー大臣は、「現実にはマレーシアでは広範なインターネットの速度を選択できる。インターネット利用者の71%は秒速384キロバイトから1メガバイトの接続速度でサービスを提供しているストリーミックス・ブロードバンド・パッケージを利用することを希望している」として、高速インターネットの利用を望む人は少数派であると指摘した。
 リム顧問は「サレー通信・マルチメディア相は、政治的な生き残りに躍起になっているナジブ首相の宣伝隊長としての閣僚の役割を果たすことに関心を示すだけだ。マレーシアの貧弱なインターネット・インフラにはまったく関心を持っていない」と批判していた。これに対して同相は、以下のように問題提起した。
 「リム顧問はインターネットの接続速度がヨーロッパ地域の中で16位の英国のインターネット利用者と同様の苦情を訴えている。もし英国が通信インフラを改善しようとすれば、2000億リンギほどを支出する必要があると見積もられている。問題は英国のインターネット利用者がその負担に対する覚悟ができているかどうかだ」。
 その上で、同相は、より速度の速いブロードバンドが利用できるとしても、利用者の多くは使用料が安く、接続速度の遅いパッケージに加入するだろうと指摘した。

値ごろ感が重要
 サレ―大臣はさらに、次のように述べた。「リム氏は接続速度についてだけ議題にしているが、マレーシアが焦点をあてるべきは速度とインターネットが利用できる範囲、値ごろ感である。2020年までにマレーシア人の95%がインターネットに接続できるようにする。都市部住民の50%、地方部住民の20%以上が接続速度100メガバイトのブロードバンドに接続可能とするのが政府の希望である」。
(9月28日スター)

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俳優のシュワルツェネッガー、10月にKLで講演

(マレーシア)アクション俳優のアーノルド・シュワルツネッガー(68)が、10月にクアラルンプール(KL)で開催されるフォーラムで講演する。
 2003年から2011年にかけて第38代カリフォルニア州知事を務めた経験を持つシュワルツェネッガー氏は、10月21~23日にKLコンベンションセンターで開催される2015年グローバル・トランスフォーメーション・フォーラム(GTF)で「行動の規律」と題して、自身がどのように変換を促す指導者になったかについて講演する。

州知事として活躍

 ボディービルダーから俳優や起業家に、さらにはカリフォルニア州知事に転じ、現在は教育者としても活躍するシュワルツェネッガー氏。州知事時代に同州における再生可能なエネルギーや交通、再投資に関する多数の構想を指揮したほか、不人気な車両登録料の引き上げを廃止し、不法移民への運転免許証の発行を阻止するなどの実績をあげた。
 また環境面では、米国で初めて温室効果ガスの排出に上限を設ける法案に署名し、同州の大手公益事業者や企業が温室効果ガスの排出基準を満たしていないサプライヤーと長期契約を結ぶことを禁止する地球温暖化法案に署名するといった成果を残している。

ゴー前首相も講演

 なお、このフォーラムでは、シンガポールのゴー・チョクトン前首相や国連開発計画責任者のヘレン・クラーク前ニュージーランド首相、エアアジア・グループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者なども講演の予定になっている。詳細はglobaltransformation.comで。
(9月28日スター)

広島ガス、マレーシアLNG社からLNGを購入

(マレーシア)広島ガスは9月28日、マレーシアLNG社からのLNG購入に関する売買契約を締結したと発表した。契約期間は2016年4 月から2026年 3月までの 10年間。供給量は年間約 10万トン。
 同社はマレーシアLNG社とは2005年度から売買契約を有しており、2015年度をもって契約期間の満了を迎える。このことから、平成2016年度以降の契約について協議を進めてきており、この度合意に至った。
 「マレーシアLNG社からのLNG調達により、LNGの安定的な受入および将来の需要増大への対応につながると考えている」(同社)。詳細はhttp://www.hiroshima-gas.co.jp/
(9月28日広島ガス)

行方不明の男女小学生7人、1カ月経っても見つからず

(マレーシア)ケランタン州グア・ムサンの小学校「SK Tohoi 」に通学していたオランアスリ(先住民)の生徒7人が8月23日に行方不明となってから1か月以上経った9月28日、ザヒド副首相兼内相が同校を訪れ、肉親と面会した。
 席上、ザヒド副首相は、以下のように語った。「子どもたちが姿を消してすぐ、200人態勢で捜索を続けているが、残念ながらまだ見つかっていない。そこで、警察の特別ユニットを捜索隊に合流させ、捜索を強化する。早期発見につとめる」。
 7歳~11歳の男女生徒7人は、先生の許可なく勝手に近くの川で水遊びをし、叱られると考え、学校裏手の森林保護区に逃げたという。
(9月29日スター)

新財務相にヘン・スウィーキート氏;リー首相が新内閣を発表

(シンガポール )リー・シェンロン首相が9月28日、新内閣を発表した。9月の総選挙での圧勝をうけての内閣改造である。閣僚の半数以上が新顔(横滑り組を含む)である。
 新財務相には、金融管理局(MAS)の長官を務めた教育相のヘン・スウィーキート氏が就任した。
 多発するMRTの故障で頭の痛い運輸相にはカウ・ブーンワン国家開発相がついた。カウ氏は調整相(インフラ担当)を兼任する。
 副首相兼財務相のターマン・シャンムガラトナム氏は新内閣でも調整相(経済社会政策担当)兼務の副首相を続ける。
 リー首相は今回はじめて、調整相を3人にした。テオ副首相が国家安全担当調整相を兼任する。
 また、通産相が2人になった。リム・フンキアン氏とS・イスワラン氏である。
 目立つのは、教育相代行に抜擢されたン・チーメン(47)、オン・ユクン(45)の2氏で、いずれ代行がとれて正大臣に昇格する見通しだ。
 なお、女性大臣はただひとりで、文化・コミュニティ・青年相にグレース・フーが就任した。年齢だが、大臣と大臣代行20氏の半数は55歳以下である。
 リー新内閣は、ポスト・リーの首相およびそのチーム選定が重要な任務となる。
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<リー・シェンロン改造内閣名簿>(2015年9月28日改造)
首相;リー・シェンロン
副首相兼国家安全担当調整相;テオ・チーヒエン
副首相兼経済社会政策担当担当調整相:ターマン・シャンムガラトナム
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首相府相;チャン・チュンシン
国防相;ン・エンヘン
外相; ビビアン・バラクリシュナン(新)
内相;K シャンムガム(新)
通産相;リム・フンキアン(貿易)
通産相;S イスワラン(産業)(新)
財務相;ヘン・スイーキート(新)
人的資源相; リム・スイセイ
運輸相兼インフラ担当調整相;カウ・ブーンワン(新)
国家開発相;ローレンス・ウォン(新)
情報通信相;  ヤーコブ・イブラヒム
環境・水資源相;マサゴス・ズルキフリ(新)
法相;K シャンムガム
厚相:ガン・キムヨン
教育相代行;ン:チーメン(学校)(新)
教育相代行;オン・ユクン(高等教育・技能)(新)
社会・家庭開発相;タン・チュアンジン
文化・コミュニティ・青年相;グレース・フー(新)
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(9月28日チャンネルニュースアジア)

中国との提携によりASEAN車の生産めざすマレーシア

(マレーシア)オン・カチュアン第2通産相が9月17日、中国の南寧でマレーシアはASEAN車を作り出すため中国とともに取り組んでいきたいと希望していると表明した。
 東南アジア諸国連合(ASEAN)市場向けのASEAN車を作り出すとのアイデアは新しいものではない。1980年代にマハティール首相(当時)が最初に提起した。ただし、そのアイデアは実現に移されないままできた。
 こうした中、2014年にナジブ首相が、マレーシアがインドネシアと提携してASEAN車を生産する計画を持っていると発表。ASEAN車生産構想が再び日の目をみることになった。

前進みられず
 
 このときインドネシアのジョコ・ウィドド大統領は、実行可能性調査を実施すると応じた。しかし、その後大きな前進はみられないままになっている。そこで登場したのが中国との提携構想だ。
 オン第2通産相は、「マレーシアには国民車プロトンがあり、自動車政策に関して自前の権益を擁している。中国の自動車メーカーと提携してASEAN車が生産できれば、両国にとって利益になる。可能性を追及したい」と語っている。
(9月17日チャンネルニュース・アジア)

外貨準備高、953億米ドルに;9月15日時点

(マレーシア) マレーシア中央銀行バンク・ネガラは9月22日、9月15日時点の外貨準備高は953億米ドルと発表した。これは輸入高の7.3カ月分、短期債務の1.1倍相当。8月28日時点の947億米ドルから6億米ドル増えた。
(9月28日スター)