苦情の最多は通信の遮断と料金

(マレーシア)マレーシア通信・マルチメディア消費者フォーラム(CFM)によれば、2018年に一般から寄せられた通信・マルチメディアに関する苦情でも最も件数が多かったのは、ネットワークと料金に関する苦情だった。高速ブロードバンド・サービスが遮断された、あるいはサービスが利用できなくなったなど、ネットワークの障害に関する苦情は17年の1247件から54%増え、1919件寄せられた。
 料金に関する苦情は18年9月から年末にかけて増えたが、前年の33件から505件に急増。初めて苦情件数の上位5位内に入った。新規利用者に対する魅力的なパッケージ料金が提供される一方で、サービス・プロバイダーが既存の利用者に恩恵をおよぼすような条件を設定しなかったことが苦情の主因。
 苦情の総数は前年比33%増となる6330件で、毎年苦情のトップを占める携帯電話に関するものは18年には2513件寄せられた。
 またサービス・プロバイダーの協力により、苦情の88%は苦情の受理から15日以内に解決にいたっている。
(3月28日ベルナマ通信)

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480万ヘクタールを恒久森林保護区に指定

(マレーシア)ズルプリ・シャー副水・土地・天然資源相は3月下旬、国会答弁において国家森林法に基づいて森林地域480万ヘクタールを恒久森林保護区に指定したことを明らかにした。これは半島部マレーシアの総面積の37%にあたる数字。
 同相によれば、このほか11万5399ヘクタールの地域が恒久森林保護区に指定される可能性があり、森林局は2020年までに半島部マレーシアの500ヘクタールの森林地域を保護区に指定すべく取組を進めている。
(3月28日ベルナマ通信)

イクアニミティーの保守管理に1422万リンギを拠出

(マレーシア)リム・グアンエン財務相は3月下旬、国会答弁において不正使用された政府投資ファンド、ワン・マレーシア・デベロップメント(1MDB)の資金回収の一環として、2018年8月に政府が所有権を取り戻した豪華ヨット「イクアニミティー」の保守管理に、3月までに1422万リンギを拠出したことを明らかにした。18年8月から12月末までに1100万リンギを、19年に入ってからは3月までに322万リンギを拠出したという。
 クアラルンプール高裁の管財下におかれたイクアニミティーは現在、ランカウイに停泊し、ウィルソン・ヨット・マネージメントが保守管理にあたっている。
 18年8月に海事裁判所が1MDB、1MDBエナジー・ホールディングス、1MDBグローバル・インベストメントにイクアニミティーの売却を命じる裁決を出したことを受け、政府は買い手を探している。政府は、2億5000万米ドル(約10億リンギ)とされる名目価格の約半額の1億3000万米ドル以上で売却したい意向だが、これまでのところ買い手はみつかっていない。
(3月28日スター)

未登録化粧品を大量に押収

(マレーシア)セランゴール州保健局が3月下旬、同州クランの倉庫に対する手入れを実施し、計620万リンギ相当となる未登録の各種化粧品を押収した。押収した化粧品は、近隣諸国から輸入された28種類で、製品の詳細な表記がされていなかった。
 厚生省に登録せずに化粧品を販売し有罪判決を受けた企業には、初回の違反で5万リンギ以下、2回目以降の違反で10万リンギ以下の罰金が科される可能性がある。
 化粧品や美容製品が登録されているかどうかは、国家薬剤規制庁のウェブサイト(npra.moh.gov.my)で確認できる。
(3月27日ベルナマ通信)

認知度低いマレーシア料理

(マレーシア)英国を拠点とする国際的なオンライン市場調査会社ユーガブ(YouGov)が24カ国の2万5000人を対象にこのほど実施した調査で、マレーシア料理の認知度は48%で、34カ国の料理のうち20位と低い位置にとどまった。
 認知度が最も高かったのは84%のイタリア料理で、これに78%の中国料理、71%の日本料理が続いた。東南アジア諸国では、4位にタイ料理が入り、ベトナム料理が14位、シンガポール料理が18位、インドネシア料理が19位だった。
 マレーシア料理よりシンガポール料理の順位が高かったことに関してマスターシェフ・マレーシアのジョハリ・エドルス審査員は、いくつかのマレーシア料理をシンガポールのものだとシンガポール側が主張することで料理の起源に関する誤解が生じている可能性があると指摘する。
 またマレーシアの人気有名シェフ、リズアワン・イスマイルさん(通称シェフ・ワン)は、タイ料理やベトナム料理の認知度がマレーシア料理より高いのは、タイ料理店やベトナム料理店が世界各地にあり、親しまれているのに対して、世界的にマレーシア料理店は少なく、あまりなじみがないことを理由にあげている。

自国料理への評価度高いマレーシア

 一方、自国の料理に対する評価度が最も高かったのはマレーシア人で、97%がマレーシア料理に愛着を感じると回答、シンガポール人も91%が自国の料理を評価すると答えた。逆にマレーシア料理に対する評価が最も低かったのがイタリア人で、マレーシア料理を評価するとの回答は21%にとどまった。
(3月28日スター)

首相批判はヌルル議員個人の意見

(マレーシア)希望連盟政権を構成する与党第一党・人民正義党のアンワル総裁(元副首相)が3月26日、自身の長女、ヌルル・イザ国会議員がマハティール首相に批判的な言動をとっていることに対して、ヌルル議員の個人的な意見であり、アンワル総裁や人民正義党の立場を反映したものではないと言明した。

首相を支える

 同総裁はまた、総裁自身やアンワル一家は首相の指導力をしっかり支え、首相が打ち出した構想を実行に移すのに必要な余地を与えていくつもりだと強調した。
 ヌルル議員は、議会の公共報告委員会の委員長には野党議員をあてるとの希望連盟の政権公約に反して、与党・プリブミ団結党(ブルサトゥ)のロナルド・キアンディー議員が委員長についていることに抗議して、同委員会の委員を辞任するにいたった。これに関してアンワル総裁は、政府は解決策を見出すべきだと提起した。

鞍替え

 なお、キアンディー議員は2018年8月に同委員会の委員長に任命された際には、野党・統一マレー国民組織(UMNO)に所属していたが、19年3月にUMNOを離党しブルサトゥに鞍替えしたことから、事態の紛糾を招くことになった。
 首相は、希望連盟は政権公約を守るが、代わりの適切な候補が見つかるまでキアンディー議員が委員長を務めることになるとの見解を示している。
(3月26日サン)

希望連盟に対する信頼度が大きく上昇

(マレーシア)国際的なPRコンサルティング会社エデルマンがこのほど実施した調査をまとめたエデルマン信頼バロメーターによれば、希望連盟政権に対する信頼度が前回調査時の44%から59%に大きく上昇、マレーシア人の信頼感を回復しつつあることが示された。とくに見識が広い層での信頼度は50%から69%に上昇した。

NGOと企業

 メディアに対する信頼度も44%から51%に上昇。非政府組織(NGO)に対する信頼度は57%から61%にあがった。NGOに対する信頼度はとくに見識の広い層の間で高く、74%から79%に上昇している。
 企業に対する信頼度は、全般的には56%から59%に上昇したが、見識の広い層では76%から71%に下がった。
 また、週ごとにニュースを探し出すと回答したマレーシア人は前回調査時の19%から24%に増え、週に数回、ニュースを交流サイトなどでシェアしたり、コンテンツとして投稿して拡散することがあるという人も36%から57%にまで増えた。

フェイク・ニュース

 一方でフェイク・ニュースの拡散や情報を武器として利用することに不安を感じるマレーシア人は82%に達し、世界平均の71%を上回った。
 「メディアに対する信頼度が上昇した背景には、ニュースが本当かどうかを確認するうえで伝統的なメディアを頼りする人が増えたことがある」とメディア・プリマ・グループのカマル・カリドMDと指摘している。
 エデルマンは2018年10月19日から11月16日にかけて3万3000人を対象に、オンラインで政府、非政府組織(NGO)、企業、メディアの4機関の信頼度に関する調査を実施、その結果を信頼度バロメーターとしてまとめた。
(3月27日サン)