マリナさんに「レジオンドヌール勲章」

 (マレーシア)マハティール元首相の長女、マリナ・マハティールさん(59)が3月30日、フランス政府から同国の最高勲章「レジオンドヌール勲章」を授与された。
 KLの在マレーシア・フランス大使館でおこなわれた授与式には元首相夫妻、家族、友人、知人等多数が出席した。
 クリストフェ・ペノ大使は挨拶の中で、マリナさんの受章理由について、「エイズ防止や移民問題など各方面であげた大きな業績とマレーシアのフランスとの交流促進に尽力したこと」と述べた。
 マレーシアでは、これまで、アンビカ弁護士会元会長とイスラム女性の人権擁護団体シスターズ・イン・イスラム(Sisters In Islam、SIS)の創立者ザイナ・アンワルさんが受章している。

マリナさんの横顔

 1956年5月11日生まれ。英国サセックス大学卒。1998年にインドネシアの著名カメラマンタラ・ソスロワルドノ氏と結婚。
 イスラム圏の女性の権利とHIV/エイズの問題に取り組んできている活動家。マレーシアエイズ会議前会長(1993-2005)、現在はSISの役員。長年にわたり、英字紙「ザ・スター」にコラムを連載中。
 2010年に国連によるマレーシアの「今年の顔」(UN Person of the Year)に選出され、2011年にはWomen Deliver.orgの「世界で女性と少女のために活動する最も影響力のある100人」(100 Most Inspiring People Delivering for Girls and Women)に選ばれた。
(3月30日スター)

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829人に死刑判決

 (マレーシア)2010年から2016年2月22日までの6年2カ月間に、マレーシアで死刑判決を受けた者は829人。うち12人がすでに刑を執行され、95人が恩赦で減刑となった。
 829人は、殺人、麻薬密売、武器の所持、誘拐などの罪を問われた者たちだ。以上は、ザヒド副首相兼内相が3月30日、下院答弁で明らかにした。
(3月30日スター)

「アイス」所持

 (タイ)マレーシアとの国境に近いタイ南部のサダオ検問所で3月29日、282キログラムもの麻薬「アイス」(覚せい剤)を所持していたマレーシア人容疑者2人が逮捕された。
 タイ警察のチャクティプ・チャジンダ長官が30日バンコクでおこなった記者会見で発表したところによると、2人は59歳と37歳の男で、マレーシア警察が提供した情報にもとづき、2人の所持品を検査した結果、大量の「アイス」が車内から見つかったという。

1週間に2件

 この事件の前に、タイ警察は25日に南部ハジャイでマレーシアの麻薬密売組織の構成員を計21人逮捕し、闇市場での価格にして4億リンギ相当の麻薬を押収したばかり。1週間内に麻薬密輸・密売2件、マレーシア人合わせて23人を逮捕したことになる。

タクシー運転手が抗議デモ

 (マレーシア)正式な認可を得ているタクシードライバー約100人が3月29日午前10時過ぎから約3時間、KL中心部にあるパビリオン・モール沿いの路上にタクシーを停め、アバー(UBER)やグラブ(GRAB)のドライバーの営業を禁止するよう政府に求めてデモを行った。
 道路が占拠されたかたちになっためジャラン・ブキビンタンを中心に大渋滞となり、午前11時半になって警察が解散を命じた。渋滞は午後12時半ごろに解消された。

公務執行妨害などで3人を逮捕

 警察はタクシードライバー協会のカマルディン・フセイン会長ら3人を公務執行妨害、道交法違反容疑で逮捕した。
 同会長は、「私は主催者ではないが、デモへの支持表明のため現場に赴いた。当局がネットを利用した配車サービスを容認、放任していることは許しがたい」と語った。
 自家用車を持つドライバーの副業としても画期的なサービスとして一躍注目を浴びた配車サービス。デモは隣国インドネシアでもおこなわれている。タクシドライバーの「客を奪われ、生活を脅かされている。当局は野放しにしている」との不満は高まる一方だ。
(3月30日スター)

猛暑の北部2州で学校閉鎖

 (マレーシア)3月に入ってから最高気温が37度を超す猛暑が続くマレー半島北部。教育省は3月29日、31日と4月1日の2日間ペルリス州の学校を閉鎖すると発表した。
 また、ケダ州でも31日を学校閉鎖とする決定をおこなった。29日、両州の最高気温は38.2度だった。
(3月30日NST)

オンライン詐欺の被害額、RM10億

 (マレーシア)2015年にマレーシア人がオンライン詐欺によってだまし取られた被害額は総額10億におよぶが、このうち7100万リンギはアフリカからの「ロマンス話」につられてマレーシア人女性が詐取された金額で、詐欺の内容ではもっとも被害額が大きかった。
 マレーシア警察本部商業犯罪捜査局のムルタザ局長によれば、2015年に届け出のあったオンライン詐欺の件数は1万4627件だった。中でもアフリカ人が「小包詐欺」や「恋愛詐欺」でお金をだまし取る件数が急激に増えたという。
 2014年の届け出件数は1万1931件で、被害総額は8億1600万リンギだったから、2015年は件数が20%以上、被害額は30%以上増加した。

417人逮捕

 警察は2014年に詐欺事件の実行者を610人、2015年には417人逮捕した。ムルタザ局長は「マレーシアが域内のマルチメディア拠点になりつつある中、サイバー犯罪をたくらむ外国人が流入してきているため、オンライン詐欺が増加傾向にあることは非常に警戒を要すべき事態だといえる」と指摘している。
 同局長はまた、アフリカ詐欺の被害者の90%は女性で、詐欺の対象になるのは孤独で、だまされやすく、恋愛を求めていて、貪欲に見える女性だとしている。

詐欺にあいやすい国

 一方、スカンジナビア半島やヨーロッパ、アジアで事業を展開するノルウェーの大手電話通信会社テレノール・グループが2016年初めにマレーシアやインド、シンガポール、タイで実施した調査によれば、マレーシアは4カ国の中でもっともインターネット詐欺にあいやすい国との結果が出た。

被害にあったことがある46%

 18歳から65歳までのインターネット利用者400人を対象にした調査で、マレーシアでは回答者の46%がインターネット詐欺の被害にあったことがあると回答、43%のタイを上回った。
 また、1日平均10時間ウェブサイトを閲覧していると回答したマレーシア人利用者のうち46%が友人や家族がオンライン詐欺にあったとも答えている。
(3月26日スター)

「ネット接続に使用」、利用者の60%

 (マレーシア)マレーシア通信・マルチメディア委員会が実施した2014年携帯電話利用者調査によれば、スマートフォン利用者の63.3%が携帯電話をインターネット接続に使用していると回答した。この比率は2008年調査時に11.5%、13年時の44.6%から大きく上昇している。
 また、返事をするためにスマートフォンを使ってインターネットに接続するとの回答率は90.1%に達した。
 インターネットに接続する際に利用する機器としてスマートフォンをあげた回答者も74.3%に達し、もっとも活用度の高い機器であることが示された。

携帯電話は「非常に重要」

 この調査は2014年8月と9月に携帯電話利用者2401人を対象に実施された。
 回答者のうち44.8%が携帯電話は日々の生活の中で「非常に重要」と回答、さらに51.5%が「重要」と回答し、「重要ではない」との回答は3.7%にとどまった。
 また回答者の71.4%が電話が鳴らないときでも絶えずチェックしているとして、携帯電話に気をとられていることを認めた。このうち60.9%が20~29歳の層で、13.2%は19歳以下の層だった。
(3月23日サン