サウジアラビアのサルマン国王、マレーシア訪問

(マレーシア)サウジアラビアのサルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード国王が2月27日に4日間のマレーシア公式訪問を開始した。
 政府代表団を率いる首相兼任のサルマン国王(第7代国王)を乗せた専用機は午後2時半、KLIAに到着。ナジブ首相、ヒシャムディン国防相らの出迎えを受けた。空港には一行を乗せる専用車100台が横付けされた。
 サルマン国王の東南アジア各国及びマレーシア訪問は、2015年1月の即位以来、これがはじめて。
 サウジの国王では、第3代ファイサル国王、第6代アブドゥッラー国王がそれぞれ1970年、2006年にマレーシアを訪問している。
(2月28日スター、東方日報ほか)

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北朝鮮工作機関 マレーシアを拠点に

(マレーシア)北朝鮮の工作機関である偵察総局が、国際社会の制裁を逃れるため、マレーシアの企業を介して軍事用の無線機器を取り引きしていた。ロイター通信などが国連の報告書を引用し報道した。
 北朝鮮が、マレーシアを拠点に工作活動を活発に展開していたようだ。マレーシアの華字紙「東方日報」によれば、偵察総局の拠点は、クアラルンプール中心部の「リトルインディア」にある古いビルの2階に入居している「グローバルコミュニケーション(グローコム)/(Global Communications Co、Glocom)社事務所だ。
 引用されたのは国連安全保障理事会で北朝鮮に対する制裁の履行状況を検証する専門家パネルの報告書だ。
 企業のホームページでは軍事用のさまざまな通信機器を扱っているとしている。しかし事務所となっている建物の2階の部屋には看板はなく、同じビルで働く人によるとここ数年は、ほとんど人の出入りがないという。
(2月28日スター、東方日報ほか)

公園内での喫烟、6月から即時罰金

(マレーシア)厚生省は今年6月1日から、禁煙エリアに指定されている公園内での喫烟に問答無用、違反切符を切る。
 公園は今年2月に禁煙エリアに指定された。厚生省は5月末までを取り締まり猶予期間とし、喫煙者には警告書を手渡すにとどめている。しかし、6月1日から250?5000リンギ(約6250?12万5000円)の罰金を科す。「ディスカウントはしない。5000リンギなら、5000リンギの罰金をきちんと払ってもらう」(同省担当者)。
 厚生省は、全国の公園348カ所で取り締りを実施し、2月15日までに47通の警告書を違反者に渡した。
 昨年厚生省が禁煙エリアで喫烟した者から徴収した罰金総額は444万8338リンギに達した。
 「全国には多数の公園がある。取締官は総勢4000人だが、全ての公園を毎日回ることは不可能だ。しかし全ての公園を適時巡回して取り締まる。広い公園で人けがないからと油断して喫煙しないよう警告する」(同省関係者)。
(2月28日東方日報)

36カ国から505社;LIMA 2017

(マレーシア)「ランカウイ国際海洋航空博(LIMA2017」(Langkawi International Maritime & Air2017、LIMA 2017)が、2017年3月21日~25日の5日間、ランカウイ島で開催される。マレーシア国防省とEN プロジェクツ(M) の共催だ。
 2月25日にランカウイ島を訪れたヒシャムディン国防相によると、
LIMA 2017には36カ国から505社が参加する。また、開催期間中、航空機106機と軍艦等船舶が42隻展示される予定だ。
今年は展示スペース(従来は11万9209平米)が6000平米拡大される。展示スペースの95%まですでに売り切れたという。
航空博の会場はマシュリ国際エキシビジョンセンター(Mahsuri International Exhibition Centre 、MIEC) 、海洋博はリゾートワーウド・ランカウイで催される。
 LIMAは1999年から2年に1度開催されており、LIMA2017は14回目となる。詳細はLIMAの公式サイトwww.limaexhibition.com参照。
(2月25日サン)

17年ぶりに水道料金値上げ:政府予算

(シンガポール)ヘン・スウィーキート財務相が2月20日、2017年度政府予算案(2017年4月~2018年3月)を国会に上程した。同財務相が公式の場で演説するのは、昨年5月に脳溢血で倒れて以来これがはじめて。
 新年度予算案で最も注目を集めたのは17年ぶりとなる水道料金の値上げだ。上水コストを補う意図で30%の値上げが実施される。バジェット2017の主な要点は以下の通り(ドルはシンガポールドル)。

※水道料金を30%程度引き上げる、上水生産コストの上昇分をカバーするため。7月1日から実施。
※炭素排出税を2019年に導入する。
※オンライン取引への消費税(GST)の全面適用を検討中。
※法人税の割り戻し上限を現行2万ドルから2万5000ドルに引き上げる。
※個人所得税の20%を割り戻す、上限500ドル。
※未来経済に関する委員会(Committee on the Future Economy、CFE)が提言した戦略実行のため24億ドルを計上。
※再雇用年齢を現行の65歳から67歳に引き上げる(2017年7月1日実施)。
(2月20日チャンネルニュースアジア、聯合早報)

空港に「出国禁止者用キオスク」開設

(マレーシア)出入国管理局は、出国禁止となっている可能性が高いマレーシア人を「ヘルプする」特別キオスクを4月までにKLIAとKLIA2に設置する。2月25日にKLIAを視察した出入国管理局のムスタファ・アリ局長が発表した。
 奨学金の返済や個人所得税の納税を滞納しているマレーシア人が出国禁止措置を受けている場合、出国手続の際に審査カウンター前で立ち往生してしまう。これで後続の人々が長時間待たされることになる。この問題の解消策として、出国禁止リストに記載されたマレーシア人の相談にのるキオスクが開設される。

その場で出国禁止リストから削除も

 キオスクで 国家高等教育基金公社(PTPTN)の奨学金ローンを完済し、所得税を納めれば、出国禁止リストか削除され、即時出国が可能となる。
 キオスクには、国税庁やPTPTN職員、強制積み立て年金=従業員積み立て基金(EPF)=庁の担当者らが常駐する。
(2月25日スター)

専門家チーム、残留VXを検査

(マレーシア)マレーシア警察は2月26日未明、金正男氏殺害(13日)現場となった クアラルンプール国際空港第2ターミナル(KLIA2)で、猛毒の神経剤VX残留の有無を検査した。これは、殺害された金正男氏(45)の遺体から猛毒「VX」が検出され、万一VXが残留していた場合に空港利用者への2次被害が懸念されることへの対応だ。
 防護服・防毒マスクを着用した警察の科学捜査班者や消防局隊員、原子力許認可委員会((AELB) の専門家らが同行し、防護服に防毒マスクを身につけた警察の化学・生物・放射線・核爆発物対応チームの隊員が検査機を使い、26日午前1時45分から検査した。
 検査対象は、出発ホール出入り口、正男氏が襲撃を受けた自動発券機周辺、実行犯とされる女2人が犯行後に手を洗ったトイレ2カ所、正男氏が手当てを受けた空港クリニック等だ。

「有害物質はなく、安全」

 検査実施後、セランゴール州警察本部のアブドル・サマ・マット本部長が記者会見を開き、「有害物質は見つからなかった。KLIA2全体の安全を確認した」と発表した。
(2月26日星洲日報)