MILFも対イスラム国で共闘:ヒシャムディン国防相

(マレーシア/政治) モロ・イスラム解放戦線 (MILF)もイスラム国(IS)及び賛同者たちが東南アジアの脅威になっているとの見解ではマレーシアと同じで、共闘が可能だと、ヒシャムディン国防相が9月29日にプトラジャヤで語った。マレーシア政府はMILFとフィリピン政府の和平交渉の仲介人を務めている。交渉はMILF部隊の武装解除という、重要だが問題が発生しやすい大詰めの段階にあり、ヒシャムディン国防相は29日に国防省本部ビルでMILFのムラド・イブラヒム議長と会談した。

 両者の議題は和平交渉だけでなくイスラム国及び東南アジアの賛同者対策にも及び、ムラド議長はイスラム国が東南アジア域内に影響力を広げる事態は容認できないと明言したという。

 両者間和平交渉については、「マレーシアが議長を務める来年のASEANサミットで全ての加盟国が和平交渉の当事国となることを期待している。この問題はASEAN全体が団結して解決に当たらねばならない」と述べた。

(9月30日 The Star

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水道料金値上げ報道をジョホール州首相が否定

(マレーシア/社会) 9月23日付け紙面で地元英字紙「NST」がジョホール州政府が2015年初めまでに水道料金を引き上げると報道した。

 しかしジョホール州のモハメド・カレド・ノルディン州首相は「関係諸機関から水道料金値上げに関する認可申請は受けていない。州行政議員の談話の内容が誤解されたようだ」と9月29日に州内の州営団地建設の起工式に出席した際に地元メディアに対して語り、水道料金値上げの報道を否定した。

 地元紙報道によると、公共事業・地方地域開発担当のハスニ・モハマド州行政議員は地元メディアに対して、「諸般の事情から州内の水道料金引き上げは不可避で今年末か来年初めには、値上げすることになる」と語ったという。

(9月30日 The Star

ジョホール州の水道料金引き上げへ

(マレーシア)ジョホール州が2015年初めまでに水道料金を引き上げる方針だ。引き上げ幅は10~12%となる見込みで、2011年以来の引き上げとなる。
 国家水道事業委員会は2013年に、同州の水資源の保守管理を向上させるために水道料金を22%引き上げるよう同州に勧告した。しかしジョホール州住民に与える負担を考慮して引き上げ幅を勧告よりも圧縮する方針という。

 前回の水道料金引き上げ以降2回実施された電気料金の引き上げにより水処理にかかる費用が上昇するとともに、州内の水資源の汚染対策が必要になっていることから、水道料金引き上げは不可避と判断された。
 同州の家庭用利用者の現行の水道料は、20立方メートルまでが60センで、20~35立方メートルが1.65リンギ、35立方メートル以上が2.96リンギとなっている。
(9月23日NST)

ハイテクATM強盗、被害額は300万リンギ以上

(マレーシア/社会) 電子チップ入りバンキングカードに仕込んだコンピューターウィルスを使ってシステムを乗っ取り、銀行のATMから現金を盗み取るシンジケートが9月末の週末に300万リンギ以上の現金を盗み出した。9月29日の警察発表によると、コンピュータ・ウィルスを使うこの手口がマレーシアで使われたのは今回が初めてだという。

 南米に根拠地を持つと見られるシンジケートはジョホール州、セランゴール州、マラッカ州の少なくとも14カ所のATMを荒らし回り、9月27日から28日までの48時間で300万リンギ以上の現金を奪い去った。

 被害にあったのはAffin Bank, Al Rajhi Bank and Bank Islamの3地元銀行だ。ただしハッキングされたのは各ATMのシステムに限定され、各銀行の個人預金口座などは被害を被っていないという。

 シンジケートはかなりの人出を動かし3州の複数の銀行のATMを週末に同時にハッキングした模様だ。コンピュータウィルスを仕込んだバンキングカードを使う手口は世界各国で広がっており、最新のATM管理システムはセキュリティを強化して対策済みだ。シンジケートは旧型のシステムを使用している地元銀行のみをターゲットにしたものと見られる。コンピューター・ウィルスそのものはインターネット上で容易に入手できる。しかし、電子チップ入りバンキングカードの書き換えにはそれなりの機材が必要で、銀行のシステム管理関連の内部情報も必要だ。警察は各銀行に内通者がいる可能性が高いと見て、その方面からも捜査を進めているという。

(9月30日 The Star

車の保有率でマレーシアは世界第3位:ニールセン調査

(マレーシア)国際的な大手調査会社ニールセンがこのほど公表した自動車需要世界調査でマレーシアが自動車保有率で世界第3位になった。マレーシア以外の東南アジア諸国は世界的にみれば自動車の所有率はまだ低いレベルにある。しかし自動車の購入意欲は世界的に見ても極めて高く、数年後には世界的な自動車需要をけん引する可能性を秘めている。

マレーシアの自動車保有率は93%

 マレーシアの車の保有率は93%と世界で3番目に高く、複数の車を保有している世帯の率は世界でもっとも高い54%だった。ほかの東南アジア諸国の車を保有していない世帯の比率は、フィリピンが47%、インドネシアが46%で、約半数が車を保有していない。
 その一方で東南アジア地域における車の購入意欲は高く、今後2年以内に車の購入を考えていると回答した世帯の率は、インドネシアが81%、タイが79%、フィリピンが76%、マレーシアが71%で、世界平均の65%を上回り、この4カ国は、購入意欲の高さの面では世界10位内に入っている。
 すでに車を保有している世帯の買い替え意欲も高い。インドネシアでは94%が財政事情が許せばグレードの高い車種に買い替えたいと回答、世界でもっとも高い回答率を示した。
 このほかフィリピンでは89%、マレーシアでは88%、タイでは86%の世帯が買い替え希望を表明、世界平均の78%を上回った。域内で世界平均より低かったのは、74%のシンガポールだけだった。

自動車保有はステータス・シンボル

 車を成功の重要な証、あるいはステータス・シンボルと考える車の保有者の率も高い。タイが世界最高の79%、フィリピンが72%、インドネシアが67%、マレーシアが62%、シンガポールが54%で、世界平均の52%をいずれも上回っている。
(4月16日スター)

人口増加率、過去10年間で最低の1.3%

(シンガポール)国家人口・人材部が9月25日に発表した人口概要年次報告書によれば、シンガポールの2014年6月時点の総人口は547万人で、前年6月時の540万人から1.3%増加した。
しかし、この増加率は過去10年間で最低となる率である。総人口のうち約387万人が居住者(シンガポール人、永住者)で、160万人が外国人労働者などの非居住者という構成になっている(別表参照)。
2014年6月時点の国民(シンガポール人)は前年同月時比0.9%増の334万人となった一方で、永住権保持者は前年の53万1200人から52万7700人に減少している。
政府は国民の人口減を回避するため、年間1万5000~2万5000人を帰化手続きなどを通じて新たに国民として受け入れる方針を継続する。さらに、永住権保持者の数を一定に保つため、年間3万人に永住権を付与していく計画だ。
 一方で14年6月時点の在住外国人数は、前年同月時の155万人から2.9%増の160万人となったが、外国人労働者の移入抑制をめざす政府の措置を反映して、その増加率は前年の4%から下がっている。
 実際に外国人労働者の雇用数の伸び率は2011~12年時の8.1%から2012~13年時の5.9%に下がり、2013~14年時には3%にまで低下している。

急速に高齢化社会に移行

 年齢別人口構成比をみると、2014年6月時点の65歳以上の高齢者の人口構成比は12.4%で、前年同時期の11.7%から上昇する一方、高齢者1人に対する就労人口(20~64歳)数は2004年時の7.6人から5.2人にまで減少(前年13年時は5.5人)、1990年時の10.4人との比較では半減している。このことからみても、急速に高齢化社会に向かっていることがうかがえる。
 2013年の結婚件数は2万1842件で、2012年の2万3192件から5.8%減少する一方で、平均初婚年齢は男性が30.1歳、女性が27.8歳で、男女ともほぼ前年並みだった。
 また政府の少子化対策にかかわらず、2013年の出生率は12年の1.29を下回る1.19にまで低下した。出生率の低下はどの民族にもみられたが、とくに華人の低下が大きかった。

2014年6月時点の人口統計
総人口 547万人
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・シンガポール人 334万人
・永住権保持者  52万7700人
・在住外国人   160万人
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(9月25日チャンネルニュース・アジア)

英国警察、マレーシア映画プロデューサーらを拘束

(マレーシア)英国警察が9月25日未明、フリーランスのマレーシア人映画プロデューサーとそのクルー6人をテロを計画したとの疑いで身柄を拘束された。
 マンチェンスター近郊の刑務所に拘置されたという映画プロデューサーのファロヒン・アブドルさんが釈放後にニュースチャンネル「アスロト・アワニ」に語ったところによると、一行はアイルランドからウェールズ北部のアングルシーにある町ホーリーヘッドに入ったところで入管係官に拘束された。
 「アスロト・アワニ」が午前7時45分のニュース番組で報じたところでは、拘束理由はクルーの乗っていたトレーラーから爆発物の原料となる化学品が見つかったためという。
(9月26日スター)