センザンコウ140匹を保護

(マレーシア)漢方薬、革製品の材料、食肉として利用され、密猟によって絶滅の危機に瀕している種が多いセンザンコウ。マレーシアでも、密輸寸前のセンザンコウが保護されることが少なくない。  
 5月23日、ケダ州アロスターのジャラン・レンコン・バラで、生きているセンザンコウ140匹が保護された。
 警察の発表では、州民からの情報にもとづき、同日午後2時に係官がタマン・デサ・セラヤの民家のドアをたたき壊し屋内に立ち入っての家宅捜索で、ケージに入れられた140匹を発見し保護した。借家人(華人)は不在で、家主が事情聴取を受けた。
 センザンコウはすべて野生動物保護局に搬送された。時期を見て森に返されることになる。逮捕者はまだ出ていない。
 この借家人は逮捕・起訴されれば、野生動物保護法違反で5万リンギ以上~10万リンギ以下の罰金か3年以下の禁固刑、または両方が科される。
(5月23日スター)

牧師の誘拐で、容疑者1人を逮捕

(マレーシア)今年2月13日にセランゴール州ペタリンジャヤ地区で起きた牧師レイモンド・コー・ケンジョーさん(62)誘拐事件を捜査中の警察は最近、マレー半島北部で容疑者ひとりを逮捕した。5月24日、ハリド・アブ・バカル警察庁長官が記者会見を開き発表した。
 22日、コーさんの妻スザンナ・リューさんが捜査が進展しないことに「拉致されて100日たったが、警察はほんとうに捜査しているのかと思ってしまう」と不満を表明したばかり。
 長官は、「警察は被害届けを受けたあと真剣に捜査中で、根拠のない警察批判はやめるようのぞむ」と語った。また、一部で噂されている、「イスラム教徒を改宗させようとして怒りを買った」といったコーさん拉致の理由について、長官は「その件も捜査している」と語った。

誘拐の経緯

 コーさんは2月13日、ジャランSS4B/10の路上で、愛車(プレートナンバー/ST 5515D)から、覆面をした複数の人間に拉致された。21日、家族が生還につながる情報の提供者に賞金10万リンギを贈ると発表した。犯人は複数とみられる。

3月には誤認逮捕

 レイモンド・コー・ケンジョーさん(62)誘拐事件を捜査中の警察は3月9日、KL市内アンパンで容疑者(32)を逮捕したと発表した。男は、コーさんが誘拐された翌日、家族に身代金を要求したと供述した。しかし、その後の捜査で男はでたらめを供述していただけで誘拐事件とは無関係と判明し、虚偽の通報で起訴された
(5月24日スター)

ウーバー運転手21人逮捕

(香港)香港警察は5月23日、米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズの運転手21人(男20人、女1人)を逮捕したと発表した。
 警察は、今年5月から捜査を開始し、23日に証拠がかたまったとして一斉に21人(21歳~59歳)逮捕した。第三者賠償責任保険に加入せず違法に配車を運転した容疑。この件について、ウーバーはまだコメントしていない。
 香港では、3月に香港の裁判所が運転手5人に有罪判決を言い渡している。逮捕者はさらに増えそうだ。
(5月23日チャンネルニュースアジア)

警官3人死亡、犯人2人も;自爆テロ

(インドネシア)ジャカルタのバスターミナル付近で5月24日午後9時(現地時間)ごろ、自爆テロがあり、警官3人が死亡、警官と民間人を含む数人が負傷した。テロの犯人2人も死亡した。
 カンポン・メラユ・ターミナル付近の道路でパレード中で、警官が警備と交通整理にあたっていた。午後9時頃、2人の自爆犯が相次いで爆発物を起爆させた。爆発後、道路のパレード参加者や見物人、ターミナル内外にいた帰宅途中の多数の人々がパニックに陥り、現場一帯で大きな混乱が生じた。
 犯人の所属組織は今のところ不明だ。ただし、インドネシアではイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に触発された武装集団による襲撃事件などが相次いでおり、今回もそうした過激思想に染まったグループの犯行とみられる。
(5月24日チャンネルニュースアジア)

ハラル・ギョーザをマレーシアで販売

(マレーシア)和菓子製造・販売のとかち製菓(本社:北海道河西郡中札内村、駒野裕之社長)は5月18日、ハラル・ギョーザの商品化に向け、セランゴール州の食品メーカー「DKAYベンチャーズ」(Dkay Ventures Sdn Bhd)との間でOEM(委託製造)契約を締結した。
 駒野社長と帯商の武田光史産業振興部長らがJICAマレーシア事務所(クアラルンプール)でDKAYベンチャーズの幹部と調印式に臨んだ。

地元紙も一斉に報道

 5月18日付ベルナマ、20日付十勝毎日新聞 電子版、21日付アストロワニ(astroawani)、21日付ハラルタイムズ(halaltimes)などが報じた。
 とかち製菓によるハラル対応としては、大福に次いで第2弾となる。ハラル認証手続きの上で、マレーシア国内を中心に8月の発売を目指している。
 ハラル・ギョーザの販売に当たってはマレーシアでなじみのある伝統菓子に似せた半円形とし、あんの鶏肉、皮に使う小麦粉はともに現地産を使う。月5万個を生産する計画だ。
 4月開催のマレーシア国内での国際見本市で試作品を出したところ、好評だったという。DKAYベンチャーズがハラル認証を申請し、認証を受けた自社工場で製造する。
(5月18日ベルナマ、20日十勝毎日新聞電子版)

ペラ州警察本部長が観光相を批判

(マレーシア)5月21日、ナズリ観光文化相は、「マハティール元首相)と自分の公開討論(ディベート)が不許可になったのは、同州UMNOのリ―ダー数人が警察に頼まれ、公開討論は問題だと警察に告発したためだ」と発言、ペラ州警が「事実無根」と同相を批判している。
 ペラ州警察本部のハスナン・ハッサン本部長は22日、「(ナズリ観光文化相の言ったこと)事実ではない。不許可と州内の政治家は関係ない。警察は、法律に基づき行動している。政治家は、警察を政治問題に巻き込まないようにしてほしい」と語った。
 ナズリ氏は、マレー系与党であるUMNO(統一マレー国民組織)の州支部長、青年部の中央執行委員会委員、村長らが告発した証拠として、彼らの署名入りの告発状もあると強調、「政治的干渉」だと主張している。

ディベート

 4月7日開催が決定していた両氏の公開討論は、警察が突然不許可としたため、中止に追い込まれた。ディベートは3月25日にペルリス州クアラカンサルにあるマラ・ジュニアカレッジで開催される予定だった。しかし警察の許可がおりず、延期されていた。その後、3月31日になって、開催申請を警察が受理し、4月7日にセランゴール州シャーアラムのカランクラフコンプレックスのホールでの開催が決まっていた。
(5月23日スター)

5月13日から聖火リレー;KL2017

(マレーシア)2年に1度(奇数年)、東南アジア地域において30競技以上の種目が開催される総合スポーツ大会、第29回東南アジア競技大会=「2017クアラルンプール・シーゲーム」 (KL2017) =が、2017年8月19日~8月31日(13日間)、第9回ASEAN Para Gamesが2017年9月17日~9月23日(7日間)にクアラルンプールで開催される。マレーシア組織委員会(Malaysia Organising Committee )の主催だ。
 5月13日、カイリー青年スポーツ相がシンガポールで受け取ったKL2017のトーチを陸路ジョホールバルに運び、関係者約1000人の出迎えを受けた。
 聖火リレー(トーチラン)は3月5日ブルネイでスタートし、これまで10カ国で4万人がトーチを掲げて走った。
 マレーシアでは13日にスタート、全国をくまなく回り、8月12日に最終地点のKLに到着予定だ。そして、8月19日ブキ・ジャリル・ナショナルスタジアムで開催される開会式で聖火台へ点火され、KL2017が開幕する。
  
東南アジア競技大会
South East Asian Games
 東南アジアの友好、理解、平和を目的に2年毎に開催され、6億人を超える各国民が注目する東南アジア最大の競技大会。東南アジア地域の友好、理解、平和と、オリンピック・ムーブメントの振興が目的だ。
 1959年、第1回大会がタイにて開催された。参加国はタイ、ビルマ(現・ミャンマー)、マレーシア、シンガポール、ラオス、ベトナムの6カ国。その後フィリピン、インドネシア、ブルネイ、カンボジア、東ティモールも追加され11カ国となっている。

■開催地
回 期間 開催都市 開催国
第1回 1959年 バンコク
第2回 1961年 ラングーン
第3回 1965年 クアラルンプール
第4回 1967年 バンコク
第5回 1969年 ラングーン
第6回 1971年 クアラルンプール
第7回 1973年 シンガポール
第8回 1975年 バンコク
第9回 1977年 クアラルンプール
第10回 1979年 ジャカルタ
第11回 1981年 マニラ
第12回 1983年 シンガポール
第13回 1985年 バンコク
第14回 1987年 ジャカルタ
第15回 1989年 クアラルンプール
第16回 1991年 マニラ
第17回 1993年 シンガポール
第18回 1995年 チェンマイ
第19回 1997年 ジャカルタ
第20回 1999年 ブルネイ
第21回 2001年 クアラルンプール
第22回 2003年 ハノイ、ホーチミン
第23回 2005年 マニラ、セブ
第24回 2007年 ナコーンラーチャシーマー
第25回 2009年 ビエンチャン
第26回 2011年 パレンバン、ジャカルタ
第28回 2015年 シンガポール
第29回 2017年 クアラルンプール

(5月22日スター)