日本人の価値観に学ぼうと提起

(マレーシア)マハティール首相が3月16日、プトラジャヤで開催された「連邦直轄区の若者のアイコン(象徴的な人物)を探そう」プログラムの開始式に参加した若者たちに、成功を求めるうえで日本人の尊い価値観に学ぼうと呼びかけた。首相はその一例として、責任を果たせなかった場合、日本人は恥ずかしさを感じることをあげた。
「日本人は責任を果たせなければ恥ずかしいとの思いにとらわれ、信頼を勝ち得るために一生懸命に働くという価値観を持っている。私たちはそれを見なわなければならない」(首相)。
 首相はまた、こうした要素を考慮して政府は1981年に導入したルック・イースト政策(東方政策)をあたらめて実行し、日本人の価値観をマレーシアで見習い、実践できるようにしたいと取り組んでいるとも語った。
 さらに首相は、こうした価値観をもって教育を受けた若者は、マレーシアが2025年までに先進国入りするうえで鍵になる存在となるだろうとも主張した。

「若者のアイコンを探そう」

 なお、「若者のアイコンを探そう」プログラムでは、国民住宅プロジェクトやクアラルンプール市役所の公共住宅計画の対象地に住む12~17歳の若者の中から、精神や性格面、福祉や社会的な志向、愛国心、健康で活動できな生活スタイルを送っていること、ユニークな技能や創造性を持っていること、スポーツへの熱意などの面ですぐれた若者2000人を探し出すことをめざしている。
(3月16日ベルナマ通信)

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エアアジアのフェルナンデスCEO、自身のフェイスブックを閉鎖

(マレーシア)ニュージーランドのモスクで3月15日に発生したテロ攻撃の模様がインターネット交流サイトで生中継され、ネットワーク上に「憎悪」がまき散らされたことを受け、エアアジア・グループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)が17日、自身のフェイスブックのアカウントを閉鎖。短文投稿サイト、ツイッターを閉鎖する可能性も示唆した。
 フェルナンデスCEOは、自身のツイッターに「交流サイトに流れる憎悪の数量は、善意を上回ることがある」と書き込んだ。ただし、ツイッターでの戦いは続けていくとし、すぐにツイッターをやめるわけではないことも明らかにしている。
 交流サイトの「大ファン」を自称する同CEOのフェイスブックのアカウントには約67万人のフォロワーがつき、ツイッターには約129万人のフォロワーが存在。2008年にツイッターをはじめて以来、エアアジアの業績や同CEOが共同オーナーになっている英国のサッカー・チーム、クイーンズ・パーク・レンジャーズの成績をはじめ、2万200回以上の短文投稿をおこなってきている。
(3月17日ブルームバーグ)

クライストチャーチの銃乱射、マレーシア人3人が負傷

(マレーシア) ニュージーランド(NZ)南部クライストチャーチで3月15日午後1時40分(現地時間/マレーシア時間午前8時40分)、2カ所のモスク(イスラム教礼拝所)で銃乱射事件があり、計49人が死亡し、約50人が負傷した。
 NZ警察は20代後半の男1人を殺人容疑で拘束、そのほか2人も拘束して関連を調べている。
 マレーシア外務省は15日、この事件でマレーシア人2人が負傷したと発表した。2人は病院で手当てを受けている。
 NZのアーダン首相は午後の会見で、事件について「テロ」と断定、国の警戒レベルを最高に上げた。

3人が負傷

 英字紙ニューストレートタイムズの16日報道によると、マレーシア人3人が負傷した。3人はラヒム・アーマドさん(39)、タルミジ・シュイブさん(42)、ナズリ・ヒシャム・オマルさん(46)。3人はアル・ノール・モスクに礼拝に出かけていた。
 集中治療室に搬送された腹部と背中を撃たれ重傷のラヒム・アーマドさんは16日、銃弾摘出手術を受けたという。
(3月15日、16日、17日NST、スター、ベルナマ)

ロンボク島で地震、マレーシア人観光客2人が死亡

(マレーシア)インドネシアのロンボク島で3月17日午後、マグニチュード(M)5・8の大きな地震があった。国家防災庁によると、この地震で地滑りが発生し、少なくとも観光客2人が死亡、44人が負傷した。死傷者の大半は、外国人を含む観光客である。ロンボク島はバリ島の東隣にある島。
 この地震で、島の北東部の震源近くのリンジャニ山のふもとにある観光地のケレプ・セナル滝付近で地滑りが起き、観光客40人が巻き込まれ、2人が死亡した。マレーシア外務省は17日夜、2人はマレーシア人と発表した。ほかにマレーシア人6人が行方不明となっている。
 ロンボク島では2018年7月・8月に地震が複数回発生し、500人以上が死亡、1500人が負傷した。
(3月17日NST、ベルナマ通信)

サバ州コタキナバルでヘイズ発生

(マレーシア)サバ州コタキナバルで3月16日、大気汚染指数が不健康なレベルに入る143を記録、ヘイズが発生する事態となった。同州南西部のパパーやボーフォート地域でも同指数は118となり、100以上の不健康なレベルにいたった。2月から乾燥した気候が続き、州全体で山火事が起こっていることがその原因。
 サバ州消防・救助サービス局は、「当局が対処する山火事の数が増えている」として、屋外で火を燃やす際には注意を怠らないよう求めている。
 監督者がいないままで火を燃やしたり、タバコのポイ捨てがコタキナバルやその周辺地区の山火事を引き起こす原因になっているからだ。
 3月中旬にコタキナバルの近郊にある屋外スペースに駐車してあった自動車2台が、近くにあった乾燥した草に火がついた後、燃えたのも、タバコのポイ捨てが原因とみられている。
(3月16日スター)

平和的解決で一致;マレーシア・シンガポール領海問題

(マレーシア)シンガポールのビビアン・バラクリシュナン外相は3月14日、プトラジャヤでサイフディン・アブドラ外相と会談し、領海問題を平和的に解決することで一致した。
 会談後発表された共同声明によると、両国はそれぞれ主張する港湾境界線の施行を停止するとともに、マレーシアは昨年10月25日、シンガポールは12月6日以前の境界線に戻し、境界の重複を回避する。
(3月15日スター、マレーメール)

特別結婚法廷を設立、5月に業務開始へ

(マレーシア)ムジャヒド・ユソフ首相府相(宗教事務担当)によれば、イスラム教徒の結婚や子どもの親権、扶養に関する特別法廷設立に向けての準備が最終段階に入った。検事総長や財務省、女性・家族・社会開発省など関係機関の意見をきいた後に閣議に提起される。
 離婚した元妻への生活支援や子どもの養育費の支給をおこなわない元夫の不動産を没収する権限を持つこの法廷は5月にも業務を開始する予定。
 この法廷の設立は、元夫に無視された女性の権利を守ることを約束した希望連盟の姿勢を反映し実施される措置。
(3月17日ベルナマ通信)