マハティール首相が教育相を兼任

(マレーシア)マハティール首相が教育相を、ワン・アジザ副首相が女性事務・福祉相を兼任する。21日(月)に新内閣(当初は13閣僚、その後増員)が発足する。
 5月17日、ヤヤサン・セランゴールで開かれた与党連合・希望連盟(PH)総裁会議後の記者会見で、マハティール首相がこのように発表した。首相は、これまでに内相、財務相、国防相を発表ずみ。

MACC トップ

 マレーシア汚職防止委員会(MACC)の新委員長に、シュクリ・アブドルMACC前副委員長が起用された。首相が17日の記者会見で発表した。
 前任のズルキフリ・アリ氏は辞任後に検察庁に戻った。同庁でのポストは未発表だ。同氏は2016年8月1日にMACCトップに任命された。任期は2021年7月末日までだが、政権交代直後に辞表を提出した。
(5月17日東方日報、スター)

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改革が必要な機関に検察庁、警察など

(マレーシア)賢人会議(Team of Eminent Persons 、TEP)の下に設置された機構(制度)改革委員会(Institutional Reforms Committee 、IRC)は5月16日初会合を開き、改革の対象について協議した。
 会合後、K・C・ボラ座長(元上訴裁判所判事)は、優先的に改革すべき対象として、<検察庁>、<警察>、<司法制度>、<汚職防止委員会(MACC)>、<選挙管理委員会>等を列挙した。
 1MDB事件の処理で不手際が目立ったと目される機関がずらり並んだほか、総選挙の開票結果の発表が遅れた選管が改革の対象に挙げられたようだ。IRCは60日以内に報告書をまとめ、TEPを通じて政府に提出する。
(5月17日東方日報、スター)

スクーリング選手をブランド大使に任命

(シンガポール)ヤクルト・シンガポールは5月15日、シンガポール初のオリンピック金メダリスト、競泳のジョセフ・スクーリング選手をブランド大使に任命したと発表した。英字紙ストレートタイムズが報じた。
 スクーリング選手は2020年までのパートナーシップ契約のもと、各メディアでの同社キャンペーンに協力し、プロバイオティクスの効能と市民の健康的なライフスタイルをアピールしていく。

スクーリング氏の経歴

ジョセフ・アイザック・スクーリング (Joseph Isaac Schooling )は1995年6月16日生まれ。2016年リオデジャネイロオリンピックで男子100mバタフライで50秒39のオリンピック新記録でフェルプスらを破り、金メダルを獲得した。シンガポール選手の競泳での金メダル獲得は史上初だ。
 スクーリングは移民3世シンガポール人、母のメイはマレーシア華人、父のコリンはシンガポールで生まれ。 コリンの祖父は現地のクリスタン(Kristang ポルトガル支配下のマラッカで形成されたマレー人とポルトガル人の混血のクレオール民族)と結婚したイギリス軍の将校だ。
(5月17日ST)

GST、6月1日から廃止

(マレーシア)マレーシア財務省は5月16日、現行6%の物品サービス税(GST)の税率を6月1日から0%にすると発表した。事実上の廃止である。
 GSTの廃止は、マハティール首相率いる政党連合・希望連盟(PH)が公約として掲げ、政権交代から100日以内に廃止すると約束していた。GSTは、2015年にナジブ前政権が導入した。
(5月16日東方日報、スター)

アンワル氏、国王の恩赦を受け釈放

(マレーシア)アンワル元副首相(70)が5月16日、国王の恩赦を受け釈放された。
 アンワル氏は午前11時半ごろ、入院していたクアラルンプール市内のリハビリ病院を出て、王宮を訪れ、国王に謁見、感謝の意を伝えた。マハティール首相が同席した。

午後9時半すぎから初演説

 自由の身となったアンワル氏は午後9時半すぎ、PKR青年部主催の歓迎集会が催されたペタリンジャヤ地区のパダン・ティムルに姿を見せ、支持者約1万人を前に、釈放後、はじめて演説した。
  アンワル氏は、演説で<入閣しなくてもマハティール首相を強く支持する>、<マハティール首相は国を変えてくれる(よくしてくれる)と信じている>、<BN政権が倒れ、マレーシアは新時代に入った。汚職文化をなくそう>などと述べた。集会にはアンワル氏夫人のワン・アジザPKR議長、ムヒディンPPMB筆頭副総裁、サブ国民信託党総裁も出席した。

2015年に収監
  
 アンワル氏はアジア金融危機の最中の1998年、マハティール首相(当時)と対立し、副首相を解任された。さらに2015年に連邦裁判所(最高裁)で禁錮5年の有罪判決が確定し、収監された。

18年ぶり対面

 収監中の2016年9月5日、アンワル氏はKL高裁でマハティール元首相と18年ぶりに対面し、がっちり握手、和解した。その後、「打倒ナジブ、BN政権」を旗印に共同行動をとり、政権奪取に成功した。
 アンワル氏は、1〜2年で退任すると公言しているマハティール首相の後継者である。これから補選に出馬して下院議員となり、第8代マレーシア首相になる道を歩むことになる。
(5月16日東方日報、スター)

ハリド前警察庁長官も出国禁止

(マレーシア)ハリド前警察庁長官も出国禁止となった。華字紙「東方日報」が5月16日に報じた。同氏は、「出入国管理局の指示に従う」と語っている。
 ナジブ前首相夫婦が出国禁止リストに入れられたあと、マハティール首相は、1MDB事件に関与した疑いのある人物をすべて出国禁止にすると発表ずみ。今後、出国禁止となった複数の政府高官の名前が次々と公表される見通しだ。

1MDBトップも

1MDBのアルル・カンダ・カンダサミーCEOも出国禁止となった。同氏の名前が出入国管理局のブラックリストに載っていることが5月17日にわかった。英字紙サンが報じた。
(5月16日東方日報、スター)

ナジブ前首相の私邸で家宅捜索

(マレーシア)連邦警察商業犯罪捜査局(CCID) の捜査員チームが5月16日夜、ナジブ前首相の私邸をはじめ5カ所で、家宅捜索を実施した。いずれも前首相が所有しているか、前首相と関係のある住宅である。
 CCIDの車両多数が午後8時半に、KL市内ジャラン・ランガ・ダトゥにある前首相邸に乗り入れた。1MDB事件の証拠品を押収したもようだ。家宅捜索は午前零時過ぎまで続いた。
 同日、前首相夫人の所有する高級ハンドバッグやアクセサリーなどの贅沢品の「倉庫」とみられている高級アパートでも家宅捜索が実施されたという。

顧問弁護士が事情を説明

 ナジブ氏の顧問弁護士、ハルパル・シン・グレワル氏は17日午前4時に記者団の質問に答え、タマン・ドゥタにある私邸での家宅捜索では警察は書類は押収せず、バッグなどの個人の所有物を持ち去ったと語った。
 「押収品は3、4箱分だ。今のところ、逮捕された人はいない。大きな家なので、(家宅捜索に)時間がかかった」(同弁護士)。

MCMC

 警察が16日、マハティール首相の指示にしたがい、セランゴール州サイバージャヤにあるマレーシア情報通信マルチメディア委員会(MCMC)本部ビルに警官を派遣し、出入りする車両のチェックを開始した。MCMC本部ビルからの書類持ち出しを阻止するよう命令が出ているという。
 セランゴール州警察本部のマズラン・マンソル本部長は、「予防的措置」と説明している。
(5月16日東方日報、スター)