消費税法案、国会を通過

(マレーシア/経済) 4月7日の国会で消費税法案の第3読が終了。法案は賛成多数で同日の国会で可決された。連邦政府は来年4月1日の消費税導入を目指している。
 パンディカル・アミン・ムリア国会報道官によれば法案は7時間に及ぶ討論のあと、7日午後8時に賛成多数で可決された。採決は2度実施された。一回目は賛成118票、反対81票、2回目は賛成119票、反対81票だった。2回目の採決は全マレーシア・イスラム党(PAS)のマフズ・オマール議員(Pokok Sena選出)の動議で実施されたが、賛成多数に変わりはなかった。採決中に野党議員が国会内で法案反対のプラカードを掲げるなどしたが、大きな混乱はなかった。
 消費税法案は3月31日の国会にアフマド・マスラン副財務相が提出したばかりで、約一週間の審議によるスピード可決となった。
(4月8日 The Star)

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