ペナンで2つの新空港建設計画が新たに浮上

(マレーシア/経済) ペナン州の新国際空港建設に関しては、今年3月に民間で資金を調達するという条件で、総工費16億リンギと見込まれるクリム国際空港(KXP)建設計画が連邦政府によって承認された。まもなく計画を請け負う業者を募集するための公開入札が実施される見込みだ。
 しかしここにきて、さらに2つの業者がペナン州本島側のサウス・スブラン・プライの異なるエリアでの新国際空港建設を計画していることがわかった。すでに一つの業者が建設計画の認可申請を連邦政府に提出済みで、もう一つの業者も間もなく申請の予定という。

空港建設計画

 申請済みの計画の名称はノース・マレーシア・インターナショナルエアポート(NMIA)で、数千ヘクタールに及ぶ水田を買収して空港を建設するという計画だ。
 もう一つの計画の名称はノーザン・リージョン・インターナショナルエアポート(NORIA)で、サウス・スブラン・プライの海岸の沖合5000ヘクタールを干拓して空港を建設する。2つの計画のロケーションはお互い10キロメートル程度の距離にある。
 さらに同じ消息筋によると、空港建設のための水田の買収費用は100億リンギに達し、買収面積は650ヘクタールに及び、さらに倉庫及び物量設備に400ヘクタールの用地を買収する計画だ。
 空港はケダ州、ペナン州、ペラ州の州境いという戦略的な位置にあり、年間1600万人の旅客を受け入れ可能で、最大で250万人の旅客が受け入れ可能だという。ケダとペラの主要都市及びペナン島へのアクセスにはモノレールが用意され、ペナン島までの運行距離は57キロメートルだという。

「初耳だ」

 業者は連邦政府に計画を説明し建設に向けた認可を申請したが、州政府は事情を知らされていない様子だ。地元英字紙「The Star」の問合せに対してペナン州政府の閣僚に相当する上級州執行委員会のメンバーは、この件については初耳だと答えている。
 この業者は州政府に対しては、新国際空港が建設された場合はその役目を終えるペナン島のペナン・インターナショナルエアポート(PIA)跡地の再開発についてのみ問合せ、新国際空港については言及していないとのことだ。また建設資金の調達についてはバヤン・レパスのPIA跡地の再開発で十二分に賄えるとしている。

工業団地も建設

 もう一つの新国際空港開発計画であるNORIAは国際空港建設に併せて、工業化された漁業基地建設でサウス・スブラン・プライの水産業振興を目指し、同時に電子産業向け工業団地も建設するという計画だ。
 用地はセカンドペナンブリッジとペナン・ペラの州境に挟まれた5000ヘクタールの沖合を干拓して造成するという。この件に詳しい別の消息筋はNORIAは人工島となる可能性が高いとも話している。
 漁業基地はアンダマン海とインド洋で漁獲されたマグロを処理しマレーシアとシンガポールに供給できるという。また工業団地はペラ北部とケダ南部の居住者に数万件の雇用機会を提供できるという。
(6月10日 The Star)

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