はしかの感染者数、10倍に増加

(マレーシア)厚生省によれば、ワクチンで予防できるはずのはしか(麻疹)の感染者数がこの5年間に約10倍増加している。2013年に193人だった感染者数が18年には1934人にまで増えたが、このうち予防接種を受けていない感染者は75・9%を占める1467人だった。13年に予防接種を受けていなかった感染者は、全体の68・7%にあたる125人だった。なお、18年には6人がはしかで死亡しているが、全員が予防接種を受けていなかった。
 また18年にはジフテリアで5人が死亡したが、このうち4人が予防接種を受けていなかった。百日咳でも22人の死者が出ているが、19人はワクチン接種を受けていなかった。

誤った情報が予防接種拒否招く

 同省保健局のヌール・ヒシャム局長は、ワクチン接種に対する誤った情報が交流サイトなどを通じて広がっていることで、子どもへのワクチン接種を拒む親が増え、本来予防できるはずの病気が脅威をおよぼすようになっているとの懸念を表明。
 実際に政府系クリニックでワクチン接種が拒否された件数は、13年の637件から16年には1603件にまで増加した。17年には1404件に減少したが、厚生省が民間部門や医療交流サイトのボランティアらと協力して啓発に取り組んだことがその背景にある。
 マレーシアでは1950年代から政府系クリニックで乳幼児や子どもへの無料予防接種を実施してきた。その成果や医療サービスの向上によってマレーシアの乳幼児死亡率は、1970年の1000人あたり55・9人から2017年の同8・4人まで、85%引き下げることに成功している。
(1月23日スター)

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