奨学金融資額の約70%を回収

(マレーシア)テオ・ニーチン副教育相が国会答弁で、国家高等教育公社(PTPTN)が教育ローンを貸し出した奨学生150万人からローン総額の68.62%にあたる138億6000万リンギを回収したと明らかにした。一方、返済対象者の19.65%にあたる37万3975人から計27億4000万リンギの返済が滞ったままになっているという。
 2018年9月までの時点で同公社は296万3345人に総額543億7000万リンギの教育ローンを認可した。今後は新規奨学生に対する財源や返済期間、返済能力などを考慮したうえでローン返済に関する新たな政策についての調査を実施、その結果を閣議に提出する予定だ。

5年で計150億の融資を見積もり

 2019年から23年にかけて必要となる新規および現行の学生向け教育ローンの基金額について同相は、同公社が2018年9月までに供出したローン額が24億リンギだったことから鑑みて、年額30億リンギ程度、5年で計150億リンギになるとの見積もりを明らかにした。

国家教育貯蓄制度とは

 同相はまた、教育ローンがかさむのを防ぐためにも子どもの高等教育用に早くから資金積立計画を始めるよう提起。その一環として同公社が提供している国家教育貯蓄制度(SSPN-i)を活用するのも一つの選択であるとした。
 同相によれば、SSPN-iからの引き出し額は設立時の2014年の5300万リンギから18年9月時には2億1000万リンギに増加した。その一方で、同公社の新規教育ローン額は14年の39億リンギから18年9月時に24億4900万リンギにまで縮小している。このデータを示した同相は、ローンに頼らなくても良いように、教育資金の積立を奨励していきたいとの方針を打ち出している。
(11月1日ベルナマ通信)

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