閣僚の給与めぐり国会で論戦

(シンガポール)10月1日の国会で閣僚の正確な給与額をめぐり、与野党間での論戦が交わされる場面があった。閣僚の給与に関しては9月初旬に野党・労働党のレオン・ペレイラ議員が書面で質問した。しかし、政府はボーナスの額を回答するだけにとどめたため、オンライン上で「隠された収入があるのでは」などといった誤った情報が広がり混乱を招く事態にいたった。

「閣僚の給与額は秘密事項ではない」

 こうした事態を受け、労働党のプリタム・シン書記長は給与の全額を公表するよう政府に求めた。これに対してテオ・チーヒアン副首相は、「閣僚の給与額は秘密事項ではなく、その体系には透明性が確保されている。2012年に提出した給与決定に基づき、閣僚の初任給レベルは年110万Sドルに設定されており、秘匿された手当などは存在しない」と回答。政府のウェブサイトでもその旨、公開していると述べた。
 テオ副首相は、「閣僚の給与は誤った認識に基づいて政治問題化されやすい事項である」としたうえで、「閣僚の給与額はシンガポールの平均給与の伸び率のほか、低所得層の給与、失業率なども考慮にいれて独立委員会に諮ったうえで決定している」と語り、政府が恣意的に決めるようなことはないとの姿勢を明確にした。

最善のチームによる国づくりに欠かせない

 副首相はまた、「(現在、政府の中枢を担う)第4世代に続く30代、40代の第5世代を政治指導者として引き付けるためには、公正で開放的、誠実かつ透明な枠組みを維持していくことが必要である」として、経歴豊かで職業意識にあふれた最善のチームによる国づくりには公平な枠組みが欠かせないと強調した。
(10月2日チャンネル・ニュースアジア)

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