結婚可能年齢を18歳以上に引き上げ

(マレーシア)セランゴール州がイスラム教徒女性が無条件で結婚できる最低年齢を16歳から18歳に引き上げた。これにより同州内で結婚を予定している16歳以上18歳未満のイスラム教徒女性は、結婚前にイスラム法廷に申請し、その認可を受ける手続きが必要になる。

全会一致で可決

 結婚可能年齢の引き上げを盛り込んだイスラム家族法(セランゴール州)法令およびイスラム裁判所民事手続き(セランゴール州)法令の改定法案は、セランゴール州イスラム法司法局や同州イスラム教評議会、同州イスラム教局、検察、警察、同州厚生・教育局、同州イスラム法検察局、イスラム法学者などの関係機関との協議を経て、セランゴール州議会に上程され、9月5日に全会一致で可決された。
 イスラム法では18歳以下の結婚を禁じているわけではない。しかし2001年児童法で女性の結婚可能最低年齢を18歳と規定しているのに則ってイスラム教徒女性の同年齢も18歳に引き上げた。

18歳未満の場合

 18歳未満で結婚する場合には、両親や保護者の上申書、新郎から新婦および新婦から新郎にあてた上申書、結婚理由、新郎新婦の健康状況、生活維持能力、犯罪歴の有無を明記した書類を添えてイスラム裁判所に申請することが義務づけられる。
 申請を受けた裁判所は、新郎新婦や両親、保護者などの関係者を召喚して、調査し、結婚の可否を判断する。

背景

 同州が結婚可能年齢を引き上げた背景には、7月にケランタン州の41歳の男性が11歳の少女と結婚し大きな波紋が広がった経緯がある。
 これを受けてセランゴール州のスルタン・シャラフディンがイスラム教徒女性のあまりにも若すぎる結婚の将来や社会的な影響に対する懸念を表明。同州内のイスラム教徒の結婚可能年齢を18歳に引き上げるよう指示していた。
(9月6日スター)

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