前首相子息の銀行口座を凍結

(マレーシア)政府系投資ファンド、ワン・マレーシア・デベロップメント(1MDB)の資金流用疑惑の捜査の一環として、ナジブ前首相の子息4人の銀行口座が凍結されたことがこのほどわかった。
 前首相は1MDBの傘下にあったSRCインターナショナルの資金4200万リンギを不正に流用したとして背任3件と職権乱用の罪状で4日に起訴されるなど、この件が捜査が進展をみせるなか、マレーシア汚職対策委員会(MACC)が口座を凍結した。
 口座を凍結されたのは、ヌールヤナ・ナジワ・ナジブ氏、モハメド・ノラシュマン・ナジブ氏、モハメド・ニザール・ナジブ氏、プテリ・ノルリサ・ナジブ氏の4人。子息の間からは「医療費や通常の請求書に対する支払いさえできなくなった」と苦境を訴える声があがっている。

こども8人

 ナジブ前首相とロスマ夫人の間の子どもは、ヌールヤナ・ナジワ氏とモハメド・ノラシュマン氏の2人だが、ロスマ夫人には2人の前夫との間にできた子どもが計6人いる。銀行口座凍結の対象となったモハメド・ニザール氏やプテリ・ノルリサのほか、米国での資産取得疑惑で名前があがっているリザ・アジズ氏もその中に含まれる。

口座凍結への対応で2件の告発

 この口座凍結を受け、旧与党・統一マレー国民組織(UMNO)系の非政府組織(NGO)、新マレーシア・モニターのロクマン・ヌール・アダム会長が7月上旬、ダンワンギ警察署に2の案件を告発した。
 1件はマハティール首相に対する告発で、前首相が1MDBから26億リンギを詐取したと主張するなど、2015年から18年にかけて前首相に対して根拠のない非難を繰り返したと告発している。
 2件目は、シュクリ・アブドゥルMACC委員長が前首相の直系の家族の口座を含む400以上の銀行口座を凍結したことに異議を唱える告発だ。

「報復などではない」

 一方、マハティール首相は「前首相の家族の銀行口座凍結は希望連盟政権による報復などではない」と主張。「前首相が当局の措置を間違っていると思うなら、裁判に訴えることも可能だ」との考えを示した。
(7月7日スター)

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