前首相夫人を高裁に提訴;宝石販売会社

(マレーシア)レバノンの宝石販売会社「グローバル・ロイヤルティー・トレーディングSAL」(Global Royalty Trading SAL)がこのほど、ナジブ前首相夫人ロスマ・マンソルさんを相手取り、宝石44点の返還を求める裁判を起こした。
 同社によると、ロスマさんは長年高価な宝石類を買ってくれている上得意客で、今年2月10日にダイヤ、腕輪、ネックレス等44点をロスマさんにじかに渡した。5月22日に「受け取った」ことを確認したレターがGRT社に届いた。
 しかし、5月なかばの警察による前首相関連のオフィス、住居等での家宅捜索で、ロスマさんの手元にあったこれら44点は他の物品と一緒に警察に押収された。
 その後、ロスマさんから何の連絡もなく、GRT社は宝石44点の所有権がGRT社にあることをはっきりさせ、返還を求めるべく、 クアラルンプール高等裁判所に提訴した。

長年の顧客

 同社は、「過去ずっと、まずロスマさんに商品を渡して、実物を見た上で購入するかしないかを決めてもらってきた」と説明している。2月10日に直接手渡した44点の総額は1480万米ドル(約5980万リンギ、約16億5000万円)。

下見だけ
 
 一方、ロスマさんの弁護士によると、ロスマンさんは下見をしただけで、手渡された宝石を購入した事実はないとコメントしたという。
 問題は、44点が1MDBの不正流用資金を使い購入した疑いがもたれていること。当局が44点をロスマさんに返し、GRT社に返還されれば問題はなくなる。しかし、そうでなければ、最終的にロスマさんは6000万リンギを政府に払って宝石類を取り戻し、GRT社に返還することになるのかもしれない。
(7月10日スター)

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