「新首相を全面的に支持する」;アンワル元副首相

(マレーシア)人民正義党(PKR)の実質的指導者、アンワル元副首相は5月13日ステートメントを発表し、「閣僚人事についてPH4党間でもっと協議するようにしてほしいとPKR党幹部らが願っていることを、首相に伝えた」と述べた。
 同日、アンワル氏が入院しているチェラスのリハビリ病院を訪れたマハティール首相はアンワル氏の意見に耳を傾けたという。
 アンワル氏はまたステートメントの中で、PKR はマハティール首相のリーダーシップを全力でサポートすると強調した。

会見を欠席

 ところで、12日に首相が3大臣を発表した記者会見場にPKRのワン党首が姿を見せなかった理由について、PKRのNO2でセランゴール州の州首相であるアズミン・アリ氏は13日、「都合が悪く、党首は出席できなかった。だから、首相が病院を訪れ、(アンワル氏とワン党首に)会ったのだ。「PKRは、マハティール首相・ワン・アジザ副首相体制を全力で支える」と語った。

ラフィジ発言
 
 アズミン氏はまた、ラフィジ党副総裁がマハティール首相の3大臣発表に不満を述べたことについて、「ラフィジは彼個人の意見を述べたに過ぎない。それは尊重するが、党は党の決定を下す。PKRはマハティール・ワン体制をサポートし、国民の期待にこたえていく」と語った。
(5月13日東方日報、スター)

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