8月9日に「東海岸鉄道」の起工式

(マレーシア)8月9日、セランゴール州ゴンバク(Gombak)の交通ターミナル~ケランタン州ワカフブル(Wakaf Bharu)間を結ぶ全長約600キロメートルの「東海岸鉄道(East Coast Rail Line、ECRL)プロジェクトの起工式がクアンタンで催された。
 起工式で、ナジブ首相は、「東海岸鉄道は、2030年までに年間乗客数540万人が利用し、貨物5300万トンを輸送することになり、東海岸地域のゲーム・メーカーになる」と明るい見通しを述べた。
 「この鉄道建設をまだ批判している者がいる。残念なことだ。ECRLは全国民に恩恵をもたらす。それは、最近開通したMRTが証明している。ECRLは2024年までに開通する。
 ゴンバクからコタバルまで、現在はマレー鉄道で12時間かかっているが、ECRLが開通すれば、所要時間は4時間以下と時間が大幅に短縮される。利便性が高まり東海岸3州(クランタン、トレンガヌ、パハン)の経済活動の活発化も期待できよう」。
 ナジブ首相は、ECRL事業によって、沿線となるクランタン州、トレンガヌ州、パハン州の3州の成長率が、約1.5%上昇する見込みだと説明している。

ECRL

 ECRL建設は、2016年11月1日から6日にかけて中国を訪問したナジブ首相が李克強(リー・カーチアン)首相との会談で合意したプロジェクトだ。
 中国がマレーシア輸出入銀行に550億リンギット(約1兆3600億円)の低金利融資を行い、 中国のCCCC(中国通信建設集団有限会社)がECRLの所有・運営・管理を担当するマレーシア鉄道リンク社(Malaysia Rail Link Sdn Bhd 、MRL) から建設を請負う。
 工費は550億リンギが見込まれ、そのうちの10~30%(55億~165億リンギ)は、マレーシアの建設会社に契約が回されるという。ローカルの受注企業の筆頭候補は鉄道工事の経験のあるガムダ(Gamuda)社だ。
 ECRLの工事はフェイズ1(ゴンバク~クアンタン)、フェイズ2(クアンタン~クアラトレンガヌ)、フェイズ1(クアラトレンガヌ~コタバル/ワカフバル)の3期に分けて進められる。最終的にECRL路線はポートクランまで延伸になるという。

23駅

 ECRLの設置駅は、クランタン州がワカフバル、コタバル、ジェラワト、トクバリの4駅、トレンガヌ州がカンポンラジャ、ペナリク、クアラトレンガヌ、クアラトレモンプンカランベランガン、ドゥングン、クルテ、クマシック、チュカイの9駅、パハン州がチェラティン、クアンタン・ポートシティー、コタSAS、クアンタン・セントラル、ガンバン、マラン、メンタカブ、ベントンの8駅、スランゴール州がゴンバックウタラ、ITTゴンバックの2駅、合計23駅となっている。
(8月9日スター、NST)

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中