「バンダル・マレーシア」RFP、9社が提出

(マレーシア)マレーシア財務省は今年6月、国内最大級の不動産開発プロジェクト「バンダル・マレーシア」(Bandar Malaysia )の新しい元請け(マスター・デベロッパー)を探すべく、これに関するRFP(Request For Proposal/提案依頼書)の内容を発表した。RFPは発注先候補の業者に具体的な提案を依頼する文書だ。
 マレーシアの英字紙ニュー・ストレーツ・タイムズ(電子版)が7月25日、シンガポール英字紙ストレーツ・タイムズ報道を引用して報じたところでは、日本の2社と中国の国営7社が強い関心を示し、財務省にこれまでに9件のRFPが提出されたという。

■日本と中国の9社
☆日本;大和ハウス工業/三井不動産
☆中国;中國建築國際集團有限公司=China State Construction Engineering Co Ltd、中国通信建設集団= China Communications Construction Company (CCCC)、中国葛洲覇集団=China Gezhouba Group Corporation、 緑城中国控股 =Greentown Overseas Ltd、華潤(集団)有限公司)=China Resources Ltd、万科集団=China Vanke 、 豪州John Holland(CCCCの100%出資会社)

中国大手業者が契約を破棄

 今年5月、開発事業を監督する財務省傘下のTRXシティは、マスター・デベロッパーに決まっていたIWH・CRECとの契約が破棄されたと発表。ナジブ首相は同17日、早々と、「バンダル・マレーシア」の再入札を実施する意向を明らかにし、近く新たな提案を募る考えを発表した。ナジブ首相は財務相兼任だ。
 IWH・CRECは、イスカンダル・ウオーターフロント・ホールディングス(Iskandar Waterfront Holding。IWH)と中国中鉄工事( China Railway Engineering Corp、CREC)の合弁体だ。

消えた万達集団

 ナジブ首相は5月11、12日の両日、一帯一路(海と陸の現代版シルクロード)の国際会議出席のため訪中した。その際、中国の商業不動産大手、大連万達集団の首脳と会談。一部メディアは、「バンダル・マレーシア」開発の元請けに、大連万達集団が有力候補として浮上したと報じていた。しかし、今回の報道ではRFPを出した企業に大連万達集団の名はない。

世界トップ500

 財務省が6月に発表したステートメントによると、プロポーザル(RFP)は7月5日から受け付け中。申請できるマスター・デベロッパー候補は、◆フォーチュン誌の選ぶ世界トップ500に入っている企業、◆過去3年間における売上げ額が500億リンギ以上であること、・国際的な不動産開発の経験のある企業、が条件となっている。
(7月25日NST)

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