子ども3人、狂犬病に感染[サラワク州]

(マレーシア)サラワク州で子ども3人が狂犬病に感染し発症したことが、7月1日までにわかった。シム・クイヒアン州地方自治体・住宅相は同日、保健局、獣医サービス局ほか関係機関と会合を開き、対策を協議したと発表した。
シム氏は、「パニックに陥ることなく、犬猫にかまれた場合、すみやかに最寄り病院に行き、診察を受ける事が大切だ」と語った。
 発症し感染が確認された子ども3人(4歳、6歳、7歳)はセリアン地区(Serian district)在住。スセリアンは州都クチンから南65キロメートルに位置する。2人は1カ月前に犬に噛まれたことがわかっている。残る1人は何に噛まれたかはっきりしないが、犬のようだという。
 3人はサラワク中央病院に入院し、集中治療室(ICU) で治療をうけている。病院から当局に狂犬病感染の疑いのもたれる子ども3人に関する報告は6月22日にあったという。

サバ州が犬、猫を持ち込みを禁止

 隣りのサラワク州で狂犬病が発生したことを受けて、サバ州政府はサラワク州からの動物--とくに犬、猫--の持ち込み、輸入を即日禁止した。
 ヤーヤ・フシン副州首相は1日、「長い間、東マレーシアで狂犬病は発生していなかった。サバ州ではまだ狂犬病感染者は出ていないようだ。サラワクから狂犬病ウイルスがサバに持ち込まれないよう監視し、万全の対策をこうじるようサバ州獣医局に指示した」と述べた。

2015年に感染が広がる

 マレーシアでは,1999年に狂犬病根絶を宣言したが、2015年8月下旬にマレーシアのペナン、ペルリス、ケダの3州で感染が広がり、狂犬病発生地域と宣言。数百頭の犬(主に野犬)が殺処分にされた。なお、同年10月中に狂犬病蔓延の終息が宣言された。

狂犬病とは

 主な病原体は狂犬病ウイルスで、ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からのウイルスが侵入することで感染する。人畜共通感染症のひとつで、WHOの推計によると世界で毎年5万5千人の患者が死亡している。
 狂犬病は発症するとほぼ100%死亡する疾患。犬などに噛まれた場合、必ず当日中に病院を受診し、ワクチンの接種などについて相談するようにしたい。
(7月1日NST、スター)

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