エアアジア機、エンジントラブルで引返す

(マレーシア)乗客359人を乗せてオーストラリアのパースからマレーシアに向かっていた、格安航空エアアジアX・D7237便(A330)が6月25日、離陸後1時間半すぎたあたりでエンジントラブルに見舞われ、パース空港にきゅうきょ戻った。
 D7237便は午前7時に離陸、同10時(現地時間)に空港に引き返した。乗員乗客にけがはなかった。「ごろんごろん動いている洗濯機の中にいるような感じだった」と乗客は証言している。エンジンの爆発音とともに機内の座席が激しく左右に揺さぶられたという。

元首相府相が機長を批判

 D7237便がエンジントラブルでパース空港に引返した件について、ザイド・イブラヒム元首相府相が26日ツイッターで、D7237便の機長を批判した。
  いわく、「機長は乗客に祈るようアナウンスしたが、なんてことだ。死が間近に迫っているという意味合いの言葉など言ってほしくない、機長は希望を与えるべきで、あとは神と乗客にお任せするべきだろう」。
 D7237便の機長は、「祈って下さい。私たちも祈ります。無事に帰れるように祈りましょう」とアナウンスしたという。

 エアアジアXのトップが反論

 27日、エアアジアXグループのカマルディン・メラヌンCEOがザイド氏の批判に対して、以下のようなステートメントを発表し、機長のアナウンスを正しかったと述べている。
 「安全な地上にいる人間があれこれ言うのは容易なことだ。非常にきびしい状況に置かれている中、宗教を問わず乗客に無事を祈るよう呼びかけることは間違っていない。私が機長だったとしても、D7237便の機長と同じことをしただろう」。

運輸相がクルーを賞賛

 リョウ・チョンライ運輸相は27日、「プロフェッショナルな行動をとり、乗客の安全を守ったD7237便の機長と乗務員を讃えたい」とのステートメントを発表した。運輸相はこれに加えて、D7237便のエンジントラブル問題について調査し、結果を公表するよう民間航空局に指示した。
(6月25日シンガポールST、スターほか)

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