「再捜査はない」検事総長;1MDB問題

(マレーシア)米司法省は6月15日、マレーシアの国営投資会社「ワン・マレーシア・デベロップメント(1MDB)」を巡る資金不正流用疑惑で、約5億4000万米ドルドル(約22億8500万リンギ/約600億円)の資産差し押さえをカリフォルニア州の連邦地裁に申し立てた。
 米司法省は昨年7月20日、「1MDB」から資金が不正に流用された疑いがあるとして、米国にある不動産や美術品など総額10億米ドル以上の資産の差し押さえを求める訴訟を起こしている。これと合わせ、1MDB関連の資産差し押さえの請求額は約15億ドル以上に達した。
 1MDBは、クアラルンプールを国際的な金融ハブにすることを目的に2009年に設立された。
 米司法省によると、1MDBの幹部や関係者はペーパーカンパニーなどを使って、45億米ドル以上の資金を横領し、高級不動産や宝飾品などを買いあさった。

再捜査を否定、検事総長

マレーシアのアパンディ検事総長は16日、米司法省の訴訟について、「昨年の訴訟の繰り返しであって、1MDB資金の不正流用を示す新たな証拠はない。従って、犯罪性もない」とコメント、再捜査の必要はないとの考えを示した。

MACCも検察に同調

マレーシア汚職防止委員会(MACC)のズルキフリ・アーマド委員長は17日、米司法省が1MDB資金の不正流用疑惑にからみ、5億4000万米ドルの資産差し押さえを申し立てたことについて、「米司法省からMACCには何ら連絡はない」と語った。また、「警察が担当している案件で、MACCの再捜査はない」とも語った。
(6月17日NST)

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