サラワク州、政府観光局傘下から離脱

(マレーシア)サラワク州政府は6月12日、政府観光局から離脱したと発表した。州首相府はステートメントの中で、「州政府は政府観光局からの脱退を以前から表明してきた。サラワク州観光局と観光文化省傘下の政府観光局(MTB)の仕事が重複しているからだ。本日をもって、離脱する」と述べている。
 マレーシア国内メディアは、サラワク離脱はツーリズムタックス(観光税)の導入(ナズリ観光文化相は7月1日から課税と発表)が原因と分析している。

事前の相談が無く

 サラワク州政府のアブドル・カリム州観光・芸術・文化・青年・スポーツ相が観光税導入に不満を最近表明した旨、ボルネオポスト紙が報道した。同発言へのナズリ氏の批判に州政府リーダーらが反発し、政府観光局からの撤退を決めたと、一部メディアは報じている。

カリム氏とナズリ氏の発言
 ボルネオポストは、「連邦政府がサラワク州政府との事前相談なしで同税の導入を決めたことは遺憾だ。サラワク、サバの両州にマレー半島部の各州よりもはるかに強い自治権を認めた1963年のマレーシア協定の精神を思い出すべき」とカリム氏の発言を報じた。
 これに対して、ナズリ氏は6月10日、以下のように批判した。

 「大きな口を叩く前に、(カリムは)閣僚はどうあるべきか勉強すべきだ。私も彼も同じ与党連合の閣僚で、彼は新人である。私は長年月にわたって大臣の職務についている。傲慢な言動は慎むべきだ。自分がギャングの親玉だと思っているのなら、更に大物のボスいると知るべきである」。
 「観光税の税収の大半は5つ星ホテルからの徴収分で、半島部に集中している。サラワク、サバの両州からの徴税分は多くない。それでも、税収は東西をとわずマレーシア各州に公平に分配する。ただ、完全な均等分配とはならない。納税額の多いペルリス州とサラワク州の分配が同じでは不公平となろう」。
 地元メディア報道では、サバ州もサラワク州にならい、政府観光局から離脱する意向という。
(6月13日NST)

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