5000年前の女性の人骨、ペナンで発見

(マレーシア)4月17日、ペナン州北部(マレー半島部)ケパラ・バタス(KEPALA BATAS)地区グア・ケパGuar Kepahの建設現場で、5000~6000年前の人骨が見つかった。4月25日、マレーシア科学大学 (USM)の研究チームが発表した。

年齢は35歳ぐらい

 同大国際考古学調査研究センターのモクタル・サイディン教授によると、人骨は身長約150センチメートルの女性で、年齢は35歳ぐらい。土器や石器、貝類などの副葬品も見つかった。
 発見場所は、考古学博物館の建設用地だ。上半身はほぼ完全なかたちをとどめている。しかし建設会社が基礎工事を進めていた関係で、下半身は掘削機でばらばらにされており、発掘中のスタッフが骨の破片を収集している。
 グア・ケパには貝塚遺跡があり、新石器時代から人々が居住していたことが明らかとなっている。 新石器時代とは石器時代のうちの最後の時代。磨製石器を用い、土器の製作や紡織 などの技術が発達し、一部では農耕・牧畜が始まった。日本では縄文時代がこの時代だ。

2010年から発掘調査

 グア・ケパでは、2010年から発掘調査が進められている。これまで、貝類や人骨の一部や歯などが見つかたが、人間の全身の骨が見つかったのはこれがはじめて。
 24日に現場を訪れたリム・グアンエン州首相は、「ペラ州には『ペラマン』があるが、ペナン州も『ペナンウーマン」を自慢できることになった。研究チームに数万リンギの研究費を提供するつもりだ。グア・ケパが世界遺産に登録されればと思う。ユネスコに申請するよう連邦政府に提案するつもりだ」と語った。

レンゴン渓谷の「ペラマン」

 1991年、パドゥカ・ズライナ・マジド文化遺産局教授とその考古学者チームが旧石器時代のペラの男性の骨を、レンゴン考古学博物館( Lenggong Archaeological Gallery)から約8キロの地点レンゴン渓谷で発見した。これがマレーシア最古の人骨「ペラマン」。同渓谷はヒトが住んでいたマレー半島最古の地として知られる。
 レンゴン・バレーは2012年6月30日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産に登録された。
 マレーシア最古の人骨「ペラマン」はペラ州のレンゴン考古学博物館で一般公開されている。
(4月20日スター)

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中