政府、上程を断念:イスラム法廷法改正案

(マレーシア)ナジブ首相は3月29日、統一マレー国民組織(UMNO)最高評議会定例会議後に、政府はイスラム法廷法改正案を国会に上程しないと発表した。
 ナジブ首相は昨年12月1日、UMNO定期党大会で演説し、全マレーシア・イスラム党(PAS)のハディ・アワン党首が提案したイスラム法廷法改正案を、議員立法から政府提出法案に切り替えると発表していた。
 首相によると、同年11月24日にPASとの協議で、政府案とすることで一致した。
 「イスラム法廷法改正案は、イスラム教徒に適用される。非イスラム教徒には適用されないという点を強調したい」と説明した首相は、PASのまとめた改正案を、政府が改めて検討し、その上で上程するとしていた。

改正案の骨子

 改正案は、RUU355の名称で知られる同法第2条で規定される刑罰の強化が骨子だ。現行の<3年以下の禁固刑/5000リンギ以下の罰金/6回以下のムチ打ち刑>を、<30年以下の禁固刑/10万リンギ以下の罰金/100回のムチ打ち刑>に大幅に引き上げるとしている。

上程断念を歓迎

 与党連合・国民戦線(BN)の構成党であるマレーシア華人協会(MCA)のリョウ・チョンライ総裁(運輸相)は同日、RUU355改正案上程断念の政府・与党決定を歓迎するとコメントした。
 同改正案の上程には、MCAをはじめゲラカンなどBN加盟各党から反対の声があがっていた。
(3月29日スター)

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