「ペナン州自警団は合法団体」

(マレーシア)上訴裁判所は3月28日、内務省が2014年に非合法団体と宣言したペナン州ボランティア自警団(Penang Voluntary Patrol 、PPS) について、ペナン州政府の主張を受け入れ、PPSは合法との判断を下した。PPSは、団体登録局(ROS)法下設立された団体ではないとの判断である。
 上訴裁判所はこのほか、内務省に対して、凍結したPPSの口座・資産および差し押さえたPPS所有の物品すべてを州政府に返還するよう命じた。

ペナン州のPPSとは

 PPSは2011年に民主行動党(DAP)政権のペナン州政府がパトロールや交通整理、災害時のボランティア活動などを目的に正式に設立した。団員は華人を中心に当時1万人前後に達した。40地区に296の分団があり、州政府が選挙区ごとに活動費を年2万~3万リンギを支給していた。
 
中央政府が非合法化

 2014年になって、内務省は、PPSが団体登録局(ROS)に登録されていないことを理由に活動を止めるよう指示した。活動を継続した場合には法律違反とみなして実力行使に訴えると警告した。
 これに対し同州のリム・グアンエン州首相はPPSが州政府に公認された団体だとして、警察の警告を無視して活動を継続する意向を示した。これを受けて警察は8月末に団員156人を逮捕した(翌日釈放)。
 内務省は2014年11月3日、PPS)は非合法団体だと正式に発表した。4日、カリド・シャリフ内務省事務次官が、「内務大臣は1966年団体法で付与された権限を使い、PPSを非合法団体と正式に宣言した。これに伴いPPSの口座・資産をすべて凍結した」との公式声明を発表した。
(3月28日スター)

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