手荷物作業員のストで、50便に遅れ

(マレーシア)乗客の手荷物取り扱い・運搬を請け負うグランドハンドリング会社の作業員がストライキを決行した関係で、KLIAで3月17日午前、 国内便のほかシンガポール、大阪、ダッカ等行きの約50便に遅れ(ディレイ)が出た。
 空港運営のマレーシアエアポート社(MAHB)によると、グランドハンドリング業務を請負っているエアロダラト社(AeroDarat Services Sdn Bhd.)の作業員が午前7時になっても出社せず、手荷物の積み込みが滞り、ディレイが相次ぎ、乗客約1500人に影響が出た。
 MAHBによれば、MAHBが社員を動員して作業を代行し、正午までに問題は解決した。
 航空30社の手荷物を取り扱っているエアロダラト社では、人出不足のため、作業スケジュールを手直しした。その結果、仕事の負担が増えたことに不満を抱く作業員がストに打って出たらしい。
 KLIAではエアロダラト社のほか、KL エアポートサービス社(KLAS)が、手荷物取り扱い業務を請け負っている。
(3月17日スター)

コメントを残す