(マレーシア)マレーシアのハリド警察長官が3月10日、2月13日にKLIA2で殺害された男性は金正男氏だったと最終確認したと発表。身元の最終確認に際して、家族のDNAを「特別な方法」で入手したむね明らかにした。しかし、身元確認の方法についてマレーシア各紙(14日付)はマカオ当局が保管していた正男氏の指紋データに基づいたと報じた。
正男氏は、長年、マカオで家族と暮らしていた。マレーシア各紙によると、「マレーシア警察はインターポール=国際刑事警察機構(ICPO)=を通じて中国側と協力していて、中国から20人以上の警察関係者が正男氏の身元確認プロセスやその他の面で支援してきた」。
日本やシンガポールも提供か
正男氏の指紋などの生体情報は日本やシンガポールなども保管している。正男氏の身元確認をめぐっては、日本政府も正男氏の指紋データをマレーシア当局に提供していた(日本のメディア報道)ことがわかっている。
(3月14日スター)
広告