「元首相を恐れる党員はいない」

(マレーシア)「マハティール元首相が、私の首相の座からの引き下ろしに失敗したのは、党員に恐怖感を与える事がもはやできないからだ。党総裁・首相に在職中のリーダーのみが、統一マレー国民組織(Umno)を統率できるのだ。元首相は恐怖で党を支配した。だが、党総裁辞職後は、恐怖心を与えられず、党も支配できなくなった。元首相は尊重されても、もはや恐れられてはいない。」。
 ナジブ首相は11月27日に報道された英字紙ザ・スターのインタビューの中で、このように語った。

名前すら知らない

 「元首相は在職中、州首相・党支部長らを通して党をコントロールした。だが、今では、州首相や党支部長の名前すら知らない。私はそのようなことはしない。彼らに依存はせず、彼らの仲間、一分子になっている。私は23歳で政界入りした。2つの世代にまたがり多数のリーダーと行動をともにした結果、私は様々なことを学べた」。

闘い続ける人

 ナジブ首相はインタビューの中で、2009年に会ったシンガポールの故リー・クアンユー元首相が語ったマハティール元首相の人柄に言及、次のように語った。
 「リー氏は、元首相をヘビー級のボクサーにたとえ、自身が疲れ果てるまでパンチを出し続ける人間と分析した。自分流のやり方に固執し、自分のやり方が気に入らないなら出て行け、というタイプだというのだ。 私は、元首相はいずれ私に反対するだろうとおもった。だが、あそこまで卑劣な行動に出るとは想像できなかった。リー氏の分析は正しかった」。

マキアベリズム政治の典型

 「元首相は、リム・キットシアン(民主行動党の前書記長)と同じステージに立ち、アンワル元副首相と握手した。偽善の極みであり、政治目的のためにはいかなる反道徳的な手段も許されると説いたマキアベリズム政治の典型だ。だが、同床異夢、そうした連合は長く続くとは思えない」。
(11月27日スター、NST)

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