PASがイスラム法廷法の改定動議を提出

(マレーシア)イスラム国家設立を目指す野党、全マレーシア・イスラム党(PAS)のハディ・アワン党首が11月24日、1965年イスラム法廷(刑事事件の裁判権)法の改定を求める動議を下院に提出した。
 ハディ・アワン党首は今年5月26日にイスラム刑法導入を目指す議員立法案を提出したが、審議未了で立ち消えとなっていた。
 改定案は、RUU355の名で知られる同法第2条で規定される刑罰の強化が骨子だ。現行の<3年以下の禁固刑/5000リンギ以下の罰金/6回以下のムチ打ち刑>を、<30年以下の禁固刑/10万リンギ以下の罰金/100回のムチ打ち刑>に大幅に引き上げるとしている。

大臣辞職も辞さず

 5月の議員立法案提出時には、野党だけでなく与党連合・国民戦線(BN)のマレーシア華人協会(MCA)やマレーシア・インド人会議(MIC)からも反対の声があがり、MCAとMICのリーダーらは、同法案が国会で可決成立すれば、大臣を辞任するとさえ発表した。
 MICのS・スブラマニアム総裁(厚相)が5月30日、 PASの改正案が通れば、死刑以外のいかなる刑罰も科すことが許され、憲法違反であるだけでなく、二重構造の司法制度が存在することになるとも警告した。
(11月24日スター、NST)

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