[ベルシ5.0集会]混乱なく終了

(マレーシア)ナジブ首相に辞任を要求する非政府組織(NGO)連合体「ベルシ(Bersih)の抗議デモ・集会が予定通り11月19日KL市内で決行され、主催者発表で約4万人が参加した(警察発表では1万5000人)。
 ベルシと、ベルシに対抗する与党系の市民組織である赤シャツ隊の衝突が心配されたが、大きな混乱はなく、抗議デモ・集会参加者は午後6時前に自主的に解散した。
 
午前10時に出発

 19日午前9時過ぎあたりから、ベルシの指定した集合地点であるバングサ(バンサー)と国立モスクの2カ所にデモ参加者が集まりだし、午前10時半すぎから、集会の会場とされた独立広場(メルデカスクエア)に向かった。しかし警官隊に阻止され、KLCCに会場を変更した。
 KLCCでは外遊先のスーダンから急ぎ帰国したマハティール元首相も集会に姿を見せ、演説でナジブ首相を批判し、辞任を要求した。人民公正党のワン・アジザ総裁、ムヒディン前副首相、アンビガ・ベルシ共同代表なども登壇し、演説した。集会は2時間あまり続き、参加者は午後5時45分に解散した。

赤シャツ隊は5千人

 一方、赤シャツ隊の隊列は世界貿易センターからメルデカスクエアに向かおうとしたが、警官隊に阻まれ、仕方なく、指示に従いパダン・メルボクで集会を開いた。その数およそ5000人。
 ベルシ5.0は、参加者数でみると、昨年8月末のベルシ4.0集会(2日間で約10万人)と同じ規模の集会に終わった。一方、リーダーのジャマル氏が「30万人を動員する」と豪語していた赤シャツ隊は5000人と、予想外に少なかった。

両グループの指導者を逮捕

 警察はベルシ5.0集会に絡んで、18日から19日にかけてマリア・チン代表をはじめとするベルシ関係者とこれを支持する複数の野党所属の国会議員などを逮捕し、赤シャツ隊関係者もジャマル氏ら十数人を逮捕している。
 マリア・チン代表については、顧問弁護士は19日、反テロ法の治安犯罪特別措置法=(Security Offences (Security Measures) Act: SOSMA=を適用され、最長28日間拘留される可能性があると発表し、「テロリストに適用されるSOSMAの違反でマリアさんを拘留するとは不適当であり、官憲の権力濫用だ」と批判した。
(11月19日スター)

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