治療費高く、C型肝炎患者が死亡

(マレーシア) ~医薬品の厳格な特許申請のせいで手頃な価格の治療を受けられずに死んでいくC型肝炎患者がマレーシアには多数いる~。
 すべての人が公正な医薬品による治療を受けられることを支援する国内非政府組織(NGO)、ポジティブ・マレーシアン・トリートメント・アクセス・アンド・アドボカシー・グループが最近明らかにした。英字紙ザ・スターが報じた。

C型肝炎患者は45万3000人

 同グル―プによると、マレーシアのC型肝炎患者は確認されているだけで、少なくとも45万3000人に達するが、感染に気づいていない人もいるので、実数はもっと多いはずだという。
 マレーシアではC型肝炎感染に効果的に対処するため、ほかの薬との組み合わせてソフォスブビール(SOF)が投薬される。しかしSOFを使用した3カ月間の治療経費は8万4000米ドル(35万7000リンギ相当)に達する(SOF1錠の価格は4300リンギ)。マレーシアでは、24週間の治療過程で患者が支払う金額は38万7000リンギ(約8万7430米ドル)に達する。

適切な対策を要望書で求める

 こうした事情を受け、ポジティブ・マレーシアン・トリートメント・アクセス・アンド・アドボカシー・グループは、マレーシアでの治療が手頃な価格にするよう、具体的な措置をとるよう政府に求めている。
 同グループはSOFの開発元であるギリアド・サイエンスに抗議する請願への賛同者をオンラインで集める活動を開始するとともに厚生省に要望書を提出。SOFを基にした治療薬の国内価格を適切な水準への抑制を業者に義務付けるなどの措置で、薬価高騰の原因となっている知的財産障壁に対処するよう政府に求めた。
シンガポールで集団感染発生
 10月はじめ、シンガポール総合病院(SGH)で少なくとも21人の腎臓病患者が今年4月以来、C型肝炎に感染したことが明らかになった。インスリン注射に使用された針が感染源と疑われている。これらの患者のうち8人が死亡した。
 このニュースが流れたこともあって、マレーシアでもC型肝炎に対する関心が高まっている。
(10月20日サン)

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