マレーシアと中国の関係は最高レベル;中国の習主席

(マレーシア)「現在のマレーシアと中国の関係は最高レベルにあると言ってよく、かつてないほど良好である」。
 3月27日、ボアオ・アジアフォーラム(BFA) 2015年年次 総会が開催された中国海南省のボアオを訪れたナジブ首相と45分間会談した習近平国家主席はこのように述べた。
 会談後、ナジブ首相が明らかにした。両首脳は貿易・観光・国防・教育など幅広い分野について意見を交換した。両首脳は、昨年11月北京で開かれたAPEC首脳会議にナジブ首相が出席した際にも会談している。
 BFA2015年次 総会は3月26日から29日にかけて開かれた。今回の年次総会のテーマは「アジアの新たな未来―運命共同体に向けて」だ。

(3月29日スター)

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「AAIBはASEANの成長加速させる」

(マレーシア)ナジブ首相は3月28日、中国海南省のボアオで開催されたボアオ・アジアフォーラム(BFA) 2015年年次総会で演説し、中国が提唱・主導して設立するアジアインフラ投資銀行(AIIB)について、東南アジア諸国連合(ASEAN)の成長を加速する上で役立つと高く評価した。
 「AIIB(の融資)はアジア向けの国際開発金融機関だ。増大するアジアにおけるインフラ整備のための資金ニーズに応えるAIIBによって、ASEANを含むアジアのインフラ構築がおおいに進展しよう。今年末までにASEAN共同体が発足する。今回のBFA年次総会はテーマ「アジアの新たな未来―運命共同体に向けて」だが、そういう意味でも非常にタイムリーなテーマである」。
 なお、中国の習近平国家主席はBFA年次総会の開幕式典で28日、ユーラシア大陸の東西を内陸と沿岸で結び、新たなシルクロード経済圏を作る「一帯一路」構想の計画概要を公表した。対象地域は内陸が中央アジア、中東を経て欧州まで。沿岸は東南アジア、インド洋を経て、地中海を結ぶルートだ。
(3月29日スター)

アンワル元副首相の釈放を要求、約800人がKLでデモ

(マレーシア)アンワル・イブラヒム元副首相に対する二度目の同性愛裁判で有罪判決が確定したことに抗議して釈放を要求し、同時に消費税導入に反対するグループが3月28日午後、抗議集会をKL市内のソゴー・ショッピイング・コンプレックス前で開催した。
 主催は3月7日に同じ場所で同じ趣旨の抗議集会を開いた非政府組織「最後まで闘う(Kita Lawan)」と野党連合・人民同盟(PR)。この時の参加者は5000人と言われたが、2度目の今回の集会の参加者は800人前後と少なかった(東方日報)。
 参加者は数グループに分かれて市内数カ所から出発、ソゴー前に午後4時40分頃に到着し、集会を開いたあと、午後5時10分からKLCCのペトロナスツイインタワーに向かいデモ行進したあと、同地で集会を開き、午後6時45分には解散した。
 警官多数が10台の警察車両に分乗して出動したが、デモ集会で混乱は発生せず、平和裏に終わった。
 ところで、この日、KLCCではナジブ首相令嬢の結婚披露宴がひらかれていたが、デモ・集会の影響はなかったという。
(3月28日東方日報、NST

PAS のマト筆頭副総裁等3人を逮捕

(マレーシア) 野党・イスラム党(PAS )のマト・サブ筆頭副総裁が3月28日午前12時半、ペナン州セベランジャヤで逮捕された。逮捕時、同氏はレストランで食事をしていたという。また同日、人民公正党(PKR)のティエン・チュア副総裁も28日午後2時26分に逮捕された。

 逮捕理由は不明だが、煽動法違反での逮捕の可能性がある。非政府組織「最後まで闘う(Kita Lawan)」と、PASも加入している野党連合・人民同盟(PR)が28日午後にアンワル元副首相の釈放を要求する抗議デモ・集会の開催を予定していた。

 このことから、関係者は、当局が3.28集会開催当日にマト氏とティエン氏を逮捕したのは集会参加者への警告の意味もあったのかもしれないとみている。

3月28日夜に釈放

 KL市警察犯罪捜査局(CID)のザイヌディン局長は29日、マト氏を28日午後11時に、ティエン氏を29日午後に釈放したと発表した。

(3月26日スター)

ISテロリストのイラク人2人を逮捕

(マレーシア)マレーシア警察庁公安部テロ対策課は3月36日夜、クアラルンプール市内のショッピングセンターで「イスラム国(IS)」のテロリストと見られるイラク人の男2人を逮捕した。英字紙ザ・スターが3月29日に消息筋から得た情報として報じた。カリド警察長官が2人の逮捕を認めた。
 捜査員は午後7時頃、ジャラン・アンパン沿いにあるショッピングモールで身柄を拘束した。同紙によると、2人はサウジアラビア大使館とカタール大使館に対して、要求に応じなければ3月31日にテロ攻撃を加えると脅していたという。
 テロ対策課は3月10日から2人を監視しはじめていた。容疑者のひとりは39歳、今年2月にマレーシアに入っていた。もう1人(42歳)はマレーシアに不法残留していた。
 KL市警察本部犯罪捜査局のザイヌディン局長によると、2人は両大使館に対して、「テロ攻撃計画についてもっと情報を知りたければ、まず6000リンギを出せ」との要求を突きつけていたという。
(3月29日スター)

アース・アワー2015、マレーシアでもツインタワーなどが消灯

(マレーシア/社会) 3月28日午後8時30分から午後9時30分までの一時間、マレーシア各地でビルや各種施設、さらには個人宅の灯りが消された。

 消灯はWWFが主催している「Earth Hour 2015」に賛同しての活動だ。最小限の灯りを残して消灯し環境保護への持続的な貢献などについて人々に考えてもらうというのが、その趣旨だ。

クアラルンプールでもツインタワーをはじめ、パビリオンKL、スターギャラリー、ロット10、ファーレンハイト88などのショッピングセンターやKLセントラルなどの公共施設が安全上の最低限の灯りを除き、1時間にわたって消灯された。

(3月29日 NST

リー元首相の国葬に20カ国を超える首脳が参列:安倍首相も

(シンガポール) 3月23日に亡くなったシンガポールの「建国の父」、リー・クアンユー元首相の国葬が29日にシンガポール国立大学(NUS)カルチャーセンターでとりおこなわれた。
 リー氏のひつぎを乗せた車列は、午後12時30分に棺が安置されていた国会議事堂を出発し、雨の中、シンガポール中心部を回り国葬会場に向かった。会場までの15.4キロメートルの沿道に集まった国民(10万人)からは元首相の名前を呼ぶ声などが上がり、国旗を振って見送った。
 国葬には安倍首相をはじめ、マレーシアのハリム国王、インドのモディ首相、アメリカのクリントン元大統領、キッシンジャー元国務長官や韓国の朴槿恵大統領、豪州のアボット首相、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領、カンボジアのフン・セン首相、ミャンマーのテインセイン大統領らなど20カ国を超える首脳ら約2000人が出席した。ナジブ首相は国際会合に出席するため26日に弔問をすませ、国葬には参列しなかった。
 リー氏の長男のリー・シェンロン首相は弔辞で、「われわれ全てを長年導いてきた光が消えた」、「リー氏は、国際的なシンガポールの地位を高めた」などと父親の業績をたたえ、「リー氏の掲げたたいまつを手に持ち続け、より明るい火を点して行こう」と国民に呼びかけた。 国葬は午後2時から午後5時15分までで、その後遺体は関係者のみが見守るなかで火葬された。
(3月30日チャンネルニュースアジア)